【ブンデス第26節プレビュー】アベック弾の堂安&奥川が2位ライプツィヒと対戦

2021.03.19 18:00 Fri
Getty Images
前節は2位ライプツィヒと4位フランクフルトの上位対決が行われ、MF鎌田のゴールがあった中、1-1の引き分けに終わった。この上位対決の間隙を縫って首位バイエルンはブレーメンに快勝とし、ライプツィヒとの勝ち点差を4に広げている。そしてビーレフェルトのMF堂安とMF奥川が初めて同時先発となった中アベック弾を決め、チームを勝利に導いている。迎える第26節、ビーレフェルトがライプツィヒと、MF遠藤航のシュツットガルトがバイエルンと対戦する。
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まずは金曜に行われるビーレフェルトvsライプツィヒ。ビーレフェルトは前節レバークーゼン戦を前述の通り、日本人コンビ2人のゴールによって勝利を掴み、残留圏内の15位に浮上した。2トップの一角に入って好プレーを続けている堂安、移籍後初ゴールが生まれた奥川の好パフォーマンスに今節も期待したい。
対するライプツィヒは前節フランクフルト戦を1-1の引き分けに持ち込まれ、バイエルンとの勝ち点差が広がってしまった。これ以上の勝ち点差拡大はバイエルンの独走に拍車がかかってしまうため、ライプツィヒとしては必勝が求められる。

続いてバイエルンvsシュツットガルト。バイエルンは前節ブレーメン戦を3-1と快勝。そして水曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではラツィオ相手に2-1と連勝し難なくベスト8進出を果たした。良い流れが続く中、代表ウィーク後のライプツィヒ戦を前にしっかりと勝利してブレイクに入りたい。

一方、シュツットガルトは前節ホッフェンハイム戦を2-0と快勝。試合巧者ぶりを発揮した中、遠藤もボランチの位置で攻守に貢献した。これで5戦負けなしとした好調シュツットガルトだが、バイエルン相手にもその好調ぶりを示せるか。
鎌田に今季4点目が生まれた4位フランクフルト(勝ち点44)は、MF遠藤渓太の7位ウニオン・ベルリン(勝ち点38)をホームに迎える。ライプツィヒ戦では右サイドに入った中、貴重な同点弾を挙げた鎌田。痛めていた腰を相手選手との接触で強打するシーンがあり心配されるところだが、2戦連発となるか。ボランチの位置で安定感あるプレーを続ける長谷部の活躍にも引き続き期待したい。

一方、前節ケルン戦で18試合ぶりに先発した遠藤渓太。前半序盤に左サイドから好クロスを2本上げてチャンスを生み出す活躍を見せた中、ヨーロッパリーグ出場権争いを続けるウニオンに再び勝利をもたらせるか。

その他、デア・クラシカーの敗戦を前節ヘルタ・ベルリン戦の勝利で払拭した5位ドルトムント(勝ち点42)は14位ケルン(勝ち点22)とのアウェイ戦を、FW大迫に出番が訪れない12位ブレーメン(勝ち点30)は、3位ヴォルフスブルク(勝ち点48)とのホーム戦に臨む。

◆ブンデスリーガ第26節
▽3/19(金)
《28:30》
ビーレフェルトvsライプツィヒ

▽3/20(土)
《23:30》
ブレーメンvsヴォルフスブルク
フランクフルトvsウニオン・ベルリン
バイエルンvsシュツットガルト
ケルンvsドルトムント
《26:30》
シャルケvsボルシアMG

▽3/21(日)
《21:30》
ホッフェンハイムvsマインツ
《23:30》
ヘルタ・ベルリンvsレバークーゼン
《26:00》
フライブルクvsアウグスブルク


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