バイエルンが上位対決制して2位ライプツィヒと7pt差に! 18歳ミュージアラが初のドッペルパック!《ブンデスリーガ》
2021.04.18 00:32 Sun
ブンデスリーガ第29節、ヴォルフスブルクvsバイエルンが17日にフォルクスワーゲン・アレーナで行われ、アウェイのバイエルンが2-3で勝利した。
前日に2位のRBライプツィヒ(勝ち点61)が引き分けたことで、再び引き離すチャンスを得た今節は敵地で3位のヴォルフスブルク(勝ち点54)との上位対決に臨んだ。フリック監督はPSG戦からコマンに代えてミュージアラを起用した以外、同じメンバーを継続した。
注目の上位対決は開始4分にチュポ=モティングがミドルシュートを枠に飛ばせば、直後にヴォルフスブルクもボックス中央に抜け出したバクがGKノイアーに好守を強いるなど、オープンな入りを見せる。
その後は一進一退の攻防が続く中、好調の18歳が見事な個人技で先制点をもたらす。15分、相手陣内の左サイド深くでアルフォンソ・デイビスが仕掛けてこぼれたボールを引き取ったボックス左のミュージアラがダブルタッチを織り交ぜた見事なカットインでDF3枚を振り切って右足のシュート。コースは甘かったものの、これがGKカスティールスの足元を抜けてゴールネットを揺らした。
守護神の痛恨ミスでリードを広げられたヴォルフスブルクだが、エースのゴールで反発力を見せる。35分、高い位置でのシュラーガーのインターセプトからボックス左に走り込むヴェグホルストに絶妙なスルーパスが出ると、これをヴェグホルストが右足の丁寧なシュートでGKノイアーが届かないゴール右下隅へ流し込んだ。
サネが2度の決定機を逸した直後の失点によって嫌な流れが漂うバイエルンだったが、怖いもの知らずの18歳が再び魅せる。37分、右サイドでの細かい繋ぎからゴールラインぎりぎりに抜け出したミュラーが浮き球のクロスを上げると、ゴール前のミュージアラが絶妙な浮き球のヘディングシュートをゴール右上隅に流し込み、自身初のドッペルパックを達成した。
ミュージアラの活躍によって2点リードで試合を折り返したバイエルンは後半も先に決定機を創出。51分、ミュージアラのラストパスに反応したミュラーがボックス右から右足を振っていくが、これはGKカスティールスの好守に遭う。さらに、ゴール前でこぼれ球に反応したミュージアラにドライアーパックのチャンスも右足のシュートはDFラクロワにゴールライン上で掻き出された。
すると、後半最初のピンチを何とか凌いだヴォルフスブルクは再び相手の隙を突いて2点目を奪う。54分、ヴェグホルストのポストワークを起点に良い形で相手陣内深くに押し込んで左サイドのオタビオが最終ラインとGKの間に絶妙なクロスを入れると、これにフリーで飛び込んだフィリップが右足のハーフボレーでネットを揺らした。
これで1点差に迫られたバイエルンは直後にサネにこの試合3度目の絶好機も、三度シュートを枠の外に外してしまう。さらに、68分にはデイビスが強烈なミドルシュートでゴールに迫るが、これもGKカスティールスの好守に阻まれた。
後半半ばを過ぎると、コンディションで勝るヴォルフスブルクにツヴァイカンプフで負け始めて守勢を強いられるバイエルン。73分には殊勲のミュージアラを下げてコマンを最初の交代カードとして投入。だが、84分には相手の高速カウンターを浴びてボックス左に持ち込んだルシヨンに際どいシュートを打たれるが、これは枠の右に外れて事なきを得た。
その後、サネに代えてハビ・マルティネスを投入し、完全に逃げ切り態勢に入ったアウェイチームは試合終了間際にムバブとの交錯で左足を痛めたリュカがプレー続行不可能となり、クアシの緊急投入を余儀なくされる。
それでも、ホームチームの反撃を何とか撥ね返し続けてこのまま3-2のスコアで試合をクローズ。苦しみながらもヴォルフスブルクとの上位対決に競り勝ったバイエルンがライプツィヒとの勝ち点差を7ポイントに広げた。
