ラッシュフォード&グリーウッド弾でユナイテッドがブライトンに逆転勝利!《プレミアリーグ》

2021.04.05 05:39 Mon
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドは4日、プレミアリーグ第30節でブライトン&ホーブ・アルビオンと対戦し、2-1で勝利した。

直近のFAカップ準々決勝で熾烈な2位争いを繰り広げるレスター・シティに完敗した2位のユナイテッド(勝ち点56)が、3連勝を狙う16位ブライトン(勝ち点32)をホームに迎えた。
レスター戦の先発からマルシャルやファン・デ・ベーク、マティッチ、テレスの4選手を変更。カバーニ、ラッシュフォード、ブルーノ・フェルナンデス、ショーが先発で起用された。

最前線にカバーニを据えた[4-2-3-1]で試合に臨んだユナイテッドは、立ち上がりの8分にチャンスを迎える。ブルーノ・フェルナンデスの左クロスのこぼれ球をに反応したグリーンウッドがボックス右からダイレクトシュート。しかし、これは右ポストに弾かれた。

早い時間帯の先制点を逃すも、以降も相手を押し込む良い入りを見せたホームチーム。だが、ひとつのミスから与えた決定機を決められていきなりビハインドを負うことに。
13分、自陣中盤でポグバの横パスをトロサールにカットされショートカウンターを浴びると、グロスのパスで右サイド深くまで駆け上がったモペイのクロスをゴール前のウェルベックがヘディングシュート。これはGKヘンダーソンが右足で弾くも、跳ね返りを再びウェルベックが押し込んだ。

反撃に出たいユナイテッドだったが、その後は素早い攻守の切り替えと、フィールドプレーヤー全員が自陣で守備ブロックに参加するブライトンに対して、なかなかシュートまで持ち込むことができない。

38分には強引なドリブルでボックス左から侵入したラッシュフォードのロストボールを拾ったブルーノ・フェルナンデスの折り返しから走り込んだポグバがダイレクトシュートを狙ったが、これはゴール左に大きく外れた。

0-1のスコアで試合を折り返したユナイテッドは、後半もボールを支配し攻勢を仕掛けていく。すると60分、ポグバのダイレクトパスでブルーノ・フェルナンデスがボックス右深くに抜け出すと、ダイレクトシュートを狙ったが、これは飛び出したGKロベルト・サンチェスのブロックに阻まれた。

続く62分には、フェルトマンのクリアミスを敵陣でカットしたブルーノ・フェルナンデスがドリブルで持ち上がりストパスを供給。ボックス左に走り込んだラッシュフォードがダイレクトシュートをゴール右隅に流し込み、ユナイテッドが試合を振り出しに戻した。

同点弾で勢いづくユナイテッドだったが、70分にピンチ。右サイドのマク・アリステルが供給したサイドチェンジを受けたモペイがボックス左から侵入し折り返しを入れると、ウェルベックが走り込んだがわずかに届かず。ボールはゴール右に外れた。

ピンチを凌いだユナイテッドは、73分にラッシュフォードを下げてダニエル・ジェームズを投入。すると76分、ボックス外からブルーノ・フェルナンデスがミドルシュートを放つと、相手GKの弾いたボールに反応したダニエル・ジェームズの落としから最後はグリーンウッドが合わせたが、このシュートは枠の上に外れた。

下位相手にホームで取りこぼしの許されないユナイテッドは、82分にカバーニを下げてファン・デ・ベークを投入。すると直後の83分、ショーのスルーパスでボックス左から侵入したブルーノ・フェルナンデスのクロスをファーサイドに駆け上がったポグバがダイレクトシュート。これはジャストミートせず、ゴール前へ折り返す形になったが、最後は中央に走り込んだグリーンウッドがダイビングヘッドでゴールに流し込んだ。

結局、これが決勝点となり、逆転勝利を飾ったユナイテッドがリーグ戦3連勝。ミッドウィークに行われるヨーロッパリーグ(EL)準々決勝のグラナダ戦に弾みをつけた。
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