大久保の今季5点目に加藤のJ1初得点などC大阪が横浜FCに4発快勝! 悪天候で2時間延期の試合を制す【明治安田J1第4節】
2021.03.13 17:57 Sat
明治安田生命J1リーグ第4節、横浜FCvsセレッソ大阪が13日にパツ三ツ沢球技場で行われ、1-4でC大阪が勝利した。YBCルヴァンカップの開幕戦では柏レイソルを下して白星を手にしたものの、リーグ戦ではここまで3戦全敗で最下位に沈む横浜FC。10日に行われた第3節の浦和レッズ戦は0-2で敗れた。今節はその試合から先発を8名変更。J1最年長出場記録を更新した三浦知良や中村俊輔はメンバー外となっている。
対するC大阪は、AFCチャンピオンズリーグの日程との兼ね合いで1試合消化が多い中、ここまで2勝2敗で5位に位置。前節は清水エスパルスに逆転勝利し、ホーム2勝目を挙げた。今節は3試合連続で同じスタメンを起用し、アウェイ初勝利を目指す。
激しい雷雨のため、2時間遅れでキックオフとなったこの試合。それでも猛烈な雨が降りしきり、劣悪なピッチコンディションの中、先にチャンスを作ったのは横浜FCだった。6分、ボックス右に侵入したジャーメイン良のクロスにクレーベが反応。ゴール前を横切ったボールに合わせにいったが、直前のバウンドがイレギュラーしたのか、上手くミートすることができなかった。
C大阪も11分、右からの攻撃で流れてきたボールを、豊川がボックス中央からダイレクトシュート。ゴール右下を捉えていたが、GK南が好反応を見せた。続く19分には、後方からのロングボールを収めて速攻に展開。右サイドバックの松田陸のアーリークロスを豊川が頭で合わせてフィニッシュまで繋げたが、ここもGK南に阻まれた。
その後、C大阪は39分に原川の強烈なミドルシュートでゴールに迫ると、43分には丸橋の柔らかいクロスに松田陸が走り込んでフィニッシュに持ち込むなど、前半は主導権を掌握。しかし、後半立ち上がりは、クレーベの強烈なシュートで横浜FCがアグレッシブな入りを見せる。
また、ハーフタイムで齋藤を下げて安永を投入した横浜FCは55分、右サイドから入ったクロスをジャーメイン良がスルー。後ろにいたクレーベはシュートし損なってしまうが、粘り強く繫ぐと、最後はジャーメイン良が左足で放ったシュートが相手に当たってゴールイン。同点に追い付いた。
しかし、ここまで4試合でいずれも2ゴールを挙げているC大阪がこのまま黙っているはずがなかった。失点から5分後、右サイドで坂元からパスを受けた松田陸が深い位置からクロスを送ると、走り込んだ大久保が合わせて勝ち越し。大久保の今季5ゴール目は、自身のJ1通算190得点目の節目のゴールとなった。
その後、C大阪は殊勲の大久保と奥埜を下げて、高木と藤田を投入。横浜FCも瀬古を下げて伊藤を投入し、再び同点を目指す。
横浜FCは松尾のドリブル突破から最後は手塚のミドルシュートと厚みのある攻撃を展開。対するC大阪はその直後、ボックス右の清武のクロスをフリーの豊川が頭で合わせたが、枠に飛んだシュートは寸前のところでマギーニョにクリアされてしまった。
互いに更なる交代策を講じる中、83分に豊川を下げて加藤を投入したC大阪は87分、敵陣の空いたスペースでボールを受けた清武から、こちらも途中出場の高木にスルーパス。ボックス左に抜け出した高木は並走する加藤へプレゼントパスを送り、加藤のゴールをお膳立て。今季加入の加藤はこれがJ1初ゴールとなった。
さらに後半アディショナルタイムには、CKの流れ弾を拾った高木が、クロスバーの下部に激突する豪快なシュートを突き刺しダメ押しの4点目。今季初のアウェイ戦白星で2連勝を収めた。一方の横浜FCは、これで開幕から4連敗となった。
