逆転のシティがリーグ制覇に向けまた一歩前進! 開始20秒被弾にストーンズ退場も白星取り戻す《プレミアリーグ》
2021.04.22 06:21 Thu
プレミアリーグ第32節、アストン・ビラvsマンチェスター・シティが21日にビラ・パークで行われ、アウェイのシティが1-2で逆転勝利した。
今週末にトッテナムとのEFLカップ決勝を控えた中、11位のアストン・ビラ(勝ち点44)のホームに乗り込んだ一戦では、チェルシー戦からルベン・ジアス、ロドリ、ガブリエウ・ジェズスを除く先発8人を変更。ウォーカーやストーンズ、ギュンドアンといった主力が復帰。前線は右からフォーデン、ジェズス、マフレズという構成となった。
試合は予想外の入りを見せる。開始20秒、ミングスのフィードをDFストーンズがクリアし切れずにこぼれ球をボックス左のワトキンスが回収。すかさず中央に折り返すと、ゴール前に走り込んだマッギンが左足ダイレクトで流し込んだ。
ホームチームの電光石火の先制弾によってバタつくシティは以降も数分間相手の攻勢にさらされる。それでも、時間の経過とともにベルナルド・シウバやマフレズを起点に良い形でサイドを攻略し始めると、絶好調の若武者が見事なフィニッシュで試合を振り出しに戻す。
完全に主導権を掴んだアウェイチームはフォーデンがボックス内での見事なルーレットから際どいシュートを放つなど、畳みかける攻めを見せる。すると、40分にはセットプレーの二次攻撃からボックス右でベルナルド・シウバが上げた浮き球のクロスを中央のロドリが頭で合わせ、一気に逆転まで持って行った。
これで一気に余裕の展開かと思われたシティだったが、ゴール直後の42分に裏抜けを図ったラムジーに対して後手を踏んだストーンズの足裏がふくらはぎ付近に入ってしまう。すると、オンフィールドレビューの結果、このプレーに対してレッドカードが掲示された。
ストーンズのプレミアリーグ初の退場によって10人で後半を戦うことになった中、グアルディオラ監督はジェズスを下げてラポルテをハーフタイム明けに投入。
ここからホームチームによる猛反撃を受けるかに思われたが、今度はビラサイドにアクシデント発生。後半立ち上がりに続けて2枚のカードをもらったキャッシュが57分に退場となり、10対10の数的同数で残り30分あまりを戦うことになった。
こうなると地力で勝るシティが完全にボールの主導権を握る展開となり、質の高いボール回しで相手のプレスをかいくぐって深い位置まで難なく侵攻し、そこから幾度も精度の高いクロスがゴール前に入るが、ビラの粘りの守備もあってなかなか3点目を奪い切れない。76分にはボックス手前好位置で得たFKをギュンドアンが直接狙うが、これは惜しくも枠を外れた。
その後も危なげなく時計を進めたシティは試合終盤にマフレズを下げてフェルナンジーニョを投入し、完全に試合をクローズ。開始20秒の失点に加えて、ストーンズ退場というアクシデントに見舞われた中でもきっちり勝ち切った首位チームは、2年ぶりのリーグ制覇に向けてまた一歩前進するとともに、週末のEFLカップ決勝に弾みを付けた。
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前節、リーズ相手に不覚を取って公式戦連勝が「6」でストップした首位のシティ(勝ち点74)。直後のチャンピオンズリーグ(CL)ではドルトムントを破ってCL準決勝進出を果たすも、直近のFAカップではチェルシーに敗れてクアドラプル(シーズン4冠)の夢が潰えることになった。試合は予想外の入りを見せる。開始20秒、ミングスのフィードをDFストーンズがクリアし切れずにこぼれ球をボックス左のワトキンスが回収。すかさず中央に折り返すと、ゴール前に走り込んだマッギンが左足ダイレクトで流し込んだ。
ホームチームの電光石火の先制弾によってバタつくシティは以降も数分間相手の攻勢にさらされる。それでも、時間の経過とともにベルナルド・シウバやマフレズを起点に良い形でサイドを攻略し始めると、絶好調の若武者が見事なフィニッシュで試合を振り出しに戻す。
22分、フォーデンから鋭いサイドチェンジをボックス手前右で受けたマフレズが自身を追い越すベルナルド・シウバに絶妙なショートスルーパスを繋ぐ。そして、完全にポケットを取ったベルナルド・シウバからの完璧な折り返しをゴール前にポジションを取ったフォーデンが右足ダイレクトで流し込んだ。
完全に主導権を掴んだアウェイチームはフォーデンがボックス内での見事なルーレットから際どいシュートを放つなど、畳みかける攻めを見せる。すると、40分にはセットプレーの二次攻撃からボックス右でベルナルド・シウバが上げた浮き球のクロスを中央のロドリが頭で合わせ、一気に逆転まで持って行った。
これで一気に余裕の展開かと思われたシティだったが、ゴール直後の42分に裏抜けを図ったラムジーに対して後手を踏んだストーンズの足裏がふくらはぎ付近に入ってしまう。すると、オンフィールドレビューの結果、このプレーに対してレッドカードが掲示された。
ストーンズのプレミアリーグ初の退場によって10人で後半を戦うことになった中、グアルディオラ監督はジェズスを下げてラポルテをハーフタイム明けに投入。
ここからホームチームによる猛反撃を受けるかに思われたが、今度はビラサイドにアクシデント発生。後半立ち上がりに続けて2枚のカードをもらったキャッシュが57分に退場となり、10対10の数的同数で残り30分あまりを戦うことになった。
こうなると地力で勝るシティが完全にボールの主導権を握る展開となり、質の高いボール回しで相手のプレスをかいくぐって深い位置まで難なく侵攻し、そこから幾度も精度の高いクロスがゴール前に入るが、ビラの粘りの守備もあってなかなか3点目を奪い切れない。76分にはボックス手前好位置で得たFKをギュンドアンが直接狙うが、これは惜しくも枠を外れた。
その後も危なげなく時計を進めたシティは試合終盤にマフレズを下げてフェルナンジーニョを投入し、完全に試合をクローズ。開始20秒の失点に加えて、ストーンズ退場というアクシデントに見舞われた中でもきっちり勝ち切った首位チームは、2年ぶりのリーグ制覇に向けてまた一歩前進するとともに、週末のEFLカップ決勝に弾みを付けた。
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