U-24日本代表、U-24アルゼンチン代表との1stマッチは敗戦…久保&三笘初共演も南米予選1位の壁高く《国際親善試合》
2021.03.26 20:58 Fri
U-24日本代表は26日、東京スタジアムで『SAISON CARD CUP 2021』と銘打たれた国際親善試合のU-24アルゼンチン代表戦に臨み、0-1で敗戦した。
東京オリンピックが刻々と迫るなか、南米予選をトップ通過したU-24アルゼンチン代表との強化試合2連戦に臨むU-24日本代表。今月の代表ウィークでA代表を率いる森保監督が不在だが、金メダル候補に目される相手との本番を想定したマッチメークとなる。
その第1戦に向けて[4-2-3-1]のシステムが用いられ、最後尾に大迫が入り、最終ラインに菅原、渡辺剛、板倉、旗手。中山と渡辺皓太が務めるボランチの前にこの日が24歳の誕生日である三好、久保、三笘を並べ、最前線に田川をチョイスした。
一方、フェルナンド・バティスタ監督が率いるU-24アルゼンチン代表はオーバーエイジ枠のカディスでプレーするGKレデスマが先発。セリエAのベネヴェントで活躍する注目株の1人である長身ストライカーのガイチもスタートからピッチに立っている。
選手からしてみればサバイバルマッチであり、チームとしても力を試す機会でもある一戦は序盤からU-24アルゼンチン代表が前からのプレスで前に圧力をかけていくが、U-24日本代表もボールを動かしながら敵陣に攻め入る展開となる。
肝を冷やしたU-24日本代表はその後もボールの主導権を握り、三好、久保、三笘の2列目を経由して攻撃を形作ろうとするが、U-24アルゼンチン代表が19分にF・バレンスエラのシュートが再びクロスバーを叩くなど、随所に個の力を発揮する。
すると、そのU-24アルゼンチン代表は21分、敵陣右サイドのバルガスが潰しにきた板倉を振り切り、ボックス右深くに侵攻。ゴール前でフリーのガイチがクロスに頭で合わせると、ボールがクロスバーの内側を叩いて吸い込まれ、先制する。
先制を許したU-24日本代表は失点後もボールを動かして突破口を見いだそうとするが、久保の直接FKや田川のミドルシュートも不発に終わり、守りでも強度の高いプレーを続けるU-24アルゼンチン代表の攻略に苦戦。なかなかチャンスが作れない。
U-24アルゼンチン代表から付け入る隙を見いだせず、試合を折り返したU-24日本代表は交代なしで後半に。U-24アルゼンチン代表のインテンシティ溢れる攻守に前半と同じく苦しみつつ、引き続きボールを動かしながら人数をかけて崩しを図る。
そのなかで、56分にボックス右から三好が左足でフィニッシュを放つなど、よりゴール前に攻め込む場面を増やしたU-24日本代表はペースを掴みつつあるなか、66分に旗手と三笘を下げて古賀と相馬を投入。交代カードで変化をつけようとする。
そのU-24日本代表は70分、左サイドハーフに入った相馬の突破からボックス左に抜け出した久保が左足で折り返し。GKレデスマが弾いたボールがゴール前の混戦をもたらすが、田川のシュートも相手DFの身体を張ったブロックに遭ってしまう。
続く74分、敵陣右サイドの三好が左足で上げたクロスにファーサイドの相馬が詰めるが、その寸前で相手DFが処理。その流れで左CKのチャンスを獲得すると、ゴール前の渡辺剛がキックに頭で合わせようとするが、当たりが浅く、右に外れた。
78分に田川と食野の交代を施したU-24日本代表は80分、バイタルエリア中央でその食野のポストプレーから久保が右足ダイレクトでシュートを放つが、クロスバーの上。87分に三好を下げ、林を投入するが、なかなか決定機を作らせてもらえない。
結局、U-24アルゼンチン代表との第1戦はこのまま0-1で敗戦。両者は29日に舞台を北九州スタジアムに移して第2戦に臨む。
