【保存版】代表ウイークと言えばルヴァンカップじゃないですか!? の巻/倉井史也のJリーグ

2021.03.27 15:00 Sat
©超ワールドサッカー
日本代表とかU-24日本代表とか連日盛り上がってきたわけですよ。となると、その代表ウイークの時期にあるルヴァンカップも盛り上がってほしいわけなんです。ところがこのルヴァンカップ、「同一企業の協賛により最も長く開催されたプロサッカーの大会」としてギネス記録を持ってるんですけど、なかなか難しい。

ってのは何かって言いますと、よくレギュレーション=大会方式が変わってるんです。毎年そのレギュレーションを確認してみてないと、勝ち進めないという大会なのでした。と言うことで今回は【保存版】ルヴァンカップ(旧ヤマザキナビスコカップ)の歴代レギュレーションをまとめておくよ!!
【1992年大会】
オリジナル10による総当たりのリーグ戦、Vゴール方式、PK戦あり、勝点で競い得点数でもボーナス勝点あり、勝点上位4クラブが準決勝進出

【1993年大会】
Jリーグ10チームに準加盟3チームを加えた合計13クラブで、2グループに分け、各グループ総当たり1回戦、Vゴール方式、PK戦あり、勝点ではなく勝利数で競う、1位・2位がトーナメント進出、準決勝は1位チームのホーム、決勝ではVゴール方式を採用しない

【1994年大会】
Jリーグ12チームと準加盟2チームの合計14チームで開催、全試合が1回戦制のノックアウト、Vゴール方式、決勝ではVゴール方式を採用しない
【1995年大会】
リーグ戦増加のため開催されず

【1996年大会】
Jリーグ16チーム、2グループに分かれ2回戦総当たり、グループリーグで引き分けあり、アウェイゴールなし、1位・2位が準決勝進出、準決勝はVゴール方式、決勝ではVゴール方式を採用しない

【1997年大会】
Jリーグ17チームと準会員3チームの合計20チーム、4チームずつの5グループ、2回戦総当たり、引き分けあり、勝点3方式、各グループ1位と2位チームの成績上位3チームがベスト8進出、決勝トーナメントはVゴール方式、決勝はホーム&アウェイ

【1998年大会】
Jリーグ18チームと準会員2チームの合計20チーム、5チームずつの4グループ、グループリーグは引き分けあり、勝点3方式、各グループ1位が決勝トーナメント、決勝トーナメントは1回戦Vゴール方式

【1999年大会】
J1・J2合計26チーム、準決勝までは2回戦ノックアウト、2戦目はVゴール方式、決勝も1試合Vゴール方式

【2000年大会】
J1・J2合計27チーム、準決勝までは2回戦ノックアウト、2戦目はVゴール方式、決勝も1試合Vゴール方式

【2001年大会】
J1・J2合計28チーム、準決勝までは2回戦ノックアウト、2戦目はVゴール方式、決勝も1試合Vゴール方式

【2002年大会】
J1の16チーム、4チームずつの4グループ、引き分けあり勝点3方式、各グループ1位・2位が決勝トーナメント進出、決勝トーナメントは1回戦Vゴール方式

【2003年大会】
J1の16チーム、ACL出場2チームは決勝トーナメントから、4グループ(4チーム編成×2、3チーム編成×2)を作り、各グループ1位と4チーム編成グループの2位は決勝トーナメント進出、準決勝までは2回戦(Vゴールなし)、決勝戦は1回戦

【2004年大会】
J1の16チーム、4チームずつの4グループ、引き分けあり勝点3方式、各グループ1位・2位が決勝トーナメント進出、決勝トーナメントは1回戦Vゴール方式

【2005年大会】
J1の18チーム、ACL出場2チームは決勝トーナメントから、4チームずつ4グループに分かれ2回戦総当たり、各グループ1位と2位のうち成績上位の2チームは決勝トーナメント進出、準決勝までは2回戦(Vゴールなし)、決勝戦は1回戦

【2006年大会】
J1の18チーム、ACL出場1チームは決勝トーナメントから、4グループ(4チーム編成×3、5チーム編成×1)を作り、5チーム編成のグループは試合数を合わせるため2回戦方式はとらない、各グループ1位と2位のうち成績上位の2チームは決勝トーナメント進出、決勝トーナメントではアウェイゴールルール採用、準決勝までは2回戦(Vゴールなし)、決勝戦は1回戦

