「フットボールはビジネスだけではない」リーズのビエルサ監督が欧州スーパーリーグ構想に「未来を危うくするものだ」
2021.04.20 11:51 Tue
リーズ・ユナイテッドのマルセロ・ビエルサ監督が、ヨーロッパ・スーパーリーグ構想について言及した。クラブ公式サイトが伝えている。
しかし、この発表に対しては、様々な方面から意見が寄せられ、多くは反対意見のもの。国際サッカー連盟(FIFA)や欧州サッカー連盟(UEFA)を始め、OBやファン・サポーターらも判定している意見が多い。
リーズ自体は参加しないものの、ビエルサ監督はヨーロッパ・スーパーリーグ構想に言及。リーズの会長が反対を表明していることに賛同しつつ、その危険性を語っている。
「我々の会長はビッグクラブの力を制限するため、一歩踏み出した。これは祝福すべきことだ。もちろん、重要なチームは存在するだろうが、我々はお互いを必要としていることについてより意識すべきだろう」
「ただ、ビジネスの世界では当たり前であっても、フットボールはビジネスだけではない。それはスーパーリーグが起こる前でも後でもそうだ。フットボールは皆のものであり、フットボールの真のオーナーとはファンたちだ。彼らがいなければ、フットボールは消えてしまう」
「フットボールのファンであるすべての人々を攻撃して、一部のみを優遇するような決定は、未来を危うくするものだ」
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18日、プレミアリーグ6クラブを含む12クラブが、ヨーロッパ・スーパーリーグ構想を発表。3クラブを合わせた15クラブが中心となり、ビッグクラブのみが集まる新たなリーグ設立に向けて動き出すこととなった。リーズ自体は参加しないものの、ビエルサ監督はヨーロッパ・スーパーリーグ構想に言及。リーズの会長が反対を表明していることに賛同しつつ、その危険性を語っている。
「我々の会長はビッグクラブの力を制限するため、一歩踏み出した。これは祝福すべきことだ。もちろん、重要なチームは存在するだろうが、我々はお互いを必要としていることについてより意識すべきだろう」
「しかし、現在のフットボールはより商業的だという見解もある。そう考えれば、ビジネスの世界で最も多くを生産するビックラブが、より多くを要求するのは当然のことかもしれない」
「ただ、ビジネスの世界では当たり前であっても、フットボールはビジネスだけではない。それはスーパーリーグが起こる前でも後でもそうだ。フットボールは皆のものであり、フットボールの真のオーナーとはファンたちだ。彼らがいなければ、フットボールは消えてしまう」
「フットボールのファンであるすべての人々を攻撃して、一部のみを優遇するような決定は、未来を危うくするものだ」
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