ついに正式に交渉開始か、バイエルン退任が決まったフリック監督がドイツ代表の指揮官へ
2021.04.28 16:55 Wed
今季限りでバイエルンの指揮官を退任するハンジ・フリック監督に対し、ドイツサッカー連盟(DFB)がドイツ代表監督としての交渉を開始したようだ。ドイツ『キッカー』が報じている。
現在ドイツ代表を率いているヨアヒム・レーブ監督は、ユルゲン・クリンスマン前監督の後任として2006年7月にドイツ代表監督に就任。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)を制するなど、ドイツの一時代を築いていた。しかし、2022年にカタール・ワールドカップを控える中、今年開催されるユーロ2020を最後に退任することを発表。DFBは後任探しに動いていた。
フリック監督はユーロ2020をもって退任するレーブ監督の後任の最有力候補として、かねてから目されていたものの、バイエルンとの契約が2023年6月30日まで残っており、難しいものとみられていた。しかし、フリック監督は早期にバイエルンの監督を退任することを明言。このフライング発表にはバイエルン側が苦言を呈していた。
しかし、27日に現在RBライプツィヒで指揮を執るユリアン・ナーゲルスマン監督が来シーズンからバイエルンで指揮を執ることが正式に決定。これを受けて、バイエルンはフリック監督との契約を早期に解除することを発表し、DFBとしては障壁がなくなった状況となった。
『キッカー』によれば、DFBは「ハンジ・フリック監督がDFBから高い評価を受けていることは、広く知られている。そういった背景から、我々はフリック氏やバイエルンの責任者との話し合いを行なっていく考えである」と声明を発表したとのことだ。
フリック監督は2006年9月から2014年8月までドイツ代表のアシスタントコーチとしてヨアヒム・レーブ監督を支え、2014年のブラジルW杯以降、2017年1月まではDFBのスポーツ・ディレクターを務めていた。
また、2019年7月にニコ・コバチ監督の下でバイエルンのアシスタントコーチに就任すると、コバチ監督が解任された2019年11月にアシスタントコーチから暫定監督に昇格。瞬く間にチームを立て直して正式監督に就任し、昨季は7年ぶりの3冠へと導き評価が上昇。今季もブンデスリーガ優勝に王手をかけており、高く手腕が評価されている。
現在ドイツ代表を率いているヨアヒム・レーブ監督は、ユルゲン・クリンスマン前監督の後任として2006年7月にドイツ代表監督に就任。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)を制するなど、ドイツの一時代を築いていた。しかし、2022年にカタール・ワールドカップを控える中、今年開催されるユーロ2020を最後に退任することを発表。DFBは後任探しに動いていた。
しかし、27日に現在RBライプツィヒで指揮を執るユリアン・ナーゲルスマン監督が来シーズンからバイエルンで指揮を執ることが正式に決定。これを受けて、バイエルンはフリック監督との契約を早期に解除することを発表し、DFBとしては障壁がなくなった状況となった。
『キッカー』によれば、DFBは「ハンジ・フリック監督がDFBから高い評価を受けていることは、広く知られている。そういった背景から、我々はフリック氏やバイエルンの責任者との話し合いを行なっていく考えである」と声明を発表したとのことだ。
DFBはレーブ監督の後継者を探す際に、既存の契約関係にある監督には交渉しないことを常に強調してきたが、フリック監督とバイエルンとの契約解除が正式に発表された今、早速アプローチを仕掛けるようだ。
フリック監督は2006年9月から2014年8月までドイツ代表のアシスタントコーチとしてヨアヒム・レーブ監督を支え、2014年のブラジルW杯以降、2017年1月まではDFBのスポーツ・ディレクターを務めていた。
また、2019年7月にニコ・コバチ監督の下でバイエルンのアシスタントコーチに就任すると、コバチ監督が解任された2019年11月にアシスタントコーチから暫定監督に昇格。瞬く間にチームを立て直して正式監督に就任し、昨季は7年ぶりの3冠へと導き評価が上昇。今季もブンデスリーガ優勝に王手をかけており、高く手腕が評価されている。
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