レアル会長でありESL会長のペレス氏が今回の騒動に言及、出てくるワードは“お金”と“クオリティ”
2021.04.22 22:10 Thu
レアル・マドリーのフロレンティーノ・ペレス会長が、ヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)について口を開いた。スペイン『マルカ』が報じた。
18日、ヨーロッパの12のクラブが一斉にESLへの参戦を表明。欧州サッカー連盟(UEFA)が主催するチャンピオンズリーグ(CL)に代わる新たなリーグとしての構想だった。
12クラブに3クラブを加えた常任クラブと、5クラブを招待した20クラブでのリーグ戦を運営。15クラブには特権が与えられるなど、リーグ戦のフォーマットが決まっていた。
しかし、発表直後にUEFAや国際サッカー連盟(FIFA)が反対声明を出すと、各クラブの選手や監督も反対。さらに、ファン・サポーターが大きな声を挙げて反対していた。
その結果、20日にプレミアリーグの6クラブが撤退すると、21日にはアトレティコ・マドリー、インテル、ミランが撤退。創設に大きく関わっているとされるユベントスは撤退こそしないものの、敗北宣言をした。
まず、ESLの発足表明からの動きについては「我々はこのプロジェクトに長年取り組んできたが、恐らくそれを上手く説明することができなかった」とコメント。受け入れてもらえるだけの説明が足りていないとした。
そんな中、48時間で9クラブが撤退を表明していることについても言及。今のフォーマットでは稼げないため、新たなプロジェクトを立ち上げたと語った。
「悲しい。私は3年間動いてきた。ラ・リーガは手に負えす、お金を稼がなければならないのはミッドウィークだ」
「チャンピオンズリーグのフォーマットは時代遅れで、準々決勝にしか興味を持っていない。昨シーズンは6億5000万ユーロ(約847億8500万円)の損失を出したが、このフォーマットは機能していない」
「我々はヨーロッパで最も重要なチームが、シーズンの最初から対戦するという形式を考えた。他の人と連帯し、大きなものを失わないところで、より多くのお金を得ることができる」
また、翌日にはUEFAが新フォーマットのCLを発表。その際にUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長がESLについて言及したが、その攻撃についても語った。
「UEFAの会長からこのような攻撃を受けるのはみたことがない。それは組織だっているし、そういったものはみたことがない」
「脅迫と侮辱だ。誰かを殺したかのようにだ。サッカーは救われなければならない」
「複雑なことが起きた。イングランドのグループにはあまり興味のない人もいたようだ」
一方で、12クラブが拘束力のある契約にサインをしているとも明かし、フランスやドイツのチームが参戦していない理由を語った。
「我々12クラブは、拘束力のある契約にサインした。他のチームを受け入れることができた。UEFAが自分たちを見世物にしたことで、彼らが去っていった」
「我々が説明していないだけで、チャンスを与えられていないのかもしれない。トップの我々が損をし、他の人たちが儲けるというのはあり得ない」
また、マドリーの会長として、牽引していく必要があるとかたるペレス会長。そのポイントはやはりお金。そして、若者の興味を引くためには、3年間は待てないとも語った。
「私には、レアル・マドリーをパイオニアにする責任がある。お金があれば、みんなにお金が回る。プロジェクトは保留中だ」
「みんなで一緒に未来を見ている。ユベントスは消えていない。一番のポイントは、若い人にとって面白いゲームであるということだ」
「今、やるしかない。3年も待てない。お金になるのは、競争力のある良い試合からだ。フェデラーとナダルのように、ファンに興味を持ってもらえるような試合をしなければならない。誰も排除せず、最高レベルの試合をする」
大反発をした多くのファンについても言及したペレス会長は、時代が変われば変わっていく必要があると語り、ファンのことも考えていると語った。
「人生は変わる。20年も経てば、新しいことを求める世代が出てくる。サッカーは華やかだが、大切にしなければならない」
