1人退場のリーズがたった2本のシュートでシティから大金星!《プレミアリーグ》
2021.04.10 22:38 Sat
プレミアリーグ第31節、マンチェスター・シティvsリーズ・ユナイテッドが10日に行われ、1-2でリーズが勝利した。
前回対戦ではグアルディオラ監督が初めてポゼッションで上回られ、1-1の引き分けに持ち込まれたシティ。今回も開始3分にボックス左への侵入を許すなど、いきなり危険な場面を作られる。
その後も危ういシーンがあったシティがゴールに迫ったのは19分。スルーパスに反応したスターリングがボックス左からシュートを放ったが、ここはGKメリエに止められた。22分には左CKからゴール前にこぼれたボールをフェラン・トーレスが押し込みにかかったが、今度はDFのブロックに遭った。
徐々にシティにリズムが生まれる中、27分にスターリングが上げたクロスが相手に当たって、さらにエイリングの手に当たったが、主審の笛は吹かれず。
これが初シュートという超効率的な攻撃を成功させたリーズだが、前半アディショナルタイムにアクシデント。イーブンボールに対してクーパーとスターリングが接触。スライディングでクリアを試みたクーパーの足裏がスターリングの足に入り、イエローカードが提示された。しかし、VARで確認した結果、カードの色が赤に変わり一発退場。これを受けて、FWバンフォードを下げてDFストルイクを緊急投入した。
1点ビハインドのシティは、後半は立ち上がりからギアを上げて攻撃に出る。53分、ピッチ中央を持ち上がったストーンズの横パスを受けたジンチェンコが、ボックス手前から左足を一振り。ここはGKメリエが好セーブ。
59分にシティはアケを下げてギュンドアンを投入し攻勢の枚数を増やすと、対するリーズはロバーツを下げてコッホを投入し、守備を固める。
そんな相手にシティは再び持ち上がったストーンズが今度は自らシュート。そのこぼれ球をゴール前で拾ったベルナウド・シウバが畳みかけたが、相手に当たって枠を外れた。
後半は7割超えのポゼッションを記録するシティ。その数字が結果に表れたのは76分のことだった。
完全に引いて守る相手に対しフェルナンジーニョが高い位置まで運ぶと、DFのギャップを突いたベルナウド・シウバにパス。さらにこれを素早く横へ繋ぎ、最後はフェラン・トーレスがダイレクトで流し込んだ。シティはこれが24本目のシュートだった。
ようやく試合を振り出しに戻し、3バックでさらなる攻勢に出るシティだが、88分のベルナウド・シウバのドリブルシュートはゴール左に外れるなど、徐々にタイムリミットが近づく。
このまま終わるかに思われたが、予想外の展開が待っていた。後半アディショナルタイムの91分、リーズはGKのスローインから左サイドに展開。アリオスキがエウデル・コスタとのワンツーで持ち上がると、3バックの間を突くスルーパスにダラスが反応。GKと一対一となり、冷静にゴールに流し込んだ。
劇的過ぎる展開にリーズの選手たちは大興奮。さらにチームにとってこれが2本目のシュートだった。一方、優勝まであと3勝としていたシティだが、まさかの大金星を許し、足踏みすることになった。
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マンチェスター・ユナイテッド戦の連勝ストップから公式戦6連勝と、再び軌道に乗り始めたシティ。前節は3位レスター・シティを退けリーグ戦3連勝。その後にはチャンピオンズリーグでボルシアMGにホームで先勝を収めた。今節はそのボルシアMG戦からスタメンを7人変更。ハムストリングのケガで長らく戦線から離れていたアケがおよそ4カ月ぶりに先発復帰した。その後も危ういシーンがあったシティがゴールに迫ったのは19分。スルーパスに反応したスターリングがボックス左からシュートを放ったが、ここはGKメリエに止められた。22分には左CKからゴール前にこぼれたボールをフェラン・トーレスが押し込みにかかったが、今度はDFのブロックに遭った。
徐々にシティにリズムが生まれる中、27分にスターリングが上げたクロスが相手に当たって、さらにエイリングの手に当たったが、主審の笛は吹かれず。
ここまではシュートゼロに抑えられ、数字的に圧倒されていたリーズだが迎えた42分、最終ラインのクーパーのロングフィードからエウデル・コスタが左サイドで収めると、バンフォードを経由して最後はダラスがペナルティアーク付近からシュート。これが左ポストを跳ね返ってゴールに吸い込まれた。
これが初シュートという超効率的な攻撃を成功させたリーズだが、前半アディショナルタイムにアクシデント。イーブンボールに対してクーパーとスターリングが接触。スライディングでクリアを試みたクーパーの足裏がスターリングの足に入り、イエローカードが提示された。しかし、VARで確認した結果、カードの色が赤に変わり一発退場。これを受けて、FWバンフォードを下げてDFストルイクを緊急投入した。
1点ビハインドのシティは、後半は立ち上がりからギアを上げて攻撃に出る。53分、ピッチ中央を持ち上がったストーンズの横パスを受けたジンチェンコが、ボックス手前から左足を一振り。ここはGKメリエが好セーブ。
59分にシティはアケを下げてギュンドアンを投入し攻勢の枚数を増やすと、対するリーズはロバーツを下げてコッホを投入し、守備を固める。
そんな相手にシティは再び持ち上がったストーンズが今度は自らシュート。そのこぼれ球をゴール前で拾ったベルナウド・シウバが畳みかけたが、相手に当たって枠を外れた。
後半は7割超えのポゼッションを記録するシティ。その数字が結果に表れたのは76分のことだった。
完全に引いて守る相手に対しフェルナンジーニョが高い位置まで運ぶと、DFのギャップを突いたベルナウド・シウバにパス。さらにこれを素早く横へ繋ぎ、最後はフェラン・トーレスがダイレクトで流し込んだ。シティはこれが24本目のシュートだった。
ようやく試合を振り出しに戻し、3バックでさらなる攻勢に出るシティだが、88分のベルナウド・シウバのドリブルシュートはゴール左に外れるなど、徐々にタイムリミットが近づく。
このまま終わるかに思われたが、予想外の展開が待っていた。後半アディショナルタイムの91分、リーズはGKのスローインから左サイドに展開。アリオスキがエウデル・コスタとのワンツーで持ち上がると、3バックの間を突くスルーパスにダラスが反応。GKと一対一となり、冷静にゴールに流し込んだ。
劇的過ぎる展開にリーズの選手たちは大興奮。さらにチームにとってこれが2本目のシュートだった。一方、優勝まであと3勝としていたシティだが、まさかの大金星を許し、足踏みすることになった。
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