ハマーズの頼れる主将ノーブルが来季限りで現役引退へ! 愛するファンへ胸熱のオープンレター公開
2021.03.10 07:00 Wed
ウェストハムのキャプテンを務めるイングランド人MFマーク・ノーブル(33)が2021-22シーズン限りでの現役引退の意向を明らかにした。
ただ、今シーズンはチームがプレミアリーグで暫定5位と躍進を見せている傍ら、プレミアリーグでは先発が3試合(総出場は14試合)のみと、試合終盤のクローザー役がメインとなっており、ピッチ上における貢献は限定的となっている。
そして、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦後には、「来シーズンもプレーするかどうかはわからない。だから、僕にとってオールド・トラフォードでプレーするのはこれが最後だったかもね」と、今シーズン限りでの現役引退の可能性を示唆していた。
だが、9日にハマーズサポーターに向けたオープンレターを公開したノーブルは、クラブとの来シーズンまでの契約延長合意と共に、来シーズンが自身にとってラストシーズンになることを明かした。
「また、熟考した結果、2021-22シーズンが、ウェストハムのファーストチームのプレーヤーとして18回目のシーズンにして、最後のシーズンにすることを決めたんだ」
「家族や友人、クラブの人たちとたくさん話し合って決めたことなんだ。そして、監督との話し合いの中では彼とクラブが何かを築き、このクラブを前向きに前進させ続けたいと考えていることを明らかに感じているし、僕も彼らを完全に信じているよ」
「僕自身はウェストハムの理念や価値観、特に新加入のプレーヤーやアカデミーから上がってくる若いプレーヤーたちに、これまでと同じように強い後押しを続けていきたいと思っている」
「それよりもまず、自分がピッチ上で提供できることがまだたくさんあると、今でも強く信じているよ。もし、自分自身が正当な役割を果たし、チームに価値をもたらすことができないと感じていれば、新しい契約にサインすることはなかっただろうと思う」
「これまでのキャリアの中で大きなケガをすることがなかったのは幸運だった。今でも体調は良く、健康的であると感じているよ。そして、何よりも重要なのは、今でも毎朝ワクワクした気持ちで目が覚め、仲間たちと一緒に頑張りたいという気持ちがあり、ロッカールームでみんなを後押し続けていることだと思うよ」
「今の僕らのモチベーションは、来シーズンもこの良い状態を継続していきたいという気持ちなんだ。今年はすでに素晴らしい1年だったけど、これからシーズンが終わるまでの間に何が起ころうとも、来年はその一貫性と進歩を積み上げていきたいと思っている」
「僕自身、みんながスタジアムにいないことをとても寂しく思っている。ロンドン・スタジアムで6万人の観客の前を歩き、キックオフ直前に鳴り響くシャボン玉の飛び出す音と声援に耳を傾ける。これほど素晴らしいものはないよ。それこそ僕が契約延長にサインした理由の一つさ」
「誰もいないスタジアムでウェストハムのためにプレーしてキャリアを終えるというのは、僕には理解できないことだよ」
「最近のポジティブなニュースは、今シーズンが終わる前にまた一緒にみんなが僕らと一緒にプレーしてくれるという可能性があるということさ」
「このクラブでのキャリアを通じて、とりわけこの5年間はブーリン・グラウンドでの最後のシーズン、ロンドン・スタジアムでの最初のシーズンを含めチームのキャプテンを務められていることを誇りに思っている」
「それは僕にとっても家族にとっても、永遠に記憶に残るものであり、歴史に残ることなんだ」
「本当に忘れられないテスティモニアル(功労試合)と、ウェストハムで500試合出場を達成できたことは、特にクラブの素晴らしいサポートに感謝したいことなんだ。そして、その瞬間をさらに特別なものにしたのは、サポーターのみんなからの愛だった」
