メッシ“668ゴール”の始まりは16年前の今日、18年目は訪れるのか
2021.05.01 12:05 Sat
バルセロナの象徴であるFWリオネル・メッシが、今日までクラブで積み上げてきたゴールは「668」。その間に勝ち取ったタイトルは「35」にのぼる。メッシがカンプ・ノウでゴールネットを揺らす。今では当たり前のようになったこの光景だが、バルサファンが初めて目にしたのは今から16年前の2005年5月1日だった。
当時ラ・リーがで首位に立っていたバルセロナは、第34節でアルバセテをホームに迎えた。66分にはFWサミュエル・エトーが先制点を挙げたものの、中々試合を決定付けることができずにいた。
そんな中、フランク・ライカールト監督はエトーに代えて、前年10月にデビューしたばかりの17歳の少年、メッシを投入。残り時間2分で途中出場となったメッシだったが、すぐに存在感を発揮する。
FWロナウジーニョの浮き球のパスを相手DFの裏で受けたメッシは、そのままゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。初ゴールはお預けかと思われた。
メッシが17歳と10カ月7日で決めたこのゴールは、後にFWボージャン・クルキッチに塗り替えられるまで、バルセロナのクラブ最年少得点者記録であった。
あれから16年。メッシとバルセロナには別れの時が近づいている。2020年夏にメッシがクラブに対してトランスファーリクエストを提出したことは世界中で大きな話題に。最終的にはクラブへの残留を決めたものの、今シーズン限りで契約が満了する状況はいまだ変わっていない。
それでも、ジョアン・ラポルタ会長が再任してからは、契約延長への動きも見られ、クラブの財政再建のためにメッシが大きな減俸を受け入れるという話も出ている。
これから先も「ブラウグラナ(カタラン語で青とえんじ)」のユニフォームに身を包んだメッシがゴールネットを揺らすシーンを見ることができるのか。今オフの動きは、大きな注目を集めることだろう。
そんな中、フランク・ライカールト監督はエトーに代えて、前年10月にデビューしたばかりの17歳の少年、メッシを投入。残り時間2分で途中出場となったメッシだったが、すぐに存在感を発揮する。
FWロナウジーニョの浮き球のパスを相手DFの裏で受けたメッシは、そのままゴールネットを揺らすが、これはオフサイドの判定。初ゴールはお預けかと思われた。
それでも、後半アディジョナルタイム1分に同じような展開からロナウジーニョの浮き球のパスにメッシが反応。今度はオンサイドでボールを受け、相手の裏をとると、GKとの1対1を迎える。すると、メッシは17歳の少年とは思えない落ち着きをゴール前で見せると、GKを嘲笑うかのようなループシュート。弧を描いたボールはGKの頭上を越え、今度こそ正真正銘の初ゴールを決めた。
メッシが17歳と10カ月7日で決めたこのゴールは、後にFWボージャン・クルキッチに塗り替えられるまで、バルセロナのクラブ最年少得点者記録であった。
あれから16年。メッシとバルセロナには別れの時が近づいている。2020年夏にメッシがクラブに対してトランスファーリクエストを提出したことは世界中で大きな話題に。最終的にはクラブへの残留を決めたものの、今シーズン限りで契約が満了する状況はいまだ変わっていない。
それでも、ジョアン・ラポルタ会長が再任してからは、契約延長への動きも見られ、クラブの財政再建のためにメッシが大きな減俸を受け入れるという話も出ている。
これから先も「ブラウグラナ(カタラン語で青とえんじ)」のユニフォームに身を包んだメッシがゴールネットを揺らすシーンを見ることができるのか。今オフの動きは、大きな注目を集めることだろう。
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