収穫は「色々な選手が点を獲ったこと」と語る吉田麻也、この先の強化は「夏に移籍する選手が1人でも多く出ないといけない」

2021.03.30 23:55 Tue
Getty Images
日本代表は30日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でモンゴル代表とフクダ電子アリーナで戦い、0-14で日本が勝利した。1年4カ月ぶりとなる公式戦。立ち上がりから日本はチャンスを作ると、13分に南野拓実の予選5試合連続ゴールで先制。するとこのゴールを皮切りに、23分に大迫勇也、26分に鎌田大地、33分には守田英正に日本代表初ゴールが生まれるなど、前半だけで0-5とする。
後半に入っても攻勢は止まず、途中出場で日本代表デビューを果たした稲垣祥の2ゴールや伊東純也古橋亨梧も2ゴールを決めたほか、大迫も日本代表で初のハットトリックを達成するなどし、日本のW杯予選史上最多となる14ゴールを奪って勝利を収めた。

試合後、DF吉田麻也(サンプドリア)がオンラインのメディア取材に登場。試合を振り返った。

韓国代表戦を含めたこの2試合を振り返って「おっしゃる通り2試合目は力の差がありすぎたので評価しづらいです」と率直な感想を述べ、「1試合目はもちろん韓国がもう少し来るだろうと予測していたので、少し予想とは違ったですが、それにしても自分たちが良いパフォーマンスを出せたと思うので悲観していないです」とコメント。韓国戦でのパフォーマンスには満足感があるようだ。
「1試合目で作り出したものは非常にレベルが高いものだったので、強い相手にも出せるかどうかが一番のポイント」と、この先に待つ実力の近い相手との戦いでも継続できるかをポイントに挙げ「これから最終予選に入ったり本番に向けてのフレンドリーマッチでそういう相手に出せるのかが大事。それを1試合目で作れたことがポジティブかなと思います」と語り、韓国戦でのパフォーマンスはプラスになったと語った。

また、Jリーグ組も一定の結果を出した2試合となったが「国内でやるのは1年4カ月ぶりですよね。前回も前々回も海外組しか呼べない状況だったので、国内組ももどかしい思いをしていたと思いますし、このチャンスをモノにしたいという高いモチベーションでこの合宿に挑んだのは間違い無いと思います」と高い意識を感じたとコメント。「一歩踏み出したと思いますが、これからだと思いますし、U-24に行っている選手だったり、彼らも昨日は良いパフォーマンスをしたと思うし、この座を狙って戦ってきますし、他のJリーグの選手も海外でプレーしている選手もこの23という枠を、必死に死に物狂いで掴みにくるので、全員にとって競争だと思います」と、ここからポジション争いの激しい競争が始まると釘を刺した。

それでも「1つこのチャンスをものにしたら、このポジションを分け与えてはいけないと思うので、1人1人が必死に死に物狂いでこのポジションを死守しないといけないと思います」とし、一定の結果を出して終わりではなく、それを守る必要があるとコメント。「これから4月、5月のJリーグや各国リーグでの自チームでのパフォーマンスにつながってきますし、意識高く高いパフォーマンスを意識して次の招集に備えることが大事だと思います」と、全ての選手がまたレベルアップすることが大事だと語った。

この試合は先制してからは立て続けにゴールを奪い試合の大勢を決めたが「前半は相手も気持ちも高く持っていたし、もちろんスタミナ的にも充分残っている状態だったので、そこでいくつ崩れせるかが大事だなと思っていました」とコメント。「良い形を作りながら、サイドに展開して、短いパス、長いパスを織り交ぜながら色々なバリエーションで相手を揺さぶれたと思います」と語り、チームとして様々な攻撃の形を出せたことを評価した。

この先については、「チームとしてはもっともっと強い相手と戦って、一進一退の試合の中で高いパフォーマンスを出す経験を積むのが大事になってきますし、選手各々がチームでそういった経験をすることが大事だと思います」とコメント。「ヨーロッパの本当に強いチームでプレーしている選手はまだまだ少ないので、ここから2カ月パフォーマンスを出して夏に移籍する選手が1人でも多く出ないといけないと思いますし、そういうところに身を置くことが一番の近道だと思います」と夏の移籍市場でステップアップする選手が出るように、クラブでのパフォーマンスを上げる必要があるとした。

また、「国内組で選出された選手もこの合宿を経て色々なことを感じたと思うし、そういう上のレベルで誰かがやれば自ずと下も刺激を受けて、総合的にチームが良い方向に向かっていくと思うので、1人でも多くがそういった環境に身を置くことが、ずっと言っていますけど一番大事だと思います」と語り、常に高い意識を持って高いレベルでプレーすることが日本代表の強化になると語った。

過去2大会に出ている吉田にとって本大会1年半前の完成度については「判断しづらいところではあります」と率直な意見を語り、「2次予選の相手が国の数が増えたので、前回や前々回とだいぶ違うなと」と2次予選での相手のレベルが下がっていると指摘。「最終予選はこんな簡単にいかないと思いますし、最終予選が本当の戦いで、そこで厳しい戦いを切り抜けていかないといけない」とこの先が本番だと語った。

また「今の段階でチームの成熟度を評価するのは難しいですが、期待も込めてまだまだかなと思います」とし、もっとできると感じていると明かした。

相手のレベルを含めて難しい試合となった中での一番の収穫については「満遍なく色々な選手が点を獲ったということは、色々な選手にとって良いのかなと思います」と語り、「稲垣も2点を獲ったし、他にも新しい選手が獲って、獲るべき選手が、大迫なんかがしっかり点を獲ったので、そこが一番良かったと思います」とコメント。「残り数分で数得点を取れたのも良かったです」と最後まで押し切ったことを評価。それでも「いっぱい点差が開くと相手が弱かったと言われるし、点差が開かないと大丈夫かと言われるし。難しいです」と語り、手応えはなかなか掴めない難しい試合だと語った。
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