【2007年大会】
J1の18チーム、ACL出場2チームは決勝トーナメントから、4チームずつ4グループに分かれ1回戦総当たり、勝点3制、各グループ1位・2位が決勝トーナメント進出、決勝トーナメントではアウェイゴールルール採用、準決勝までは2回戦(Vゴールなし)、決勝戦は1回戦

【2008年大会】 前年同様

【2009年大会】
J1の18チーム、ACL出場4チームは決勝トーナメントから、7チームずつ2グループに分かれ2回戦総当たり、各グループ1位・2位は決勝トーナメント進出、勝点で並んだ場合には「得失点差」「総得点数」「当該チーム間の対戦成績」「反則ポイント」「抽選」の順、決勝トーナメントではアウェイゴールルール採用、準決勝までは2回戦(Vゴールなし)、決勝戦は1回戦

【2010年大会】 前年同様

【2011年大会】
東日本大震災の影響で全試合トーナメント、1・2回戦はホームアンドアウェイ、準々決勝からは1回戦

【2012年大会】 2010年と同様

【2013年大会】 前年同様

【2014年大会】 前年同様

【2015年大会】
J1の18チーム、ACL出場3チームは決勝トーナメントから、ACLプレーオフチームは敗退した場合はグループリーグに組み込み(ACL本大会出場決定のため適用されず)、7チームずつ2グループに分かれ2回戦総当たり、各グループ1位・2位は決勝トーナメント進出、勝点で並んだ場合には「得失点差」「総得点数」「当該チーム間の対戦成績」「反則ポイント」「抽選」の順、決勝トーナメントではアウェイゴールルール採用、準決勝までは2回戦(Vゴールなし)、決勝戦は1回戦

【2016年大会】
J1の18チーム、ACL出場3チームは決勝トーナメントから、ACLプレーオフチームは敗退した場合はグループリーグに組み込み(ACL本大会出場決定のため適用されず)、7チームずつ2グループに分かれ2回戦総当たり、各グループ1位・2位は決勝トーナメント進出、勝点で並んだ場合には「得失点差」「総得点数」「当該チーム間の対戦成績」「反則ポイント」「抽選」の順、もうだんだん書くのがいやになってきた、決勝トーナメントではアウェイゴールルール採用、準決勝までは2回戦(Vゴールなし)、決勝戦は1回戦

【2017年大会】
J1の18チーム、ACL出場3チームは決勝トーナメントから、ACLプレーオフチームは敗退した場合はグループリーグに組み込み(ACL本大会出場決定のため適用されず)、7チームずつ2グループに分かれ2回戦総当たり、各グループ1位は決勝トーナメント進出、各グループ2位と3位のチームでプレーオフステージを争い2チームが決勝トーナメント進出、勝点で並んだ場合には「得失点差」「総得点数」「当該チーム間の対戦成績」「反則ポイント」「抽選」の順、なんか見落としがあるんじゃないかと不安、決勝トーナメントではアウェイゴールルール採用、準決勝までは2回戦(Vゴールなし)、決勝戦は1回戦

【2018年大会】
J1の18チームに加えて前年J1で16位・17位のチームの合計20チーム、ACL出場3チームは決勝トーナメントから、ACLプレーオフチームは敗退した場合は前年17位のチームに代わってグループリーグに組み込み(ACL本大会出場決定のため適用されず)、4チームずつ4グループの2回戦総当たり、勝点が同一チーム間では「勝ち点」「得失点差」「得点」「アウェーゴール」の順、各グループ上位2チームがプレーオフステージ進出、プレーオフステージはホームアンドアウェイ、そして多分この記事はみんな飛ばして読んでると思う、アウェイゴールルール採用、決勝は1回戦

【2019年大会】
J1の18チームに加えて前年J1で17位・18位のチームの合計20チーム、ACL出場2チームは決勝トーナメントから、ACLプレーオフ2チームは敗退した場合は前年17位・18位のチームに代わってグループリーグに組み込み(ACL本大会出場決定のため適用されず)、4チームずつ4グループの2回戦総当たり、勝点が同一チーム間では「勝ち点」「得失点差」「得点」「アウェーゴール」の順、各グループ上位2チームがプレーオフステージ進出、プレーオフステージはホームアンドアウェイ、もしもこれを見つけたあなたは称賛に値する、アウェイゴールルール採用、決勝は1回戦

