欠場続いたアーセナルFWオーバメヤンがマラリア感染を明かす「数日間入院した」

2021.04.16 09:10 Fri
Getty Images
ヨーロッパリーグ(EL)でベスト4に進出したアーセナル。欠場が続いていたエースのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンだったが、実はマラリアに感染していたようだ。
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キャプテンとしてチームを牽引しているオーバメヤン。今シーズンもプレミアリーグで25試合に出場し9ゴール1アシスト、ヨーロッパリーグでは6試合に出場し3ゴール1アシストを記録していた。
例年ほどゴールが挙げられていないことで批判も集まり、パフォーマンスが上がっていない上、3月13日に行われたトッテナムとの“ノース・ロンドン・ダービー”には遅刻するという失態を犯して欠場していたオーバメヤン。直近のシェフィールド・ユナイテッド戦に続き、15日に行われたスラビア・プラハとのEL準々決勝2ndレグもメンバー外となっていた。

ミケル・アルテタ監督はコンディションの問題と語っていた中、オーバメヤンが自身のインスタグラムを更新。しばらく体調が悪く、マラリアに感染していたことが分かったと報告した。

「やあ、みんな。全てのメッセージと電話に感謝する」
「残念ながら、数週間前にガボンで代表チームとして活動していた時にマラリアに感染したようだ。今週は数日間入院したけど、ウイルスを素早く見つけ、治療してくれたドクターのおかげで、すでに体調は良くなっている」

「ここ数週間は、あまり体調が良くなかったけど、もうすぐ元気になるだろう!」

「これから、選手たちを見守る。大事な試合だからね!頑張ろう」

チームの大一番を前に自身の状態を明かしたオーバメヤン。その想いも通じたのか、アウェイの地で0-4と快勝したアーセナルはベスト4進出。準決勝では、かつて指揮したウナイ・エメリ監督率いるビジャレアルとの対戦となるが、オーバメヤンが元気にピッチで躍動する姿を見れるだろうか。



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