“デュエルマスター”遠藤航が語る日本代表の守備の理想「ピッチで判断」「その後に監督が指示」
2021.03.24 22:15 Wed
日本代表は24日、国際親善試合の韓国代表戦に向けた合宿3日目を迎えた。
2019年11月以来となる国内での代表活動。今回のメンバーには、昨年のヨーロッパ遠征では招集されなかったJリーグ組も14名招集され、新たな選手も多く名を連ねた。
22日からトレーニングをスタートたせた日本代表。3日目のトレーニング前に選手たちがオンライン取材に対応した。
海外組として参加するシュツットガルトのMF遠藤航。今シーズンはブンデスリーガでもデュエルマスターとして中盤に君臨している。
その遠藤が感じる日本代表の守備については「後ろからのDFの声は大事だと思いますし、前から行く時も後ろの選手が声をかけて指示することも大事だと思いますが、前の選手がプレスをかけたから連動して後ろの選手が動くというのは、今の代表には足りないかなとと思います」と語り、連動してオートマチックに動く部分が少ないと指摘。「僕も声をかけていかなければいけないですし、前から行くのか、ブロックを作るのかははっきりしないといけない」と語った。
今回の招集メンバーでは、ボランチは国内組が多い状況となる。「基本的には話すしかないですし、チームでのやり方をどうしているかは気になるので、他の選手にも聞いたりしています」と、まずは普段どういう守り方をしているかを聞きたいとコメント。「それを聞いた上で日本代表としてどう戦うか。一緒にプレーする選手の特徴がどうなのかとか、そこを考えながらお互いに良いことを探すのが良いと思っています」と語り、コミュニケーションをとって擦り合わせていきたいと語った。
日本代表としての守り方については「ベースとしてはしっかり森保さんが提示してくれているので頭に入れながら出たメンバーがどう判断するかです」とコメント。「1人1人の判断を尊重しながら、1人からグループの戦術の合わせ方というか、徐々に広げていくことが大事かなと思っています」と、まずは個々の判断が大事と持論を語った。また「選手1人1人の特徴を出すことが代表では一番だと思っていますし、森保さんもそういう言い方をしてくれているので、日本代表のコンセプトを体現できるか。バランスは難しいとは思います」とし、個の特徴を出しながらチームコンセプトを出せるかが課題だとした。
それでも守り方の理想としては「選手が中で相手が変えたことに気がついて、それが判断できることだと思います。その方が監督が指示するよりも早く対応できると思います」とコメント。「変えてみて監督が違和感あれば交代とか、指示を出したりして、やり方を変えるのか、そのままやるのか提示してもらえればハッキリしてやりやすくなります」と理想系を語った。必要なことは「まずは相手が変えたことにいかに気が付けるか」とし、「選手とコミュニケーションを取りながら変えていくことが理想で、その後に監督の指示が来るのがベストだと思っています」と考えを明かした。
2019年11月以来となる国内での代表活動。今回のメンバーには、昨年のヨーロッパ遠征では招集されなかったJリーグ組も14名招集され、新たな選手も多く名を連ねた。
海外組として参加するシュツットガルトのMF遠藤航。今シーズンはブンデスリーガでもデュエルマスターとして中盤に君臨している。
その遠藤が感じる日本代表の守備については「後ろからのDFの声は大事だと思いますし、前から行く時も後ろの選手が声をかけて指示することも大事だと思いますが、前の選手がプレスをかけたから連動して後ろの選手が動くというのは、今の代表には足りないかなとと思います」と語り、連動してオートマチックに動く部分が少ないと指摘。「僕も声をかけていかなければいけないですし、前から行くのか、ブロックを作るのかははっきりしないといけない」と語った。
また、昨年11月のメキシコ代表戦についても言及。「メキシコ戦の後半は前からハマらなかった時に、引くのか前から行くのか、中でコミュニケーションをとりながら改善しないといけなかった」と反省した。
今回の招集メンバーでは、ボランチは国内組が多い状況となる。「基本的には話すしかないですし、チームでのやり方をどうしているかは気になるので、他の選手にも聞いたりしています」と、まずは普段どういう守り方をしているかを聞きたいとコメント。「それを聞いた上で日本代表としてどう戦うか。一緒にプレーする選手の特徴がどうなのかとか、そこを考えながらお互いに良いことを探すのが良いと思っています」と語り、コミュニケーションをとって擦り合わせていきたいと語った。
日本代表としての守り方については「ベースとしてはしっかり森保さんが提示してくれているので頭に入れながら出たメンバーがどう判断するかです」とコメント。「1人1人の判断を尊重しながら、1人からグループの戦術の合わせ方というか、徐々に広げていくことが大事かなと思っています」と、まずは個々の判断が大事と持論を語った。また「選手1人1人の特徴を出すことが代表では一番だと思っていますし、森保さんもそういう言い方をしてくれているので、日本代表のコンセプトを体現できるか。バランスは難しいとは思います」とし、個の特徴を出しながらチームコンセプトを出せるかが課題だとした。
それでも守り方の理想としては「選手が中で相手が変えたことに気がついて、それが判断できることだと思います。その方が監督が指示するよりも早く対応できると思います」とコメント。「変えてみて監督が違和感あれば交代とか、指示を出したりして、やり方を変えるのか、そのままやるのか提示してもらえればハッキリしてやりやすくなります」と理想系を語った。必要なことは「まずは相手が変えたことにいかに気が付けるか」とし、「選手とコミュニケーションを取りながら変えていくことが理想で、その後に監督の指示が来るのがベストだと思っています」と考えを明かした。
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