ユベントス、たった1年でクビのサッリ前監督に22億円以上の支払いが判明
2021.03.18 20:15 Thu
リーグ優勝を達成していながらも、たった1年で監督を解任されてしまったマウリツィオ・サッリ氏。しかし、ユベントスは多額の費用がかかっていたことが発覚した。
サッリ氏は元銀行マンとしても知られ、イタリア国内の下部リーグで指揮を執っていた。
転機が訪れたのは2012年に監督に就任したエンポリ。チームの改革を行うと、2013-14シーズンはセリエAに昇格。翌年はチームをセリエAに残留させていた。
すると2015-16シーズンにナポリの監督に就任。ナポリでも結果を残すと、2018年7月にチェルシーへ引き抜かれる。
3年契約を結んだチームでタイトルを獲得しながらも、2年続けて1年でクビになったサッリ監督だが、ユベントスが支払う費用が衝撃の金額だった。
『カルチョ・エ・フィナンツァ』によれば、サッリが契約を満了する2022年6月30日までにユベントスが支払う額は1545万ユーロ(約20億1000万円)と報告書から読み取れたという。
さらに、別途187万8000ユーロ(約2億4500万円)のコストもかかることとなり、たった1年で解雇したサッリ氏に合計で1733万ユーロ(約22億5700万円)を支払うこととなるようだ。
しかしながら、その点はユベントスも考慮していたのか、2021年6月に250万ユーロ(約3億2500万円)で契約を解除できる条項があるとのこと。かなり費用を抑えることができたが、むやみに監督のクビを切るのも良い判断とは言えないパターンもありそうだ。
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イタリア『カルチョ・エ・フィナンツァ』が、ユベントスが2020年12月31日時点で発表した半期の報告書を調査。その中で発覚した。転機が訪れたのは2012年に監督に就任したエンポリ。チームの改革を行うと、2013-14シーズンはセリエAに昇格。翌年はチームをセリエAに残留させていた。
すると2015-16シーズンにナポリの監督に就任。ナポリでも結果を残すと、2018年7月にチェルシーへ引き抜かれる。
3年契約を結び、就任1年目はプレミアリーグ3位、さらにヨーロッパリーグで優勝を果たすも、不協和音が目立ち1年で解任。それでも2019年6月にはユベントスに加入し3年契約を結ぶと、セリエAを優勝。しかし、チャンピオンズリーグではラウンド16で敗れたため、翌日に即解任の憂き目に遭っていた。
3年契約を結んだチームでタイトルを獲得しながらも、2年続けて1年でクビになったサッリ監督だが、ユベントスが支払う費用が衝撃の金額だった。
『カルチョ・エ・フィナンツァ』によれば、サッリが契約を満了する2022年6月30日までにユベントスが支払う額は1545万ユーロ(約20億1000万円)と報告書から読み取れたという。
さらに、別途187万8000ユーロ(約2億4500万円)のコストもかかることとなり、たった1年で解雇したサッリ氏に合計で1733万ユーロ(約22億5700万円)を支払うこととなるようだ。
しかしながら、その点はユベントスも考慮していたのか、2021年6月に250万ユーロ(約3億2500万円)で契約を解除できる条項があるとのこと。かなり費用を抑えることができたが、むやみに監督のクビを切るのも良い判断とは言えないパターンもありそうだ。
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