ノルウェー、ドイツ、オランダ、デンマーク…カタールW杯への抗議運動がヨーロッパで広がる
2021.03.29 22:18 Mon
オランダ代表の選手たちもカタールでの人権問題に抗議した。これは、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)開催が決まってから、カタールで6,500人の移民労働者が死亡し、スタジアムの建設に直接関係する労働者の37人が死亡したことが明らかになったことを受けての行動だ。
先週から始まったカタール・W杯欧州予選ではノルウェー代表とドイツ代表がすでに、整列時に人権問題について提起するTシャツを着用していたが、これにオランダ代表が追随した。
27日、今度はラトビア代表戦に臨んだオランダ代表のスターティングメンバーが「FOOTBALL SUPPORTS CHANGE(フットボールは変化を支持します)」と書かれたTシャツを着用していた
さらに、翌日の28日にはモルドバ代表と対戦したデンマーク代表の選手たちもオランダ代表と同じ文言が書かれたTシャツを着用し続いた。
さらに27日にはトルコと対戦したノルウェーが再びTシャツを着用し、「ノルウェー、ドイツ、次は?」と他国もこの運動に続くようメッセージを発信していた。
なお、現時点でこれらの抗議活動について国際サッカー連盟(FIFA)からの処分はない。
27日、今度はラトビア代表戦に臨んだオランダ代表のスターティングメンバーが「FOOTBALL SUPPORTS CHANGE(フットボールは変化を支持します)」と書かれたTシャツを着用していた
さらに、翌日の28日にはモルドバ代表と対戦したデンマーク代表の選手たちもオランダ代表と同じ文言が書かれたTシャツを着用し続いた。
最初はノルウェー代表が24日に行われたジブラルタル戦の整列時に「ピッチ内外での人権」と胸に書かれたTシャツを着用すると、翌25日にはアイスランド戦に臨んだドイツ代表のスターティングメンバー11人が「HUMANRIDHTS(人権)」が1文字ずつ書かれた黒いTシャツを着用した。
さらに27日にはトルコと対戦したノルウェーが再びTシャツを着用し、「ノルウェー、ドイツ、次は?」と他国もこの運動に続くようメッセージを発信していた。
なお、現時点でこれらの抗議活動について国際サッカー連盟(FIFA)からの処分はない。
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