ミランのCL復帰に意気込み見せるレオン「ベストを尽くせば目標達成に貢献できる」

2021.04.14 17:50 Wed
Getty Images
ミランのU-21ポルトガル代表FWラファエル・レオンが、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指している。イタリア『スカイ』が伝えた。
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ミランは今シーズン序盤から好調を維持しており、開幕15試合無敗を達成。一時は10シーズンぶりのスクデット獲得も期待されていたが、年明けから失速すると現在は首位インテルに11ポイント差を付けられている。
スクデット獲得こそ難しくなった一方で、現在リーグ2位のミランは開幕前に目標としていた来シーズンのCL出場権獲得に向け有利な立場に。しかし、5位ナポリとの勝ち点差は「4」となっており、油断できない状況が続いている。

こうした状況で18日に行われるセリエA第31節のジェノア戦では、大黒柱のFWズラタン・イブラヒモビッチが出場停止。今シーズン公式戦33試合出場7ゴール5アシストを記録しているレオンには、エースの穴を埋める活躍が期待されている。レオン本人も『スカイ』のインタビューに応じた際、チームを助ける働きがしたいと意気込みを見せた。

「ピッチの内外問わず、イブラ(ズラタン・イブラヒモビッチ)が僕らにとって非常に重要な選手であることは皆が知っている。そして、彼は確かに日曜日の試合にはいない。でも、違いを生み出すことができる選手は他にもたくさんいるんだ」
「僕にとって大事なのはチームを助けること、そしてベストを尽くすことだ。できれば、ゴールやアシストをしたいね。それが僕のいつも心がけていることだ。プレーする機会があれば、常にベストを尽くすようにしているよ」

また、レオンはチームがトップ4確保を目指すのに全力を尽くしているとコメント。同時に、ミランはCLでプレーするのに相応しいクラブだとも語っている。

「僕らはトップ4に入りたいと思っており、そのためこのシーズン終盤が非常に重要になるのは明らかだ。僕もベストを尽くせば、なんとかミランの目標達成に貢献できると思う」

「僕たちは皆、高い目標を持っている。なぜならミランは素晴らしいクラブであり、CLに復帰するに値すると思うからだ」


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