イングランド勢対決のCL決勝は予定通りイスタンブール開催へ! トルコのロックダウンにより渡航懸念も…
2021.05.06 22:50 Thu
欧州サッカー連盟(UEFA)は、イングランド勢同士の対戦が決定した今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝をイスタンブールで開催する当初のプランを変更するつもりはないようだ。イギリス『ガーディアン』など複数メディアが伝えている。
これにより、新型コロナウイルスの感染防止対策の観点で、以前から懸念された決勝戦の開催地変更の機運が高まり、イングランドでの開催を望む声が出ている。
この決勝は今月29日にイスタンブールのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥで開催予定だが、開催地のトルコは新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しており、先月29日から今月17日までの期間に全国的なロックダウン(都市封鎖)措置を実施している。
現状の見通しでは決勝戦開催までにロックダウンは解除される見込みだが、両チームを中心に感染リスクのより高い同地での開催を懸念。さらに、現時点で未発表も有観客での開催が想定されている中、シティとチェルシーのサポーターに対して数千枚のチケットが割り当てられるとの情報もあり、その場合イギリス政府がトルコへの渡航を許可しない可能性も指摘されている。
しかし、UEFAのスポークスマンは現時点でCL決勝の開催地をイスタンブールから変更する意向はないことを明言している。
「UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦は、5月29日にイスタンブールで開催されますが、観客数は限られており、5月17日まで実施される一時的な封鎖措置が試合に影響を与えることはないと確信しています」
「また、UEFAはトルコサッカー連盟、地元および国の当局と緊密に協力して、試合を安全に実施するための努力を続けています」
「試合の収容人数、移動手段、チケットの詳細については、週明けに発表する予定です」
両チームやそのサポーター、イングランドのフットボールファンのことを考えれば、感染が落ち着いている自国での開催を望む声は当然と言えるが、UEFAはあくまで当初のプランを遂行することを重視しているようだ。
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今週に行われたCL準決勝の結果、今シーズンのCL決勝進出チームはマンチェスター・シティとチェルシーのイングランド勢2チームに決定した。この決勝は今月29日にイスタンブールのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥで開催予定だが、開催地のトルコは新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化しており、先月29日から今月17日までの期間に全国的なロックダウン(都市封鎖)措置を実施している。
現状の見通しでは決勝戦開催までにロックダウンは解除される見込みだが、両チームを中心に感染リスクのより高い同地での開催を懸念。さらに、現時点で未発表も有観客での開催が想定されている中、シティとチェルシーのサポーターに対して数千枚のチケットが割り当てられるとの情報もあり、その場合イギリス政府がトルコへの渡航を許可しない可能性も指摘されている。
そういった諸々の事情もあり、イングランドでは決勝の開催地をアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥから両チームの本拠地以外のイングランドのスタジアムで開催すべきとの声も出ていた。
しかし、UEFAのスポークスマンは現時点でCL決勝の開催地をイスタンブールから変更する意向はないことを明言している。
「UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦は、5月29日にイスタンブールで開催されますが、観客数は限られており、5月17日まで実施される一時的な封鎖措置が試合に影響を与えることはないと確信しています」
「また、UEFAはトルコサッカー連盟、地元および国の当局と緊密に協力して、試合を安全に実施するための努力を続けています」
「試合の収容人数、移動手段、チケットの詳細については、週明けに発表する予定です」
両チームやそのサポーター、イングランドのフットボールファンのことを考えれば、感染が落ち着いている自国での開催を望む声は当然と言えるが、UEFAはあくまで当初のプランを遂行することを重視しているようだ。
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