価値あるドローにも不満のトゥヘル、決定機逸のストライカーには「泣いたり後悔したりしても仕方がない」
2021.04.28 10:29 Wed
チェルシーのトーマス・トゥヘル監督は、チャンピオンズリーグ(CL)で勝ちきれなかったことを嘆いている。クラブ公式サイトが伝えた。
この結果、チェルシーは勝利こそ逃したもののアウェイゴールを得ており、5月5日に行われる予定の2ndレグに向けてアドバンテージを獲得している。
しかし、試合後のインタビューに応じたトゥヘル監督は、勝てる試合を逃したことに悔しさを覗かせた。
「前半は非常に好調であり、リードしてハーフタイムに入るべきだった。残念ながら我々は少し不運もあり、相手ボックス内での判断や冷静さ、正確さに欠いていたと思う。とはいえ、前半の我々はとても強かった。残念ながらセットプレーで失点してしまったが、それ以外は試合全体を通して非常に強い守備だったと思う」
「この結果は忘れ、次の課題に集中して一歩一歩前進していきたい。CLの準決勝である以上、次も厳しい戦いになるだろう。たとえここで勝ったとしても、すべてのことが起こり得ただろうね。今はまだハーフタイムに入ったようなものだが、1センチでも長く、1つでも多くのアドバンテージを得られるよう戦わなければならない」
また、トゥヘル監督はこの試合で決定機を逃したFWティモ・ヴェルナーに言及。今シーズンチームに加入してからここまで思うような成績を残せていないストライカーに対して、奮起を期待している。
「彼はウェストハム戦に続き、今日も大きなチャンスを逃した。だが、そのことで泣いたり後悔したりしても仕方がない。何百万人もの人々が、それよりも大変なことに対処しているからね」
「今夜、我々は悲しかったし、その場では怒っていた。彼も自分に怒り、おそらく失望しているだろう。それでも、明日はフリーだが、次の日には顔を上げる必要がある。彼はプロであり、トップの選手だ。一生懸命働き、ポジションにつき、先に進むはずだ」
「我々は決して信じることをやめず、皆が現状を受け入れている。ストライカーにとって物事は簡単で、次の試合でゴールを決めれば誰も今日のことを口にしなくなるだろう」
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チェルシーは27日に行われたCL準決勝1stレグで、レアル・マドリーと敵地で対戦。試合は主導権を握ったチェルシーは、FWクリスチャン・プリシッチのゴールで先制。しかし、追加点を奪えず前半のうちに同点とされると、その後スコアは動かず1-1のドローに終わった。しかし、試合後のインタビューに応じたトゥヘル監督は、勝てる試合を逃したことに悔しさを覗かせた。
「前半は非常に好調であり、リードしてハーフタイムに入るべきだった。残念ながら我々は少し不運もあり、相手ボックス内での判断や冷静さ、正確さに欠いていたと思う。とはいえ、前半の我々はとても強かった。残念ながらセットプレーで失点してしまったが、それ以外は試合全体を通して非常に強い守備だったと思う」
「後半は少し戦術的になり、アウェイ2試合の間で中2日しか時間がなかったことを実感した。どちらの試合も肉体的、精神的に非常に厳しいものであり、今日は判断やボールの失い方、加速の仕方で苦しんだ。あと1日あれば最高だったが、そうはならなかった」
「この結果は忘れ、次の課題に集中して一歩一歩前進していきたい。CLの準決勝である以上、次も厳しい戦いになるだろう。たとえここで勝ったとしても、すべてのことが起こり得ただろうね。今はまだハーフタイムに入ったようなものだが、1センチでも長く、1つでも多くのアドバンテージを得られるよう戦わなければならない」
また、トゥヘル監督はこの試合で決定機を逃したFWティモ・ヴェルナーに言及。今シーズンチームに加入してからここまで思うような成績を残せていないストライカーに対して、奮起を期待している。
「彼はウェストハム戦に続き、今日も大きなチャンスを逃した。だが、そのことで泣いたり後悔したりしても仕方がない。何百万人もの人々が、それよりも大変なことに対処しているからね」
「今夜、我々は悲しかったし、その場では怒っていた。彼も自分に怒り、おそらく失望しているだろう。それでも、明日はフリーだが、次の日には顔を上げる必要がある。彼はプロであり、トップの選手だ。一生懸命働き、ポジションにつき、先に進むはずだ」
「我々は決して信じることをやめず、皆が現状を受け入れている。ストライカーにとって物事は簡単で、次の試合でゴールを決めれば誰も今日のことを口にしなくなるだろう」
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