元ドイツ代表GKレーマン氏がヘルタ・ベルリンの監査役を解雇…元ドイツ代表DFへの発言が人種差別と問題視
2021.05.05 21:10 Wed
ヘルタ・ベルリンは4日、クラブの監督委員会のメンバーである元ドイツ代表GKイェンス・レーマン氏の解任を発表した。
ヘルタの発表によると、レーマン氏が人種差別的な発言をしたことが関係しているとのことだ。
事件が発覚したのは、現在はドイツ『スカイ』で解説者を務めており、現役時代はドイツ代表DFとしてもプレーしたデニス・アオゴ氏が、インスタグラムのストーリーズで1枚のスクリーンショットを公開。これはレーマン氏からの『Whatsapp』のメッセージだった。
そのスクリーンショットには、「デニス、実は君は黒人のクォーターなのか?」と書かれており、アオゴは「うわ…本気か?イェンス・レーマン、そのメッセージはおそらく私に送るべきではない」とコメントしていた。
この件についてレーマン氏は自身のツイッターを通じて謝罪。「私の携帯電話から、デニス・アオゴへのプライベートメッセージで、ある印象を与えてしまい、会話の中で謝罪しました」とし「元代表選手の彼は、とても知識が豊富で、存在感がある」と擁護していた。
ヘルタの発表によると、レーマン氏が人種差別的な発言をしたことが関係しているとのことだ。
そのスクリーンショットには、「デニス、実は君は黒人のクォーターなのか?」と書かれており、アオゴは「うわ…本気か?イェンス・レーマン、そのメッセージはおそらく私に送るべきではない」とコメントしていた。
この件についてレーマン氏は自身のツイッターを通じて謝罪。「私の携帯電話から、デニス・アオゴへのプライベートメッセージで、ある印象を与えてしまい、会話の中で謝罪しました」とし「元代表選手の彼は、とても知識が豊富で、存在感がある」と擁護していた。
しかし、ヘルタ・ベルリンはこのメッセージを問題視。レーマン氏との契約を直ちに終了することを決定したと発表。「このような発言は、ヘルタ・ベルリンが支持し、積極的にキャンペーンを行なっている価値観に決してふさわしくありません。あらゆる形態の人種差別から距離を置き、テナー・ホールディングの動きを歓迎します」と今回の決断の理由を説明した。
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