「いつも軋轢を煽っていた」退任希望表明のバイエルン指揮官をOBが批判
2021.04.27 17:54 Tue
かつてバイエルンで活躍した元ドイツ代表MFのディトマール・ハマン氏が古巣のハンジ・フリック監督を批判した。ドイツ『シュポルト・ビルト』が伝えている。
しかし、ピッチ外ではスポーツディレクター(SD)を務めるハサン・サリハミジッチ氏との確執が噂されると、17日には突然今季限りでの退任の意向を表明。クラブ側は一方的な発表に対して怒りを見せており、今後の動向が注目されている。
こうした状況の中、ドイツ『Sky90』に出演したハマン氏はフリック監督の行動について「理解できない」とコメント。チームの決定に従わない同監督を批判している。
「(ダビド・)アラバと(ジェローム・)ボアテングに退団の決定が下された際、彼もそこに関与していただろう。しかし、クラブが決断を下したにも関わらず、彼はいつも『J・ボアテングに対する私の態度は知っているはずだ』と言っていた」
また、ハマン氏は批判を浴びるサリハミジッチSDを擁護。フリック監督の指揮官任命を含め、これまで数多くの功績を残してきたと強調している。
「フリックは記者会見でクラブ全体に感謝を告げていたが、SDには何もなかったね。サリハミジッチは18カ月前、フリックにチームの監督をするチャンスを与えた。彼は他のクラブでは、こうした機会を得られなかっただろう」
「サリハミジッチは(アルフォンソ・)デイビス、(バンジャマン・)パヴァール、(レオン・)ゴレツカ、(アレクサンデル・)ニューベルを獲得してきた。これらの選手はレンタルでもなく、非常に優れた選手たちだ。それに、彼は最初から直面するであろう逆風に常に立ち向かい、最初の突風で倒れることはなかったね」
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フリック監督は昨季の途中からバイエルンの監督に就任すると、瞬く間にチームを掌握。ブンデスリーガ8連覇を達成しただけでなく、DFBポカール、チャンピオンズリーグ(CL)で優勝を果たし、クラブ史上2度目となる3冠を成し遂げた。今季もCLこそベスト8で敗退したものの、ブンデスリーガの9連覇も間近に迫っている。こうした状況の中、ドイツ『Sky90』に出演したハマン氏はフリック監督の行動について「理解できない」とコメント。チームの決定に従わない同監督を批判している。
「(ダビド・)アラバと(ジェローム・)ボアテングに退団の決定が下された際、彼もそこに関与していただろう。しかし、クラブが決断を下したにも関わらず、彼はいつも『J・ボアテングに対する私の態度は知っているはずだ』と言っていた」
「クラブが決断を下したなら、彼の意見は関係ない。そして、公にクラブの決定を支持するべきだと思う。彼はそうはせず、いつもそこで理事会、チーム、ファンの間の軋轢を煽ってきた」
また、ハマン氏は批判を浴びるサリハミジッチSDを擁護。フリック監督の指揮官任命を含め、これまで数多くの功績を残してきたと強調している。
「フリックは記者会見でクラブ全体に感謝を告げていたが、SDには何もなかったね。サリハミジッチは18カ月前、フリックにチームの監督をするチャンスを与えた。彼は他のクラブでは、こうした機会を得られなかっただろう」
「サリハミジッチは(アルフォンソ・)デイビス、(バンジャマン・)パヴァール、(レオン・)ゴレツカ、(アレクサンデル・)ニューベルを獲得してきた。これらの選手はレンタルでもなく、非常に優れた選手たちだ。それに、彼は最初から直面するであろう逆風に常に立ち向かい、最初の突風で倒れることはなかったね」
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