ESL反対を表明した監督・選手をネビル氏が称賛「クロップたちは本当に勇気ある発言をしてくれた」
2021.04.21 14:25 Wed
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるギャリー・ネビル氏が、ヨーロッパ・スーパーリーグへの参加を画策した古巣を批判すると共に、反対の意思を表明した監督や選手を称えている。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
ユナイテッドは18日、欧州12のビッグクラブで構成されたヨーロッパ・スーパーリーグへの参加を公式表明。しかし、この一方的な決定はファンからの猛烈な反発を呼び、チームのFWマーカス・ラッシュフォード、MFブルーノ・フェルナンデス、DFルーク・ショー、DFハリー・マグワイアも反対の姿勢を示していた。
各方面からの反発を受け、ユナイテッドは20日にヨーロッパ・スーパーリーグ構想からの撤退を発表。同時に、参加を主導していたとされる副会長兼最高経営責任者(CEO)のエド・ウッドワード氏が、2021年末を持って退任すると発表された。
こうした状況に対して、ネビル氏はユナイテッドのオーナーであるグレイザー・ファミリーを批判。チームから去るべきだと語りつつ、二度と同じようなオーナーが現れないための制度作りが必要だと強調した。
「ジェイミー・キャラガーは、FSG(リバプールのオーナーグループ)はリバプールに居場所がないと話していた。そしてグレイザーも、マンチェスターにはもう居場所がないと思う」
「火曜日に集まったチェルシーのファン、月曜日のリーズやリバプールのファン、ソーシャルメディアの存在が大きかった。そしてこの国の6組のオーナーやヨーロッパの他のオーナーは、状況をひどく見誤っていたと思う。パンデミックの最中にあり、我々が落ち込んでいる間に、彼らは王冠を持って逃げようとしたのだ」
また、ネビル氏はクラブと意見が食い違ったとしても、恐れずヨーロッパ・スーパーリーグに否定的なコメントを残した監督や選手たちを称賛。ひとまずは喧騒が収まることを喜んでいる。
「昨晩のジェームズ・ミルナーはよくやった。ユルゲン・クロップも本当に勇気ある発言をしてくれたと思う。ショー、ラッシュフォード、マグワイアも見事な振る舞いだった。パトリック・バンフォードやあの(スーパーリーグ反対を表明する)シャツを着たリーズの選手たちもよくやったよ。全国のファンの皆、本当にお疲れ様。こんなことは、もうたくさんだ」
ユナイテッドは18日、欧州12のビッグクラブで構成されたヨーロッパ・スーパーリーグへの参加を公式表明。しかし、この一方的な決定はファンからの猛烈な反発を呼び、チームのFWマーカス・ラッシュフォード、MFブルーノ・フェルナンデス、DFルーク・ショー、DFハリー・マグワイアも反対の姿勢を示していた。
こうした状況に対して、ネビル氏はユナイテッドのオーナーであるグレイザー・ファミリーを批判。チームから去るべきだと語りつつ、二度と同じようなオーナーが現れないための制度作りが必要だと強調した。
「ジェイミー・キャラガーは、FSG(リバプールのオーナーグループ)はリバプールに居場所がないと話していた。そしてグレイザーも、マンチェスターにはもう居場所がないと思う」
「我々は、この国のオーナーシップのルールを変更して、このようなことが二度と起こらないシステム構築を行う必要がある。政府の介入、独立した規制機関、ファンによるクラブ所有のルール作成など何でもいいが、変化のきっかけにしていかなければならない」
「火曜日に集まったチェルシーのファン、月曜日のリーズやリバプールのファン、ソーシャルメディアの存在が大きかった。そしてこの国の6組のオーナーやヨーロッパの他のオーナーは、状況をひどく見誤っていたと思う。パンデミックの最中にあり、我々が落ち込んでいる間に、彼らは王冠を持って逃げようとしたのだ」
また、ネビル氏はクラブと意見が食い違ったとしても、恐れずヨーロッパ・スーパーリーグに否定的なコメントを残した監督や選手たちを称賛。ひとまずは喧騒が収まることを喜んでいる。
「昨晩のジェームズ・ミルナーはよくやった。ユルゲン・クロップも本当に勇気ある発言をしてくれたと思う。ショー、ラッシュフォード、マグワイアも見事な振る舞いだった。パトリック・バンフォードやあの(スーパーリーグ反対を表明する)シャツを着たリーズの選手たちもよくやったよ。全国のファンの皆、本当にお疲れ様。こんなことは、もうたくさんだ」
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