京都が北九州に6発圧勝!ウタカがハットトリックで本領発揮【明治安田J2第8節】

2021.04.17 19:30 Sat
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明治安田生命J2リーグ第8節の10試合が、17日に各地で行われた。

2連勝中の京都はホームのサンガスタジアムbyKYOCERAで北九州と対戦。立ち上がりから押し込むと17分、敵陣左サイドのスローインからワンタッチでパスが繋がり、武田がボックス右のウタカに展開。フリーのウタカはワントラップから右足の豪快なシュートを突き刺し、先制点を挙げた。
さらにウタカは23分、京都が波状攻撃を仕掛ける中で、飯田がボックス右角付近から上げたクロスをファーサイドで左足ボレーで合わせて追加点。これで勢いに乗った京都はその3分後、ボックス右に走り込んだ飯田が宮吉からパスを受けると、右足を振り抜いたシュートは右ポストを当たりながらもゴールに吸い込まれて3点目。飯田はこれはプロ初ゴールとなった。

その後、43分に1点を返されるも今日の京都には焼け石に水。後半立ち上がりの52分、左CKの流れでボックス右の福岡から中央でパスを受けたウタカがゴールに流し込んでハットトリックを達成。さらに72分と75分には、それぞれセットプレーからヨルディ・バイスが2点を決めて、6-1で京都が圧勝。会心の勝利で3連勝を収めた。

これで3位の京都が上位に迫った一方、首位の新潟はホームで金沢と対戦。相手にほとんどシュートを打たせることなく攻勢を維持したまま試合をすすめるが、なかなか肝心の1点が遠い。その中で65分にここまで全試合先発出場のロメロ・フランクが相手との接触で負傷。担架に乗せられ交代を余儀なくされてしまった。
嫌な雰囲気が漂ったが、試合を決定づけたのは、その交代で投入された矢村だった。77分、新潟は相手の攻撃回避のためにGK阿部が前方へロングフィードを送ると、ピッチ中央で高木が競り合ったこぼれ球を本間が前線へ運ぶ。ペナルティーアーク付近で並走する矢村がパスを受け、最後はボックス右からの強烈なシュートでゴールイン。これが決勝点となり、今季7勝目を挙げた。

また、新潟と勝ち点で並ぶ琉球も勝利を収めた。ホームで東京Vを迎えた一戦は、2連勝中と勢いのある相手に苦戦を強いられる。だが、41分に東京Vの佐藤が倒れた際に琉球の富所を足裏で押すように攻撃を妨害。これが一発レッドカードと見なされ退場となると、後半から琉球が徐々に押し込んでいく。

62分、左サイドから沼田が上げたクロスをボックス右の風間宏矢が頭で落とすと、走り込んだ田中が押し込み琉球が先制。さらにその6分後には、ドリブルでペナルティエリアに侵入した富所に対して、平が腕を使って侵攻を阻止したため、琉球にPK献上。これを富所が決めて、2-0で勝利した。

◆第8節
▽4/17(土)
ブラウブリッツ秋田 0-0 モンテディオ山形
京都サンガS.C. 6-1 ギラヴァンツ北九州
松本山雅FC 3-3 ヴァンフォーレ甲府
ジェフユナイテッド千葉 0-0 栃木SC
大宮アルディージャ 0-1 愛媛FC
レノファ山口 1-0 ザスパクサツ群馬
V・ファーレン長崎 0-3 FC町田ゼルビア
アルビレックス新潟 1-0 ツエーゲン金沢
ファジアーノ岡山 1-2 水戸ホーリーホック
FC琉球 2-0 東京ヴェルディ

▽4/18(日)
SC相模原 - ジュビロ磐田
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