ベスト8敗退のドルトムント、テルジッチ監督がハンドの判定に苦言「シーズン前にハッキリと言われた」

2021.04.15 11:30 Thu
Getty Images
ドルトムントのエディン・テルジッチ監督が、マンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

ドルトムントは14日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグでシティと対戦。1stレグはアウェイで2-1と敗れており、ホームで逆転を目指すこととなった。
そのドルトムントは15分にジュード・ベリンガムのゴールが決まり先制。これで2戦合計2-2とし、アウェイゴール差でリードする形となる。

しかし、後半に微妙な判定のハンドでPKを与えると、リヤド・マフレズが決めて1-1となり、2戦合計2-3とシティがリード。75分にはフィル・フォーデンがダメ押しゴールを決めて、1-2となり、そのまま試合終了。ドルトムントはベスト8で敗退となった。

テルジッチ監督は試合を振り返り、最後の45分まではリードしていたため敗退を悔やむととともに、ハンドの判定について聞いていたことと違うと苦言を呈した。
「もちろん、我々はガッカリしている。4つのハーフで3つを終えた時点では我々はリードしていた」

「シティは両方の試合で素晴らしいプレーを見せ、当然のことながら次のラウンドに進んだ」

「しかし、重要なのは誰がより値するかではなく、誰が勝ち進むかだ」

「このような2つのゴールで次のラウンドを逃すのは腹立たしいことだ。シーズン前にハッキリと言われた。『ヘディングしたボールが自分の手に当たった場合は、ルール違反とはみなされない』とね」

「この7日間、レフェリーの判定では本当に運がなかった。この同点ゴールによって、我々は軌道修正を余儀なくされた」

「我々はできる限り試合を続けたかったし、長い間そうしていた。今、我々は水曜日にガッカリした。そして、明日からは蘇り、次の試合に向けた準備をする」
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