「見捨てるのか?」契約解除でチームを去ったFW浅野拓磨に同僚FWが憤慨「これは前代未聞」
2021.05.03 18:22 Mon
一方的な退団を通告したことが大きな問題となっている日本代表FW浅野拓磨だが、チームメイトが怒りをあらわにしている。セルビア『Mondo』が報じた。
2日、パルチザン・ベオグラードからの退団を自身のブログで発表した日本代表FW浅野拓磨(26)。その理由には給与の未払いやクラブの不誠実な対応を挙げており、非常にショッキングな出来事となった。
一方で、クラブもこの件について声明を発表。浅野の退団を発表するとともに、契約違反だとして国際サッカー連盟(FIFA)に浅野を訴えると反論。泥沼の展開となっている。
浅野の主張ではクラブ側の不義理もある中で、一方的な契約解除が問題となれば、FIFAからの出場停止処分も下される可能性がある浅野。そんな中、チームメイトである元セルビア代表FWラザール・マルコビッチが憤慨している。
マルコビッチはパルチザンの下部組織出身で、2011年7月にファーストチーム昇格。その後は、ベンフィカやリバプールへと移籍したが、リバプール行きが大失敗に。フェネルバフチェ、スポルティング・リスボン、ハル・シティ、アンデルレヒト、フルアムなどへのレンタル移籍を繰り返すと、2019年9月にパルチザンへと復帰していた。
「正直なところ、この聖なる日(メーデー)にとても失望しているし、言葉がない。自分のために、そして全てのチームメイトのためにこれを言う」
「今日は休日だ。僕たちには休日がある。誰とも話す時間はなかったけど、明日このトピックがチームとして僕たちを待っているのに、トレーニングを行う」
「これはお金や給料ではなく、クラブとその中にいる僕たちとの関係についてだ。誰もが誤解しないように言えば、お金のために誰もが働いているし、それは支払われるべきだ。でも、何かを起こす方法とタイミングはある」
「僕はそれについて言っている。パルチザンで育った人間として、そしてチームメイトと一緒に何カ月も、何年もの間、チームのクレストのために戦ってきた」
「パルチザンに来た全ての外国人は、常に僕たち全員からリスペクトされていた。そして、僕たちは彼らが最高のパフォーマンスを出せるように、試合でも彼らを助けた。それはアサノの場合も当てはまる」
「彼はキャリアでも良いシーズンをプレーし、チームのために20ゴールを決めている。彼がピッチに1人でいたからではない。それなのに、これが感謝の気持ちなのか?」
「シーズンの終わりと、カップ戦決勝の3週間前に、チーム全体、監督、チームメイト、クラブを見捨てるのか? 全ての電話をオフにし、日本に行き、誰にも別れを告げないのか? その日の夜、僕たちはアウェイからバスで戻ってきた。彼が何をしているかわからなかったが、笑顔で幸せそうだった。これは前代未聞だ」
「パルチザンに居たくない人間には、居場所はない。僕たちは団結し、さらに強くなって戦い続ける」
2日、パルチザン・ベオグラードからの退団を自身のブログで発表した日本代表FW浅野拓磨(26)。その理由には給与の未払いやクラブの不誠実な対応を挙げており、非常にショッキングな出来事となった。
浅野の主張ではクラブ側の不義理もある中で、一方的な契約解除が問題となれば、FIFAからの出場停止処分も下される可能性がある浅野。そんな中、チームメイトである元セルビア代表FWラザール・マルコビッチが憤慨している。
マルコビッチはパルチザンの下部組織出身で、2011年7月にファーストチーム昇格。その後は、ベンフィカやリバプールへと移籍したが、リバプール行きが大失敗に。フェネルバフチェ、スポルティング・リスボン、ハル・シティ、アンデルレヒト、フルアムなどへのレンタル移籍を繰り返すと、2019年9月にパルチザンへと復帰していた。
マルコビッチは主に右ウイングでプレーし、3トップで浅野とプレーすることも多かった存在。しかし、今回の浅野がとった行動に怒りを露わにし、浅野の不満を理解しながらも、シーズン終盤であり、カップ戦決勝を控える中での一方的な退団はあり得ないと糾弾した。
「正直なところ、この聖なる日(メーデー)にとても失望しているし、言葉がない。自分のために、そして全てのチームメイトのためにこれを言う」
「今日は休日だ。僕たちには休日がある。誰とも話す時間はなかったけど、明日このトピックがチームとして僕たちを待っているのに、トレーニングを行う」
「これはお金や給料ではなく、クラブとその中にいる僕たちとの関係についてだ。誰もが誤解しないように言えば、お金のために誰もが働いているし、それは支払われるべきだ。でも、何かを起こす方法とタイミングはある」
「僕はそれについて言っている。パルチザンで育った人間として、そしてチームメイトと一緒に何カ月も、何年もの間、チームのクレストのために戦ってきた」
「パルチザンに来た全ての外国人は、常に僕たち全員からリスペクトされていた。そして、僕たちは彼らが最高のパフォーマンスを出せるように、試合でも彼らを助けた。それはアサノの場合も当てはまる」
「彼はキャリアでも良いシーズンをプレーし、チームのために20ゴールを決めている。彼がピッチに1人でいたからではない。それなのに、これが感謝の気持ちなのか?」
「シーズンの終わりと、カップ戦決勝の3週間前に、チーム全体、監督、チームメイト、クラブを見捨てるのか? 全ての電話をオフにし、日本に行き、誰にも別れを告げないのか? その日の夜、僕たちはアウェイからバスで戻ってきた。彼が何をしているかわからなかったが、笑顔で幸せそうだった。これは前代未聞だ」
「パルチザンに居たくない人間には、居場所はない。僕たちは団結し、さらに強くなって戦い続ける」
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