ボイコットに賛同するアンリ氏「SNSに反対する流れができた」 自身も3月にSNSから撤退
2021.05.04 14:48 Tue
元フランス代表のティエリ・アンリ氏がイングランドサッカー界で行われたSNSボイコットに賛同している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
自身も今年3月、人種差別を受けたことを理由に全てのSNSから身を引いたアンリ氏はテレビ番組『マンデー・フットボール』に出演した際、ボイコットについて言及。SNSに反対する風潮が生まれたことを喜んだ。
「みんなが話し合ったからこそ、こういった活動がスタートできた。ちなみに私はまだSNSを止めたままだ」
「結局のところ、もし私がSNSをやめなかったら、誰も私の言葉を聞いてくれなかっただろう。しかし、私がSNSをやめてからは多くの人がそのことについて話してくれたし、SNSに反対するような流れができた 」
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SNSにおいて、とどまることのない匿名での選手に対する誹謗中傷や人種差別。これに反対する運動として、プレミアリーグ、EFLなど、イングランドの男女リーグに所属するプロチームは4月30日から5月3日までの4日間、SNSでの一切の活動を停止するというボイコットを決行した。「みんなが話し合ったからこそ、こういった活動がスタートできた。ちなみに私はまだSNSを止めたままだ」
「結局のところ、もし私がSNSをやめなかったら、誰も私の言葉を聞いてくれなかっただろう。しかし、私がSNSをやめてからは多くの人がそのことについて話してくれたし、SNSに反対するような流れができた 」
また、「人種差別やいじめ、ハラスメント、虐待などの様々な問題が、サッカー選手に対してのものだけではないと知ってもらえたことが何よりも嬉しい。子どもがいる人は、自分たちの子どもが被害に遭うのを見たくないと思う」ともコメント。SNSはサッカー選手のみならず、子どもにも精神的苦痛を与えると警鐘を鳴らした。
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