浦和が前半善戦も終わってみれば0-5…王者川崎Fが圧倒!【明治安田J1第6節】
2021.03.21 17:05 Sun
明治安田生命J1リーグ第6節の1試合が21日に埼玉スタジアム2002で催され、アウェイの川崎フロンターレが浦和レッズに5-0で勝利した。
迎え撃つ浦和は代表返り咲きのGK西川が引き続きゴールマウスを守るなか、右サイドバックの宇賀神、ボランチの大卒ルーキーである伊藤が先発復帰。阿部が今季初めてリーグ戦でベンチに回った。一方、開幕からの連勝が「5」でストップした川崎FはU-24日本代表に選ばれた三笘、家長がサブスタート。代わって、両ワイドに小林、長谷川が先発入りした。
立ち上がりからボールの主導権を握った浦和は10分に代表初招集の山根が放ったゴール右を突く右足ミドルをGK西川のファインセーブで凌ぐと、12分にそのGK西川のロングフィードから決定機。前線で収めた杉本が左サイドバックの山中に展開して、ボックス中央に差し掛かったところでクロスに右足ダイレクトで合わせていくが、GKチョン・ソンリョンの好セーブに遭う。
ビルドアップでのミスパスも散見され、ややリズムが悪い川崎Fだが、着実にフィニッシュ数を増やしていくと、16分にボックス右の小林からの浮き球パスにゴール前のレアンドロ・ダミアンが反応。ヘディングシュートを放っていったが、惜しくも相手DFのブロックされてしまい、先制機を逸する。
その後も浦和が敵陣内にボールを持ち運ぶシーンが多い形で進むが、川崎Fが試合巧者ぶりを発揮して先制。42分、山根が敵陣右サイドで敵陣センターサークル付近の田中からボールを受けると、バイタルエリア右から右足でクロス。ボックス中央のスペースで反応した小林が頭でゴール左に流し込んだ。
すると、続く6分にもジョアン・シミッチが相手最終ラインの背後にスルーパスを通すと、左サイドバックの旗手が抜け出そうとスプリントして、ボックス左から右足で冷静に流し込み、川崎Fが3点目。その2分後にもボックス左の長谷川から上げたクロスをファーサイドのレアンドロ・ダミアンが頭で折り返すと、ゴール前に詰めた小林が押し込み、浦和をさらに突き放した。
巻き返しを期した後半の立ち上がりによもやの3連続失点を喫して、4点のビハインドを強いられた浦和は56分に阿部、大久保、武田の交代カードを切るが、次の得点も川崎F。67分、レアンドロ・ダミアンが放ったシュートのこぼれ球を拾った大久保からボールを奪い切った脇坂がバイタルエリア中央から左足ミドルでゴールネットを揺らして、川崎Fが5点目をゲットした。
大勢が決してなか、残るカードで明本と田中を送り込み、反撃を目指した浦和だったが、川崎Fは車屋、塚川、知念、三笘、橘田を次々と投入しても最後まで流れを明け渡さず、そのまま試合終了。浦和が前半に善戦したものの、終わってみれば今季最多タイの5ゴールを奪って快勝した川崎Fが仕切り直しの1勝を手にしている。
浦和レッズ 0-5 川崎フロンターレ
【川崎F】
小林悠(前42、後8)
レアンドロ・ダミアン(後4)
旗手怜央(後6)
脇坂泰斗(後22)
迎え撃つ浦和は代表返り咲きのGK西川が引き続きゴールマウスを守るなか、右サイドバックの宇賀神、ボランチの大卒ルーキーである伊藤が先発復帰。阿部が今季初めてリーグ戦でベンチに回った。一方、開幕からの連勝が「5」でストップした川崎FはU-24日本代表に選ばれた三笘、家長がサブスタート。代わって、両ワイドに小林、長谷川が先発入りした。
ビルドアップでのミスパスも散見され、ややリズムが悪い川崎Fだが、着実にフィニッシュ数を増やしていくと、16分にボックス右の小林からの浮き球パスにゴール前のレアンドロ・ダミアンが反応。ヘディングシュートを放っていったが、惜しくも相手DFのブロックされてしまい、先制機を逸する。
その後も浦和が敵陣内にボールを持ち運ぶシーンが多い形で進むが、川崎Fが試合巧者ぶりを発揮して先制。42分、山根が敵陣右サイドで敵陣センターサークル付近の田中からボールを受けると、バイタルエリア右から右足でクロス。ボックス中央のスペースで反応した小林が頭でゴール左に流し込んだ。
その川崎Fは後半早々から畳みかける。49分にジェジエウが敵陣ハーフウェイライン付近で金子の縦パスをカットした流れから右サイドの小林が右足で丁寧に浮き球パスを出すと、胸でトラップしたレアンドロ・ダミアンが岩波のマークを背に受けながら豪快に右足ボレーを叩き込み、追加点を手にした。
すると、続く6分にもジョアン・シミッチが相手最終ラインの背後にスルーパスを通すと、左サイドバックの旗手が抜け出そうとスプリントして、ボックス左から右足で冷静に流し込み、川崎Fが3点目。その2分後にもボックス左の長谷川から上げたクロスをファーサイドのレアンドロ・ダミアンが頭で折り返すと、ゴール前に詰めた小林が押し込み、浦和をさらに突き放した。
巻き返しを期した後半の立ち上がりによもやの3連続失点を喫して、4点のビハインドを強いられた浦和は56分に阿部、大久保、武田の交代カードを切るが、次の得点も川崎F。67分、レアンドロ・ダミアンが放ったシュートのこぼれ球を拾った大久保からボールを奪い切った脇坂がバイタルエリア中央から左足ミドルでゴールネットを揺らして、川崎Fが5点目をゲットした。
大勢が決してなか、残るカードで明本と田中を送り込み、反撃を目指した浦和だったが、川崎Fは車屋、塚川、知念、三笘、橘田を次々と投入しても最後まで流れを明け渡さず、そのまま試合終了。浦和が前半に善戦したものの、終わってみれば今季最多タイの5ゴールを奪って快勝した川崎Fが仕切り直しの1勝を手にしている。
浦和レッズ 0-5 川崎フロンターレ
【川崎F】
小林悠(前42、後8)
レアンドロ・ダミアン(後4)
旗手怜央(後6)
脇坂泰斗(後22)
|
関連ニュース