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前節、ウニオン・ベルリン相手に逃げ切り失敗で痛恨の1-1のドローとなった首位のバイエルン(勝ち点65)。さらに、ミッドウィーク開催のチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝では敵地でパリ・サンジェルマン(PSG)を1-0で破るも、1stレグの2-3の敗戦が響き2戦合計3-3で並ぶもアウェイゴール数の差に泣き、CL連覇の夢が潰えることになった。注目の上位対決は開始4分にチュポ=モティングがミドルシュートを枠に飛ばせば、直後にヴォルフスブルクもボックス中央に抜け出したバクがGKノイアーに好守を強いるなど、オープンな入りを見せる。
その後は一進一退の攻防が続く中、好調の18歳が見事な個人技で先制点をもたらす。15分、相手陣内の左サイド深くでアルフォンソ・デイビスが仕掛けてこぼれたボールを引き取ったボックス左のミュージアラがダブルタッチを織り交ぜた見事なカットインでDF3枚を振り切って右足のシュート。コースは甘かったものの、これがGKカスティールスの足元を抜けてゴールネットを揺らした。
ミュージアラの2試合連続ゴールで先手を奪ったバイエルンは流れを完璧に掴むまでには至らぬも、相手のミスから2点目を奪う。24分、サネへのクサビを起点に左サイドのミュージアラのスルーパスに抜け出したアラバがゴールラインぎりぎりで浮き球のクロス。これをGKカスティールスがファンブルすると、こぼれ球をチュポ=モティングがすかさず無人のゴールへ流し込んだ。
守護神の痛恨ミスでリードを広げられたヴォルフスブルクだが、エースのゴールで反発力を見せる。35分、高い位置でのシュラーガーのインターセプトからボックス左に走り込むヴェグホルストに絶妙なスルーパスが出ると、これをヴェグホルストが右足の丁寧なシュートでGKノイアーが届かないゴール右下隅へ流し込んだ。
サネが2度の決定機を逸した直後の失点によって嫌な流れが漂うバイエルンだったが、怖いもの知らずの18歳が再び魅せる。37分、右サイドでの細かい繋ぎからゴールラインぎりぎりに抜け出したミュラーが浮き球のクロスを上げると、ゴール前のミュージアラが絶妙な浮き球のヘディングシュートをゴール右上隅に流し込み、自身初のドッペルパックを達成した。
ミュージアラの活躍によって2点リードで試合を折り返したバイエルンは後半も先に決定機を創出。51分、ミュージアラのラストパスに反応したミュラーがボックス右から右足を振っていくが、これはGKカスティールスの好守に遭う。さらに、ゴール前でこぼれ球に反応したミュージアラにドライアーパックのチャンスも右足のシュートはDFラクロワにゴールライン上で掻き出された。
すると、後半最初のピンチを何とか凌いだヴォルフスブルクは再び相手の隙を突いて2点目を奪う。54分、ヴェグホルストのポストワークを起点に良い形で相手陣内深くに押し込んで左サイドのオタビオが最終ラインとGKの間に絶妙なクロスを入れると、これにフリーで飛び込んだフィリップが右足のハーフボレーでネットを揺らした。
これで1点差に迫られたバイエルンは直後にサネにこの試合3度目の絶好機も、三度シュートを枠の外に外してしまう。さらに、68分にはデイビスが強烈なミドルシュートでゴールに迫るが、これもGKカスティールスの好守に阻まれた。
後半半ばを過ぎると、コンディションで勝るヴォルフスブルクにツヴァイカンプフで負け始めて守勢を強いられるバイエルン。73分には殊勲のミュージアラを下げてコマンを最初の交代カードとして投入。だが、84分には相手の高速カウンターを浴びてボックス左に持ち込んだルシヨンに際どいシュートを打たれるが、これは枠の右に外れて事なきを得た。
その後、サネに代えてハビ・マルティネスを投入し、完全に逃げ切り態勢に入ったアウェイチームは試合終了間際にムバブとの交錯で左足を痛めたリュカがプレー続行不可能となり、クアシの緊急投入を余儀なくされる。
それでも、ホームチームの反撃を何とか撥ね返し続けてこのまま3-2のスコアで試合をクローズ。苦しみながらもヴォルフスブルクとの上位対決に競り勝ったバイエルンがライプツィヒとの勝ち点差を7ポイントに広げた。
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