ハーランドらノルウェー代表がカタールW杯の人権問題をアピール、最悪の場合ボイコットも?
2021.03.25 19:20 Thu
ノルウェー代表の選手たちが、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)と人権問題についての懸念を表明した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。ノルウェー代表は24日、カタール・W杯欧州予選グループG第1節でジブラルタル代表と対戦したが、ドルトムントに所属するFWアーリング・ハーランドを含む選手たちは試合前、「ピッチ内外での人権」と胸に書かれたTシャツを着用していた。
事の発端は2月、イギリス『ガーディアン』の調査によって、W杯開催が決まってからカタールで6,500人の移民労働者が死亡し、スタジアムの建設に直接関係する労働者の37人が死亡したことが明らかになっていた。
この事態を受け、ノルウェーリーグのトロムセーが発端となり、ノルウェー代表の大会ボイコットまで議論される事態となった。
ノルウェー代表のストーレ・ソルバッケン監督は試合前のインタビューで「カタールの当局に対してより厳しい要件を課すために、FIFAに直接的で堅固な圧力をかけていく」と語ったが、その1つが今回のTシャツ着用だったようだ。
さらに、ノルウェー代表は組織全体で動いており、ノルウェーサッカー協会(NFF)は今週、この件を調査する委員会を設置している。
この事態を受け、ノルウェーリーグのトロムセーが発端となり、ノルウェー代表の大会ボイコットまで議論される事態となった。
ノルウェー代表のストーレ・ソルバッケン監督は試合前のインタビューで「カタールの当局に対してより厳しい要件を課すために、FIFAに直接的で堅固な圧力をかけていく」と語ったが、その1つが今回のTシャツ着用だったようだ。
また、ジブラルタル戦にも出場したアーセナルのMFマルティン・ウーデゴールも「多くの選手がこのことに興味を持ち、気にかけていて、何か良い方法で貢献したいと思っている」と語っている。
さらに、ノルウェー代表は組織全体で動いており、ノルウェーサッカー協会(NFF)は今週、この件を調査する委員会を設置している。
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