横浜FC 1-4 セレッソ大阪
【横浜FC】
ジャーメイン良(後10)
【C大阪】
豊川雄太(前25)
大久保嘉人(後15)
加藤陸次樹(後42)
高木俊幸(後50)
激しい雷雨のため、2時間遅れでキックオフとなったこの試合。それでも猛烈な雨が降りしきり、劣悪なピッチコンディションの中、先にチャンスを作ったのは横浜FCだった。6分、ボックス右に侵入したジャーメイン良のクロスにクレーベが反応。ゴール前を横切ったボールに合わせにいったが、直前のバウンドがイレギュラーしたのか、上手くミートすることができなかった。
C大阪も11分、右からの攻撃で流れてきたボールを、豊川がボックス中央からダイレクトシュート。ゴール右下を捉えていたが、GK南が好反応を見せた。続く19分には、後方からのロングボールを収めて速攻に展開。右サイドバックの松田陸のアーリークロスを豊川が頭で合わせてフィニッシュまで繋げたが、ここもGK南に阻まれた。
それでもアウェイチームが押し切りに成功する。25分、敵陣中央右サイドから原川がクロスを供給。相手に当たって大きく跳ね上がると、ゴール前で相手DFとGKが交錯しているうちに、豊川がバックヘッドで流し込んだ。
その後、C大阪は39分に原川の強烈なミドルシュートでゴールに迫ると、43分には丸橋の柔らかいクロスに松田陸が走り込んでフィニッシュに持ち込むなど、前半は主導権を掌握。しかし、後半立ち上がりは、クレーベの強烈なシュートで横浜FCがアグレッシブな入りを見せる。
また、ハーフタイムで齋藤を下げて安永を投入した横浜FCは55分、右サイドから入ったクロスをジャーメイン良がスルー。後ろにいたクレーベはシュートし損なってしまうが、粘り強く繫ぐと、最後はジャーメイン良が左足で放ったシュートが相手に当たってゴールイン。同点に追い付いた。
しかし、ここまで4試合でいずれも2ゴールを挙げているC大阪がこのまま黙っているはずがなかった。失点から5分後、右サイドで坂元からパスを受けた松田陸が深い位置からクロスを送ると、走り込んだ大久保が合わせて勝ち越し。大久保の今季5ゴール目は、自身のJ1通算190得点目の節目のゴールとなった。
その後、C大阪は殊勲の大久保と奥埜を下げて、高木と藤田を投入。横浜FCも瀬古を下げて伊藤を投入し、再び同点を目指す。
横浜FCは松尾のドリブル突破から最後は手塚のミドルシュートと厚みのある攻撃を展開。対するC大阪はその直後、ボックス右の清武のクロスをフリーの豊川が頭で合わせたが、枠に飛んだシュートは寸前のところでマギーニョにクリアされてしまった。
互いに更なる交代策を講じる中、83分に豊川を下げて加藤を投入したC大阪は87分、敵陣の空いたスペースでボールを受けた清武から、こちらも途中出場の高木にスルーパス。ボックス左に抜け出した高木は並走する加藤へプレゼントパスを送り、加藤のゴールをお膳立て。今季加入の加藤はこれがJ1初ゴールとなった。
さらに後半アディショナルタイムには、CKの流れ弾を拾った高木が、クロスバーの下部に激突する豪快なシュートを突き刺しダメ押しの4点目。今季初のアウェイ戦白星で2連勝を収めた。一方の横浜FCは、これで開幕から4連敗となった。
横浜FC 1-4 セレッソ大阪
【横浜FC】
ジャーメイン良(後10)
【C大阪】
豊川雄太(前25)
大久保嘉人(後15)
加藤陸次樹(後42)
高木俊幸(後50)
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