「みんなも知っているように、僕もみんなと同じハマーズサポーターの一人であり、ブーリンのすぐ近くで育ち、スタジアムの最前列でプレーヤーのユニフォームを求めていたファンさ。このクラブのために何度もプレーし、キャプテンの腕章をこれほど長い間身につけることになるとは想像もしていなかったけど、自分がみんなの代表としてプレーしているということで、その一分一分が特別なものになっているんだ」
「来シーズンは僕にとってとても感慨深いシーズンになりそうだけど、今は自分のキャリアを振り返ったり、反省したりしている時ではないよ。このタイミングで今回の発表をしたのは、プレーヤーやスタッフと一緒に今シーズンを力強く締めくくることに集中するためだった」
「ウェストハムのプレーヤーとしての最後の願いは、みんなの前にまた一歩踏み出した時のスリルと名誉を味わうことだ。驚くべき最高の瞬間もあれば、もちろん困難な瞬間もあった。だけど、僕たちが団結し続けてきたのは、ウェストハムへの愛があったからなんだ」
「この先の自分の未来はまだわからない。だけど、フットボールで学んだことが一つあるとすれば、先を見すぎてはいけないということだ」
「今回の契約延長により、ウェストハムのファーストチームで18シーズン目を迎えることになる。その中で結果が出なかった時は、いつも簡単には生きられなかった。そして、妻のカーリーと子供たち、ハニーとレニーには、時にその負担を背負わなければならないこともあったんだ」
「アカデミープレーヤーとしてのレニーを見てきたおかげで、ここ数年はチャドウェル・ヒースでアカデミーのコーチやスタッフと一緒に過ごす時間が増えた。世界でも最高のアカデミーの一つであるチャドウェル・ヒースでさらに多くの時間を過ごし、クラブへの帰属を続けていきたいと思っている。だから、僕はこれからも自分の心のクラブと共に常に近くにいるつもりだ」
「ウェストハムとの結びつきと愛は永遠に続く。みんなにたくさんの愛を。ノーブル」
地元育ちで生粋のハマーズファンでもある愛すべきワンクラブマンの来季限りでの現役引退は寂しい出来事だが、今シーズンのトップ4フィニッシュを目指すウェストハムにとってはノーブルを来シーズンにチャンピオンズリーグでプレーさせるという、大きなモチベーションを手にしたと言えるはずだ。
PR
ウェストハムの下部組織出身であるノーブルは2004-05シーズンにトップチームデビュー。その後、ハル・シティ、イプスウィッチへの短期レンタルがあったものの、ハマーズ一筋のキャリアを歩み、これまで公式戦520試合に出場して60ゴール61アシストを記録。頼れるスキッパーとして長年クラブを支えてきた。そして、先日のマンチェスター・ユナイテッド戦後には、「来シーズンもプレーするかどうかはわからない。だから、僕にとってオールド・トラフォードでプレーするのはこれが最後だったかもね」と、今シーズン限りでの現役引退の可能性を示唆していた。
だが、9日にハマーズサポーターに向けたオープンレターを公開したノーブルは、クラブとの来シーズンまでの契約延長合意と共に、来シーズンが自身にとってラストシーズンになることを明かした。
「みんな、こんにちは。今回の手紙は僕が2022年夏までの契約延長の機会を受け入れたことをみんなに伝えたくて書いたんだ」
「また、熟考した結果、2021-22シーズンが、ウェストハムのファーストチームのプレーヤーとして18回目のシーズンにして、最後のシーズンにすることを決めたんだ」
「家族や友人、クラブの人たちとたくさん話し合って決めたことなんだ。そして、監督との話し合いの中では彼とクラブが何かを築き、このクラブを前向きに前進させ続けたいと考えていることを明らかに感じているし、僕も彼らを完全に信じているよ」
「僕自身はウェストハムの理念や価値観、特に新加入のプレーヤーやアカデミーから上がってくる若いプレーヤーたちに、これまでと同じように強い後押しを続けていきたいと思っている」
「それよりもまず、自分がピッチ上で提供できることがまだたくさんあると、今でも強く信じているよ。もし、自分自身が正当な役割を果たし、チームに価値をもたらすことができないと感じていれば、新しい契約にサインすることはなかっただろうと思う」
