「我々はすでにぎりぎり」…CL新方式にクロップも物申す
2021.04.24 09:30 Sat
リバプールのユルゲン・クロップ監督が欧州スーパーリーグ(ESL)構想のとん挫に満足感を示しつつ、チャンピオンズリーグ(CL)の新フォーマットに物申した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。
トータルで100試合増の新方式が本格稼働となれば、日程のさらなる過密化も必至。選手の疲労度を高めるものでしかないと批判の声が相次ぐなか、クロップ監督も23日のプレスカンファレンスで否定的な見解を示した。
「新たな大会をただ導入するだけじゃダメ。欧州スーパーリーグがテーブルからなくなったのは良いね。とても良いこと。ただ、新たなCLも『素晴らしい、やろう』とはならない」
「UEFAから電話をもらい、1時間ほど説明を受けたが、私は『6試合から10試合に試合数が増やされるのが気に入らない』と言った。どこにそのスケジュールを組み込めるというのだ」
「我々はすでにぎりぎりのところまで来ている。私を信じてほしい。すべての監督が同じような考えを抱いているとしたら、そこに少しやり過ぎだと感じる何かがあるに違いないのだ」
PR
CLを主催する欧州サッカー連盟(UEFA)は先日、2024-25シーズンから導入予定の新フォーマットを発表。従来の「32」から「36」に出場チーム数を増やした新フォーマットはグループステージ方式も撤廃され、各チーム10試合を戦うリーグステージ方式での争いとなる。「新たな大会をただ導入するだけじゃダメ。欧州スーパーリーグがテーブルからなくなったのは良いね。とても良いこと。ただ、新たなCLも『素晴らしい、やろう』とはならない」
「UEFAから電話をもらい、1時間ほど説明を受けたが、私は『6試合から10試合に試合数が増やされるのが気に入らない』と言った。どこにそのスケジュールを組み込めるというのだ」
「UEFAはひょっとしたら、イングランドのカップ戦中止やリーグの18チーム制を要求するかもしれない。プレミアリーグにその旨を伝えたら、『ありえない』と言われるだろうね」
「我々はすでにぎりぎりのところまで来ている。私を信じてほしい。すべての監督が同じような考えを抱いているとしたら、そこに少しやり過ぎだと感じる何かがあるに違いないのだ」
PR
|
関連ニュース