「自然な動きではない」ソン・フンミンへのファウルに審判協会が見解、一方で「ファウルではない」の声も
2021.04.12 11:40 Mon
マンチェスター・ユナイテッドのスコットランド代表MFスコット・マクトミネイのファウルについて、PGMOL(イギリスの審判協会)が見解を示した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
ユナイテッドが押し込んで中央右のマクトミネイから横パスを受けたMFフレッジがボックス左のMFポール・ポグバの足元に縦パスを繋ぐ。ここでタメを作ってDFの視線を引き付けたポグバからボックス内の密集を抜く絶妙な斜めのショートスルーパスが出る。これに完璧な動き出しで反応したFWエディンソン・カバーニがGKウーゴ・ロリスの股間を抜くシュートを流し込み、先制のネットを揺らしたかに思えた。
しかし、トッテナム陣営からFWソン・フンミンに対するマクトミネイのファウルのアピールが行われると、OFR(オン・フィールド・レビュー)の結果、マクトミネイがドリブルの際に右手でソン・フンミンの頬を叩いたとの判定が下り、ゴールは取り消しとなった。
この場面では、プレッシャーにいったソン・フンミンが突破してきたマクトミネイを右手で掴もうとし、マクトミネイがそれを振り払おうとした右手がソン・フンミンの頬に当たった形となったが、PGMOLは「マクトミネイは自然な走り方の動きではなく、軽率なものだった」と説明している。
一方、『スカイ・スポーツ』の解説者でマンチェスター・ユナイテッドOBのロイ・キーン氏は、この判定は間違いだと強く非難している。
「ファウルではない。選手たちは(あれをファウルと言われたら)動揺するだろう。公平を期すために言うと、(マーカス・)ラッシュフォードが10分前にやったようにそれはソンだけではない」
「審判は大きなプレッシャーにさらされている。彼らは今、自分たちの決定を全て疑っているが、明らかにこの判定は間違っていると思う」
このシーンの数分後、動揺の見えるユナイテッド相手にソン・フンミンが先制ゴールをマーク。ユナイテッドは後半に逆転し1-3で勝利したものの、試合の流れを変えた大きなシーンだった。
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ユナイテッドは11日、トッテナムとアウェイで対戦。互いに攻守の切り替えが徹底された緊迫感のある攻防が繰り広げられる中、33分に試合の流れを大きく左右するシーンが訪れる。ユナイテッドが押し込んで中央右のマクトミネイから横パスを受けたMFフレッジがボックス左のMFポール・ポグバの足元に縦パスを繋ぐ。ここでタメを作ってDFの視線を引き付けたポグバからボックス内の密集を抜く絶妙な斜めのショートスルーパスが出る。これに完璧な動き出しで反応したFWエディンソン・カバーニがGKウーゴ・ロリスの股間を抜くシュートを流し込み、先制のネットを揺らしたかに思えた。
この場面では、プレッシャーにいったソン・フンミンが突破してきたマクトミネイを右手で掴もうとし、マクトミネイがそれを振り払おうとした右手がソン・フンミンの頬に当たった形となったが、PGMOLは「マクトミネイは自然な走り方の動きではなく、軽率なものだった」と説明している。
一方、『スカイ・スポーツ』の解説者でマンチェスター・ユナイテッドOBのロイ・キーン氏は、この判定は間違いだと強く非難している。
「私は本当に驚いている。これがファウルなら、我々は皆家に帰るべきだ。それは本当におかしい。ソンのような選手があのように転がるのは恥ずかしいことだ」
「ファウルではない。選手たちは(あれをファウルと言われたら)動揺するだろう。公平を期すために言うと、(マーカス・)ラッシュフォードが10分前にやったようにそれはソンだけではない」
「審判は大きなプレッシャーにさらされている。彼らは今、自分たちの決定を全て疑っているが、明らかにこの判定は間違っていると思う」
このシーンの数分後、動揺の見えるユナイテッド相手にソン・フンミンが先制ゴールをマーク。ユナイテッドは後半に逆転し1-3で勝利したものの、試合の流れを変えた大きなシーンだった。
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