コロナ蔓延のスウェーデンで観客動員認められるも…5万人収容にたった8人、動物園には5000人
2021.04.15 15:35 Thu
新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響もあり、世界各国では観客を迎え入れて試合を行えていないリーグがたくさんある。Jリーグは制限がありながらも、今シーズンは全ての試合で観客を入れられている一方で、ヨーロッパ5大リーグやチャンピオンズリーグなどは無観客でシーズンが進んでいる状況だ。
そんな中、スウェーデンのアルスヴェンスカン(1部リーグ)では、ついに観客動員が認められたとのこと。しかし、その状況が異常だった。
アルスヴェンスカンは先週末に2021シーズンが開幕。その新シーズンから観客を動員できることが認められていた。しかし、イギリス『ガーディアン』によると、なんとその人数はたったの「8人」というから驚きだ。
Jリーグを例に挙げれば、緊急事態宣言下でも5000人か収容数の50%以下の少ない方、現在では1万人か収容数の50%の少ない方という制限がかけられており、少なくても2000人、多ければ7、8000人がスタンドで試合を観戦している。
しかし、サッカーのスタジアムに集まれる人数は8名。これはスウェーデン政府が取り決めたものである「催し事には最大8名の参加を認める」というものが適用された形となる。
この状況を受け、スウェーデン・エリート・フットボールのマッツ・エンクヴィスト氏は、なぜスポーツが他の分野と異なる扱いを受けるのかが疑問だと述べた。
「我々は自分たちが実施に行なっていることが、大規模な活動として見られていないと感じている。保健当局がショッピングセンターやバーでの予防策を見つける方が我々よりも楽だと感じていると思う。なぜなのか本当にわからない」
実際に開幕したアルスヴェンスカンでは、AIKvsテーゲルフォルシュの試合では2-0でAIKが勝利したが、観客は8名のみ。同じ日にストックホルムにあるスカンセン動物園は5000人の入場が許可されていた。
また、8人のサポーターが集ったフレンズアリーナは収容人数が5万人。驚異的な収容率となってしまった。
アルスヴェンスカンは先週末に2021シーズンが開幕。その新シーズンから観客を動員できることが認められていた。しかし、イギリス『ガーディアン』によると、なんとその人数はたったの「8人」というから驚きだ。
Jリーグを例に挙げれば、緊急事態宣言下でも5000人か収容数の50%以下の少ない方、現在では1万人か収容数の50%の少ない方という制限がかけられており、少なくても2000人、多ければ7、8000人がスタンドで試合を観戦している。
スウェーデンは、現在1人あたりの新型コロナウイルスの発生率が世界で最も高い国の1つとなっている状況。死亡率も日本の20倍という状況だが、ショッピングセンターや動物園などはそれでも多くの人が出歩くことが可能となっている。
しかし、サッカーのスタジアムに集まれる人数は8名。これはスウェーデン政府が取り決めたものである「催し事には最大8名の参加を認める」というものが適用された形となる。
この状況を受け、スウェーデン・エリート・フットボールのマッツ・エンクヴィスト氏は、なぜスポーツが他の分野と異なる扱いを受けるのかが疑問だと述べた。
「我々は自分たちが実施に行なっていることが、大規模な活動として見られていないと感じている。保健当局がショッピングセンターやバーでの予防策を見つける方が我々よりも楽だと感じていると思う。なぜなのか本当にわからない」
実際に開幕したアルスヴェンスカンでは、AIKvsテーゲルフォルシュの試合では2-0でAIKが勝利したが、観客は8名のみ。同じ日にストックホルムにあるスカンセン動物園は5000人の入場が許可されていた。
また、8人のサポーターが集ったフレンズアリーナは収容人数が5万人。驚異的な収容率となってしまった。
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