法律の抜け穴?スタジアム観戦を禁じられたサポーターたちがショッピングモールに集合
2021.05.05 20:30 Wed
スウェーデンクラブのサポーターの一部が、政府に抗議している。イギリス『サン』が伝えている。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響もある中、スウェーデンのアルスヴェンスカン(1部リーグ)では、4月に2021シーズンが開幕した。
新シーズンから観客を動員できることが認められていたものの、サッカーのスタジアムに集まれる人数は8名。これはスウェーデン政府が取り決めたものである「催し事には最大8名の参加を認める」というものが適用された形だった。
そのため、アルスヴェンスカンの開幕戦、AIKソルナvsテーゲルフォルシュの試合も収容人数が5万人に対し、観客は8名のみだった。
しかし、同じ日にストックホルムにあるスカンセン動物園は5000人の入場が許可されていただけでなく、無料でアクセスできる公共の場所に入場制限はない。
スウェーデンは、現在1人あたりの新型コロナウイルスの発生率が世界で最も高い国の1つとなっている状況。死亡率も日本の20倍という状況だが、ショッピングセンターや動物園などはそれでも多くの人が出歩くことが可能となっている。
そのため、アルスヴェンスカンの開幕戦、AIKソルナvsテーゲルフォルシュの試合も収容人数が5万人に対し、観客は8名のみだった。
しかし、同じ日にストックホルムにあるスカンセン動物園は5000人の入場が許可されていただけでなく、無料でアクセスできる公共の場所に入場制限はない。
そこで、スポーツが他の分野と異なる扱いを受けることに対して怒ったサポーターの一部は、2日にホームで行われたエルフスボリ戦のタイミングでストックホルムにある屋内ショッピングモールに集合し、スタジアムさながらの応援を決行。そこには、太鼓やフラッグ、そして現在施行されている法律を非難するような文言が書かれた横断幕もあった。
スウェーデンは、現在1人あたりの新型コロナウイルスの発生率が世界で最も高い国の1つとなっている状況。死亡率も日本の20倍という状況だが、ショッピングセンターや動物園などはそれでも多くの人が出歩くことが可能となっている。
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