敵地でブレーメンに4発快勝のライプツィヒが首位を追走!大迫は途中出場も見せ場を作れず《ブンデスリーガ》

2021.04.11 00:35 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第28節のブレーメンvsライプツィヒが10日に行われ、1-4でライプツィヒが勝利した。ブレーメンのFW大迫勇也は83分からプレーした。

リーグ戦3連敗中の13位ブレーメン(勝ち点30)が、2位ライプツィヒ(勝ち点57)をホームに迎えた一戦。
ミッドウィークに延期されていたDFBポカール準々決勝のヤーン・レーゲンスブルク戦を1-0で勝利し4強入りを決めたブレーメンは、その試合からスタメンを5人変更。その試合で決勝点を記録した大迫はベンチスタートとなった。

一方、前節バイエルンとの天王山を惜敗したライプツィヒは、その試合からスタメンを5人変更。フォルスベリやハイダラ、ウパメカノらに代えてセルロートやクライファート、カンプルらがスタメンに名を連ねた。

試合は地力で勝るライプツィヒがボールを保持すると13分、エンクンクのサイドチェンジをボックス左で収めたクライファートがチャンスを迎えたが、シュートは左サイドネットに外れた。
主導権を握るライプツィヒは23分、ドリブルで仕掛けたカンプルのパスをザビッツァーがワンタッチで前線に送ると、ダニ・オルモの落としを再び受けたカンプルがラストパス。ゴール前に上がっていたダニ・オルモのダイレクトシュートがゴールに吸い込まれた。

対するブレーメンは、直後にセットプレーからチャンスを迎える。27分、フリードルの右CKニアに走り込んだゼルケがヘディングで合わせたが、これはわずかにゴール左に逸れた。

先制したライプツィヒは、32分にもアダムスのパスで右サイドを抜け出したエンクンクがクロスを供給すると、ボックス中央のセルロートがヘディングシュートをゴール左に流し込んだ。

さらに38分にはザビッツァーのスルーパスからボックス左に抜け出したハルステンベルクがゴールネットを揺らしたが、これはオフサイドの判定でゴールは取り消された。

その後も攻撃の手を緩めないライプツィヒは、41分に右サイドを突破したオルバンのクロスをゴール前に走り込んだセルロートが流し込み、3点のリードで前半を折り返した。

迎えた後半、ブレーメンはディンクシ、エンボム、トプラクを下げてラシツァ、モフワルド、ヴェリコビッチを投入。対するライプツィヒは、アダムスを下げてヘンリクスをピッチに送り出した。

そして、後半先にゴールをこじ開けたのはブレーメンだった。59分、左サイド深くまで侵入したラシツァのクロスはザビッツァーにクリアされるも、このボールがボックス内のカンプルの腕に当たり、ブレーメンがPKを獲得。このPKはラシツァがゴール右下に沈めた。

ミスから1点を返されたライプツィヒはすぐさま反撃を開始。すると63分、右クロスのこぼれ球をボックス内で拾ったエンクンクのパスでボックス右深くまで侵入したヘンリクスの折り返しをザビッツァーが流し込み、再びリードを広げた。

その後は互いに選手交代を行っていく中で拮抗した展開が続く。ブレーメンは83分にサージェントを下げて大迫を投入したが、終盤にかけても反撃できず。試合はそのまま1-4でタイムアップ。完敗を喫したブレーメンはリーグ4連敗。大勝したライプツィヒは逆転優勝へ首位を追走している。
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