【2020年大会】
(当初の予定)J1の18チームに加えて前年J1で17位・18位のチームの合計20チーム、ACL出場2チームは決勝トーナメントから、ACLプレーオフ2チームは敗退した場合は前年17位・18位のチームに代わってグループリーグに組み込み(1チームのみACL本大会出場決定のため17位のチームは参加)、4チームずつ4グループの2回戦総当たり、勝点が同一チーム間では「勝ち点」「得失点差」「得点」「アウェーゴール」の順、各グループ上位2チームがプレーオフステージ進出、プレーオフステージはホームアンドアウェイ、アウェイゴールルール採用、決勝は1回戦


グループリーグ1試合を終了した時点で新型コロナウイルスの影響から大会レギュレーションを変更。

(変更後)
前年度J1で17位だったチームは2試合目以降を戦わず不戦敗。プレーオフステージを取りやめ、各グループステージ1位と2位のうち成績が一番よかったチームは決勝トー満面と進出、プレーオフステージ中止、準々決勝からは1回戦ノックアウト、延長なしPK戦、決勝のみ延長戦あり

どうです、これであなたもルヴァンカップ博士!!

【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。
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なんと!2節を終了して連勝したチームがいないって、こりゃ今季は大混戦の予感がしませんか。川崎vs磐田なんて4-5っていうとんでもないハイスコアのゴールになったし。 で、調べてみたんですよ。2試合終えた時点で2勝したチームがこれまでどれだけあったのかって。1998年以前は引き分けの場合、PK戦が行われていたのでPK戦勝利を勝ちとするかどうか微妙だから、とりあえず1999年まで!! すると!! 2023年:横浜FM・神戸・名古屋 2022年:柏・川崎 2021年:川崎・鳥栖・名古屋 2020年:広島・FC東京・C大阪 2019年:名古屋・横浜FM 2018年:名古屋・広島・仙台 2017年:横浜FM・FC東京・神戸・仙台 2016年:大宮・鹿島 2015年:浦和・広島・鳥栖 2014年:鹿島・鳥栖・横浜FM・広島 2013年:横浜FM・FC東京・浦和・C大阪 2012年:仙台・神戸・FC東京・川崎 2011年:柏 2010年:仙台・川崎 2009年:G大阪・新潟 2008年:鹿島・大分・横浜FM 2007年:名古屋・清水・G大阪 2006年:川崎・横浜FM・清水 2005年:なし 2004年:磐田・柏 2003年:市原・鹿島 2002年:FC東京・磐田・G大阪・市原・仙台・横浜FM 2001年:磐田・札幌 2000年:FC東京・鹿島 1999年:鹿島・柏・横浜FM・清水・磐田 なんと2005年の1回だけ。この年ってJ1リーグの構成チームが16チームから18チームに増えて、1ステージ制になったんです。今年も18チームから20チームに増えたから、その関係? と思ったけど、よく考えたら2021年も20チーム構成なんですよね。 で、2005年はどういう年だったかというと、J1リーグの通算1万ゴール(前田雅文・G大阪)が生まれたり、J1とJ2の入れ替え戦ではJリーグ初のダブルハットトリックが生まれたり(バレー・甲府)、C大阪が16試合連続無敗記録(鹿島についで2チーム目)という記録が生まれたんですよ。 優勝争いでいえば33節で首位に立ったC大阪が最終節FC東京戦で後半アディショナルタイムに同点に追いつかれ、2位だったG大阪が最終節で川崎を下して逆転初優勝を果たしたドラマがあったんです。ちなみに33節で上位5チームが勝点2の中にひしめき合う大混戦。こりゃ今年ももしかするとどこかが初優勝を……って、もう夢が膨らんじゃいますよね。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2024.03.09 10:00 Sat