「これまでのキャリアの中で大きなケガをすることがなかったのは幸運だった。今でも体調は良く、健康的であると感じているよ。そして、何よりも重要なのは、今でも毎朝ワクワクした気持ちで目が覚め、仲間たちと一緒に頑張りたいという気持ちがあり、ロッカールームでみんなを後押し続けていることだと思うよ」
「今の僕らのモチベーションは、来シーズンもこの良い状態を継続していきたいという気持ちなんだ。今年はすでに素晴らしい1年だったけど、これからシーズンが終わるまでの間に何が起ころうとも、来年はその一貫性と進歩を積み上げていきたいと思っている」
「僕自身、みんながスタジアムにいないことをとても寂しく思っている。ロンドン・スタジアムで6万人の観客の前を歩き、キックオフ直前に鳴り響くシャボン玉の飛び出す音と声援に耳を傾ける。これほど素晴らしいものはないよ。それこそ僕が契約延長にサインした理由の一つさ」
「誰もいないスタジアムでウェストハムのためにプレーしてキャリアを終えるというのは、僕には理解できないことだよ」
「最近のポジティブなニュースは、今シーズンが終わる前にまた一緒にみんなが僕らと一緒にプレーしてくれるという可能性があるということさ」
「このクラブでのキャリアを通じて、とりわけこの5年間はブーリン・グラウンドでの最後のシーズン、ロンドン・スタジアムでの最初のシーズンを含めチームのキャプテンを務められていることを誇りに思っている」
「それは僕にとっても家族にとっても、永遠に記憶に残るものであり、歴史に残ることなんだ」
「本当に忘れられないテスティモニアル(功労試合)と、ウェストハムで500試合出場を達成できたことは、特にクラブの素晴らしいサポートに感謝したいことなんだ。そして、その瞬間をさらに特別なものにしたのは、サポーターのみんなからの愛だった」
「みんなも知っているように、僕もみんなと同じハマーズサポーターの一人であり、ブーリンのすぐ近くで育ち、スタジアムの最前列でプレーヤーのユニフォームを求めていたファンさ。このクラブのために何度もプレーし、キャプテンの腕章をこれほど長い間身につけることになるとは想像もしていなかったけど、自分がみんなの代表としてプレーしているということで、その一分一分が特別なものになっているんだ」
「来シーズンは僕にとってとても感慨深いシーズンになりそうだけど、今は自分のキャリアを振り返ったり、反省したりしている時ではないよ。このタイミングで今回の発表をしたのは、プレーヤーやスタッフと一緒に今シーズンを力強く締めくくることに集中するためだった」
「ウェストハムのプレーヤーとしての最後の願いは、みんなの前にまた一歩踏み出した時のスリルと名誉を味わうことだ。驚くべき最高の瞬間もあれば、もちろん困難な瞬間もあった。だけど、僕たちが団結し続けてきたのは、ウェストハムへの愛があったからなんだ」
「この先の自分の未来はまだわからない。だけど、フットボールで学んだことが一つあるとすれば、先を見すぎてはいけないということだ」
「今回の契約延長により、ウェストハムのファーストチームで18シーズン目を迎えることになる。その中で結果が出なかった時は、いつも簡単には生きられなかった。そして、妻のカーリーと子供たち、ハニーとレニーには、時にその負担を背負わなければならないこともあったんだ」
「アカデミープレーヤーとしてのレニーを見てきたおかげで、ここ数年はチャドウェル・ヒースでアカデミーのコーチやスタッフと一緒に過ごす時間が増えた。世界でも最高のアカデミーの一つであるチャドウェル・ヒースでさらに多くの時間を過ごし、クラブへの帰属を続けていきたいと思っている。だから、僕はこれからも自分の心のクラブと共に常に近くにいるつもりだ」
「ウェストハムとの結びつきと愛は永遠に続く。みんなにたくさんの愛を。ノーブル」
地元育ちで生粋のハマーズファンでもある愛すべきワンクラブマンの来季限りでの現役引退は寂しい出来事だが、今シーズンのトップ4フィニッシュを目指すウェストハムにとってはノーブルを来シーズンにチャンピオンズリーグでプレーさせるという、大きなモチベーションを手にしたと言えるはずだ。
PR
|
関連ニュース