U-24日本代表 0-1 U-24アルゼンチン代表
【U-24アルゼンチン】
ガイチ(前21)
東京オリンピックが刻々と迫るなか、南米予選をトップ通過したU-24アルゼンチン代表との強化試合2連戦に臨むU-24日本代表。今月の代表ウィークでA代表を率いる森保監督が不在だが、金メダル候補に目される相手との本番を想定したマッチメークとなる。
一方、フェルナンド・バティスタ監督が率いるU-24アルゼンチン代表はオーバーエイジ枠のカディスでプレーするGKレデスマが先発。セリエAのベネヴェントで活躍する注目株の1人である長身ストライカーのガイチもスタートからピッチに立っている。
選手からしてみればサバイバルマッチであり、チームとしても力を試す機会でもある一戦は序盤からU-24アルゼンチン代表が前からのプレスで前に圧力をかけていくが、U-24日本代表もボールを動かしながら敵陣に攻め入る展開となる。
しかし、U-24アルゼンチン代表が3日前に来日したばかりと思えない軽快な動きをみせ、8分にガイチが強引なドリブルでボックス右に仕掛けてチャンスメーク。F・バレンスエラが合わせたボールがゴールマウスに向かうが、右ポストを叩く。
肝を冷やしたU-24日本代表はその後もボールの主導権を握り、三好、久保、三笘の2列目を経由して攻撃を形作ろうとするが、U-24アルゼンチン代表が19分にF・バレンスエラのシュートが再びクロスバーを叩くなど、随所に個の力を発揮する。
すると、そのU-24アルゼンチン代表は21分、敵陣右サイドのバルガスが潰しにきた板倉を振り切り、ボックス右深くに侵攻。ゴール前でフリーのガイチがクロスに頭で合わせると、ボールがクロスバーの内側を叩いて吸い込まれ、先制する。
先制を許したU-24日本代表は失点後もボールを動かして突破口を見いだそうとするが、久保の直接FKや田川のミドルシュートも不発に終わり、守りでも強度の高いプレーを続けるU-24アルゼンチン代表の攻略に苦戦。なかなかチャンスが作れない。
U-24アルゼンチン代表から付け入る隙を見いだせず、試合を折り返したU-24日本代表は交代なしで後半に。U-24アルゼンチン代表のインテンシティ溢れる攻守に前半と同じく苦しみつつ、引き続きボールを動かしながら人数をかけて崩しを図る。
そのなかで、56分にボックス右から三好が左足でフィニッシュを放つなど、よりゴール前に攻め込む場面を増やしたU-24日本代表はペースを掴みつつあるなか、66分に旗手と三笘を下げて古賀と相馬を投入。交代カードで変化をつけようとする。
そのU-24日本代表は70分、左サイドハーフに入った相馬の突破からボックス左に抜け出した久保が左足で折り返し。GKレデスマが弾いたボールがゴール前の混戦をもたらすが、田川のシュートも相手DFの身体を張ったブロックに遭ってしまう。
続く74分、敵陣右サイドの三好が左足で上げたクロスにファーサイドの相馬が詰めるが、その寸前で相手DFが処理。その流れで左CKのチャンスを獲得すると、ゴール前の渡辺剛がキックに頭で合わせようとするが、当たりが浅く、右に外れた。
78分に田川と食野の交代を施したU-24日本代表は80分、バイタルエリア中央でその食野のポストプレーから久保が右足ダイレクトでシュートを放つが、クロスバーの上。87分に三好を下げ、林を投入するが、なかなか決定機を作らせてもらえない。
結局、U-24アルゼンチン代表との第1戦はこのまま0-1で敗戦。両者は29日に舞台を北九州スタジアムに移して第2戦に臨む。
U-24日本代表 0-1 U-24アルゼンチン代表
【U-24アルゼンチン】
ガイチ(前21)
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