「金J」ってこっちも大変なんだけどもしかしてチームも大変なの?! の巻/倉井史也のJリーグ

「金J」があるってことはですよ、原稿の締め切りが1日早くなったりするわけですよ。その1日がどれだけ辛いか!! まるで物価がどんどん上がって食料品も同じ値段で小さくなってるのに、原稿料が上がらないのと一緒なんです。そうなんですよ。そうですとも。 で、ちょっと思いました。もしかして選手も「金J」って普段と違って苦労してるんじゃないかなって。ということで、「明治安田Jリーグ フライデーナイトJリーグ」が始まった2018年以降、金曜日の試合の試合結果を調べてみると……。 2018/02/23(金):鳥栖      1-1     神戸 2018/03/02(金):川崎F     1-1     湘南 2018/03/02(金):C大阪     3-3     札幌 2018/03/02(金):柏       2-0     横浜FM 2018/03/30(金):柏       2-1     神戸 2018/07/27(金):FC東京    0-1     長崎 2018/08/10(金):G大阪     2-1     FC東京 2018/08/24(金):鹿島      1-1     磐田 2018/08/31(金):長崎      1-3     湘南 2018/09/14(金):C大阪     1-1     磐田 2018/09/14(金):鹿島      2-1     湘南 2018/09/21(金):清水      1-2     G大阪 2018/10/05(金):横浜FM    2-1     札幌 2018/10/19(金):柏       0-1     名古屋 2018/11/02(金):湘南      0-0     清水 2019/02/22(金):C大阪     1-0     神戸 2019/03/01(金):川崎F     1-1     鹿島 2019/03/01(金):広島      0-0     磐田 2019/03/29(金):横浜FM    0-0     鳥栖 2019/04/05(金):鹿島      2-1     名古屋 2019/04/05(金):川崎F     1-1     C大阪 2019/04/05(金):浦和      0-3     横浜FM 2019/04/19(金):広島      0-1     FC東京 2019/04/19(金):川崎F     2-0     湘南 2019/05/03(金・祝):広島      0-1     横浜FM 2019/05/03(金・祝):浦和      0-1     磐田 2019/05/03(金・祝):鹿島      3-0     清水 2019/05/03(金・祝):川崎F     3-1     仙台 2019/05/17(金):広島      0-1     鳥栖 2019/05/17(金):川崎F     1-1     名古屋 2019/05/17(金):浦和      2-3     湘南 2019/05/31(金):湘南      1-2     横浜FM 2019/06/14(金):広島      2-0     湘南 2019/06/14(金):鹿島      2-0     C大阪 2019/06/14(金):川崎F     1-1     札幌 2019/08/02(金):神戸      2-2     G大阪 2019/08/23(金):鹿島      2-2     G大阪 2019/08/23(金):浦和      1-2     松本 2019/08/23(金):鳥栖      1-6     神戸 2019/08/30(金):名古屋     1-2     FC東京 2019/09/13(金):清水      3-2     名古屋 2019/09/13(金):浦和      1-2     C大阪 2019/10/04(金):G大阪     5-0     札幌 2019/10/18(金):札幌      0-1     C大阪 2019/10/18(金):松本      1-1     鹿島 2019/10/18(金):浦和      0-1     大分 2019/11/01(金):鹿島      1-0     浦和 2020/02/21(金):湘南      2-3     浦和 2021/02/26(金):川崎F     2-0     横浜FM 2021/04/02(金):C大阪     1-0     鳥栖 2021/04/16(金):札幌      1-3     横浜FM 2021/07/30(金):札幌      0-2     G大阪 2021/08/06(金):G大阪     2-3     横浜FM 2021/08/13(金):清水      0-1     G大阪 2021/09/10(金):名古屋     3-0     徳島 2021/09/24(金):清水      0-2     神戸 2021/10/01(金):湘南      0-1     横浜FM 2021/10/22(金):浦和      5-1     柏 2022/02/18(金):川崎F     1-0     FC東京 2022/03/11(金):神戸      0-2     鹿島 2022/03/18(金):横浜FM    0-0     鳥栖 2022/04/01(金):福岡      0-0     鳥栖 2022/04/29(金・祝):札幌      1-0     湘南 2022/04/29(金・祝):清水      2-2     広島 2022/04/29(金・祝):京都      0-1     福岡 2022/04/29(金・祝):C大阪     0-3     鹿島 2022/04/29(金・祝):柏       1-4     鳥栖 2022/04/29(金・祝):FC東京    2-0     G大阪 2022/05/06(金):C大阪     2-1     磐田 2022/05/13(金):浦和      0-0     広島 2022/08/19(金):名古屋     1-0     磐田 2022/08/26(金):鳥栖      1-1     福岡 2022/09/02(金):札幌      2-1     C大阪 2022/09/16(金):鳥栖      1-1     鹿島 2023/02/17(金):川崎F     1-2     横浜FM 2023/02/24(金):湘南      2-2     横浜FC 2023/03/03(金):横浜FM    1-1     広島 2023/03/31(金):柏       0-3     浦和 2023/05/12(金):FC東京    2-1     川崎F 2023/05/19(金):札幌      2-1     京都 2023/06/30(金):C大阪     0-1     福岡 2023/07/07(金):新潟      0-1     神戸 2023/08/18(金):福岡      0-1     新潟 2023/08/18(金):浦和      1-0     名古屋 2023/08/25(金):湘南      0-1     浦和 2023/09/15(金):川崎F     1-0     FC東京 2023/09/15(金):横浜FM    1-1     鳥栖 2023/09/15(金):浦和      0-0     京都 2023/09/29(金):横浜FM    0-2     神戸 2023/09/29(金):川崎F     2-3     新潟 2023/09/29(金):浦和      1-1     横浜FC 2023/10/20(金):川崎F     4-2     福岡 2023/10/20(金):浦和      2-0     柏 2023/10/27(金):名古屋     1-1     鳥栖 2023/11/24(金):川崎F     3-0     鹿島 2023/11/24(金):横浜FM    0-0     新潟 って、もう昨シーズンまでで96試合あったわけです。その結果はホーム勝利が32試合、引き分けが28試合、そしてアウェイ勝ちが36試合!! なんとアウェイ有利じゃないですか。うーん、苦しんでいたのはホームチームだったか。そう言えば今年は広島が浦和に勝ってたけど、名古屋は鹿島に負けてたし……。 <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2024.03.01 10:00 Fri

