14-0で日本代表に敗れたモンゴル代表監督に秋田や愛媛を指揮した間瀬秀一氏が就任

2021.04.08 21:51 Thu
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モンゴルサッカー協会(MFF)は8日、モンゴル代表の新監督に間瀬秀一氏(47)を招へいした事を発表した。今回の監督就任は、MFFと日本サッカー協会(JFA)の協力の下で実現。2023年まで代表監督を務めることになるとのこと。またU-23モンゴル代表監督も兼任するという。
間瀬氏は、Jリーグでのプレー経験はないものの、アメリカやメキシコ、グアテマラ、エルサルバドル、クロアチア、シンガポールでプレー。現役引退後に指導者の道へ進んだ。

2003年にはジェフユナイテッド市原・千葉でイビチャ・オシム監督の通訳を務めると、息子のアマル・オシム氏の通訳も務め、2004年にC級ライセンスを取得。2007年にはB級ライセンスを取得すると、千葉でコーチに就任した。

その後、ファジアーノ岡山や東京ヴェルディでコーチを務めると、2015年にS級ライセンスを取得。2015年にブラウブリッツ秋田で監督業をスタートさせた。
2016年からは愛媛FCの監督を務めると、2018年5月に解任され、同年7月には秋田に復帰。2019年に退任し、その後はフリーとなっていた。

モンゴル代表は、3月30日に行われたカタール・ワールドカップ アジア2次予選で日本代表と対戦し、14-0で大敗。そこからおよそ1週間で新監督に日本人を迎えることとなった。

アジアでは日本人の監督が多く指揮を執っており、タイ代表の西野朗監督やシンガポール代表の吉田達磨監督らがいる他、カンボジア代表の実質的監督は本田圭佑(ネフチ・バクー)が務めている。

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