「新しいプラットフォームで見てもらえるように、競争力のある試合をしなければならない」
「我々はファンのことだけを考えれば良い。我々は、彼らをみている。我々を捨てるのはファンだ」
18日、ヨーロッパの12のクラブが一斉にESLへの参戦を表明。欧州サッカー連盟(UEFA)が主催するチャンピオンズリーグ(CL)に代わる新たなリーグとしての構想だった。
しかし、発表直後にUEFAや国際サッカー連盟(FIFA)が反対声明を出すと、各クラブの選手や監督も反対。さらに、ファン・サポーターが大きな声を挙げて反対していた。
その結果、20日にプレミアリーグの6クラブが撤退すると、21日にはアトレティコ・マドリー、インテル、ミランが撤退。創設に大きく関わっているとされるユベントスは撤退こそしないものの、敗北宣言をした。
そんな中、マドリーとバルセロナだけはまだ態度を保留。そのマドリーの会長であり、ESLの会長でもあるペレス氏が、スペイン『カデナ・セル』でESLについて言及した。
まず、ESLの発足表明からの動きについては「我々はこのプロジェクトに長年取り組んできたが、恐らくそれを上手く説明することができなかった」とコメント。受け入れてもらえるだけの説明が足りていないとした。
そんな中、48時間で9クラブが撤退を表明していることについても言及。今のフォーマットでは稼げないため、新たなプロジェクトを立ち上げたと語った。
「悲しい。私は3年間動いてきた。ラ・リーガは手に負えす、お金を稼がなければならないのはミッドウィークだ」
「チャンピオンズリーグのフォーマットは時代遅れで、準々決勝にしか興味を持っていない。昨シーズンは6億5000万ユーロ(約847億8500万円)の損失を出したが、このフォーマットは機能していない」
「我々はヨーロッパで最も重要なチームが、シーズンの最初から対戦するという形式を考えた。他の人と連帯し、大きなものを失わないところで、より多くのお金を得ることができる」
また、翌日にはUEFAが新フォーマットのCLを発表。その際にUEFAのアレクサンデル・チェフェリン会長がESLについて言及したが、その攻撃についても語った。
「UEFAの会長からこのような攻撃を受けるのはみたことがない。それは組織だっているし、そういったものはみたことがない」
「脅迫と侮辱だ。誰かを殺したかのようにだ。サッカーは救われなければならない」
「複雑なことが起きた。イングランドのグループにはあまり興味のない人もいたようだ」
一方で、12クラブが拘束力のある契約にサインをしているとも明かし、フランスやドイツのチームが参戦していない理由を語った。
「我々12クラブは、拘束力のある契約にサインした。他のチームを受け入れることができた。UEFAが自分たちを見世物にしたことで、彼らが去っていった」
「我々が説明していないだけで、チャンスを与えられていないのかもしれない。トップの我々が損をし、他の人たちが儲けるというのはあり得ない」
また、マドリーの会長として、牽引していく必要があるとかたるペレス会長。そのポイントはやはりお金。そして、若者の興味を引くためには、3年間は待てないとも語った。
「私には、レアル・マドリーをパイオニアにする責任がある。お金があれば、みんなにお金が回る。プロジェクトは保留中だ」
「みんなで一緒に未来を見ている。ユベントスは消えていない。一番のポイントは、若い人にとって面白いゲームであるということだ」
「今、やるしかない。3年も待てない。お金になるのは、競争力のある良い試合からだ。フェデラーとナダルのように、ファンに興味を持ってもらえるような試合をしなければならない。誰も排除せず、最高レベルの試合をする」
大反発をした多くのファンについても言及したペレス会長は、時代が変われば変わっていく必要があると語り、ファンのことも考えていると語った。
「人生は変わる。20年も経てば、新しいことを求める世代が出てくる。サッカーは華やかだが、大切にしなければならない」
「新しいプラットフォームで見てもらえるように、競争力のある試合をしなければならない」
「我々はファンのことだけを考えれば良い。我々は、彼らをみている。我々を捨てるのはファンだ」
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