昇格組って初白星出るまでドキドキするけどそこにはこんなデーターが?! の巻/倉井史也のJリーグ

この時期、練習を見に行くと特にピリピリしてるのが昇格組なんですよね〜。去年とステージが違うって、やっぱり怖いもんです。最初に勝つまで「本当に勝てるのだろうか」って余計にドキドキするもんだと思いますよ。やってるほうも見てるほうも。そんな心臓に悪い試合ってどれくらい続くんでしょ? ということで、直近10年の昇格組が開幕から何試合目で勝利したかを調べてみました。でも、降格チーム数が2023年は1チーム、2020年は降格チームなしだったので、ここはデータから外しておきます。 【2022年】 ・磐田:△●○/3試合目※ ・京都:○/1試合目 【2021年】 ・徳島:△△●●●○/6試合目※ ・福岡:●△●○/4試合目 【2019年】 ・松本:△○/2試合目※ ・大分:○/1試合目 【2018年】 ・湘南:○/1試合目 ・長崎:●△△●●●○/7試合目※ ・名古屋:○/1試合目 【2017年】 ・札幌:●●△○/4試合目 ・清水:●○/2試合目 ・C大阪:△●△○/4試合目 【2016年】 ・大宮:○/1試合目 ・磐田:●○/2試合目 ・福岡:●△●△●△●○/8試合目※ 【2015年】 ・湘南:●○/2試合目 ・松本:△●○/3試合目※ ・山形:●●○/3試合目※ 【2014年】 ・G大阪:●○/2試合目 ・神戸:△△○/3試合目 ・徳島:●●●●●●●●●○/10試合目※ 【2013年】 ・甲府:△●●△○/5試合目 ・湘南:●△△●△●○/7試合目※ ・大分:●△△●●●●△●●●○/12試合目※ 【2012年】 ・FC東京:○/1試合目 ・鳥栖:△●○/2試合目 ・札幌:△●●●●●●●○/8試合目※ ということで、平均すると3.9試合。だいたい4試合目ぐらいまでにはみんなホッとしてる感じだと思います。でもって、試合数の後に付けている※印はその年に降格してしまったということを意味してて、深刻なのは初勝利が6試合目以降だったチームは全部降格してるってこと。2013年の甲府が5試合目で初勝利なんだけど降格してないから、今のところここが目安かな?:ということで、まずは5試合目までドキドキドキドキして見ちゃおうかな!! <div id="cws_ad"><hr>【倉井史也】</br>試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。</div> 2024.02.22 19:30 Thu
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