モンゴル代表キャプテンのDFノルジモーが日本での試合開催に「改めて感謝したい」、試合は「準備ができている」

2021.03.29 18:40 Mon
©超ワールドサッカー
モンゴル代表のキャプテンを務めるDFツェデンバル・ノルジモーが、30日に予定されているカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の日本代表戦に向けた前日記者会見に臨んだ。

モンゴルはここまでの2次予選6試合で1勝5敗とグループ最下位に位置。日本とは2019年10月に対戦し、6-0で大敗を喫している。
当時はドイツ人指揮官のミヒャエル・ワイス監督が率いていたが、ラスティスラブ・ボジク監督が昨年9月に監督就任。そして25日にはボジク監督の初陣となるタジキスタン代表戦を行い3-0で敗れていた。

今回の日本戦は本来であればモンゴル国内で行われるゲームだったが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響もありモンゴル国内での開催が不可能に。そのため日本サッカー協会(JFA)との協議の結果、日本での開催がアジアサッカー連盟(AFC)で承認され、モンゴルにとってホームゲームながらも日本で開催することとなった。

6-0で敗れた前回の試合にも出場していたノルジモーは今回の対戦について「日本と同じ組になれて喜んでいるし、名誉だ」とコメント。「自分たちの試合をすることが重要で、そこに照準を当てています」と、モンゴルのパフォーマンスにフォーカスしていると語った。
モンゴルリーグが昨年9月に終わり、その後は試合がなかった中でのW杯予選となるが「コロナ禍ではモンゴルでは非常に厳しい状況が続きました。長い間プレーできない期間が続きましたが、自宅でトレーニングできるメニューをコーチに組んでもらいました」と語り、「トルコでトレーニングを積んできたので、明日の試合には準備ができています」としっかりと調整してきたと語った。

今回は本来であればホームゲームとなるはずが日本での開催に。その点については「このコロナ禍で他の事情もあり、ホームでプレーできるはずが日本での試合になって残念です」とコメント。その理由は「モンゴルファンが日本の選手のプレーを見たいと思っていたので、それができず残念です」とコメントした。

また、日本の新型コロナウイルスの感染対策にも触れ「日本が我々を助けてくださっていることはありがたいですし、制限やルールはありますが全て従います。改めて感謝したいと思います」と感謝を口にした。

モンゴルvs日本の一戦は30日(火)の19時30分からフクダ電子アリーナで行われる。
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