騒ぎ過ぎた結果「全く敬意を払っていない」と大非難…10年ぶり優勝のレンジャーズサポの行動が問題に
2021.03.09 10:05 Tue
スティーブン・ジェラード監督の下、10年ぶりにスコティッシュ・プレミアシップ制覇を成し遂げたレンジャーズだが、騒ぎすぎた結果、非難を浴びることとなった。イギリス『BBC』が伝えた。レンジャーズは6日に行われた第31節のセント・ミレン戦も3-0で勝利。2位のセルティックが7日のダンディー・ユナイテッド戦で0-0のドローに終わったため、10年ぶり55度目のリーグ優勝が決定していた。
優勝決定の瞬間はレンジャーズの試合が行われていなかったものの、多くのファン・サポーターが本拠地のアイブロックス・スタジアムに集結。久々のリーグ制覇を盛大に祝っていた。
かつては自己破産し、4部にまで降格したレンジャーズ。名門ながらも思わぬ苦しみを味わったからこそ、この優勝はファン・サポーターにとっては大きなものだったと言える。
しかし、レンジャーズはこの騒動でサポーターが集まることを止めなかったとして、大きな非難を受けている。
スコットランド警察は、この集まりで28名を逮捕。警官への暴行や宗教に関連した治安妨害、新型コロナウイルスのガイドライン違反、発煙筒の使用など、多くの犯罪行為があったという。
「レンジャーズからのサポートがないことを強く非難する。ファンに祝福に出かけないように説得し、たくさん集まった人たちに家に帰るように勧めるメッセージを繰り返し出していた」
「リーグ再開が許可されてからしばらくの間、我々はサッカーのシーズン終了を計画してきた。ほぼ1年間、全国各地で見られた制限を考えると、スポーツはとても恵まれた立場にある」
「メッセージが足りていないことから、レンジャーズがファンに安全かつ責任を持って祝うように説得するという点で、彼らの責任を真剣に受け止めていないことはとても明白だった」
また、副首相のジョン・スウィニー氏もこの騒動を非難。国民の大多数が我慢していることを踏みにじったと強く糾弾した。
「昨日のような出来事はウイルスを広める危険性があり、ルールを守り、誕生日やその他の節目を祝うために友人や家族と会うことができなかったり、場合によっては愛する人の葬儀に出席することができなかったスコットランド全土の何百万もの世帯に対して全く敬意を払っていないことを示している」
かつては自己破産し、4部にまで降格したレンジャーズ。名門ながらも思わぬ苦しみを味わったからこそ、この優勝はファン・サポーターにとっては大きなものだったと言える。
しかし、レンジャーズはこの騒動でサポーターが集まることを止めなかったとして、大きな非難を受けている。
スコットランド警察は、この集まりで28名を逮捕。警官への暴行や宗教に関連した治安妨害、新型コロナウイルスのガイドライン違反、発煙筒の使用など、多くの犯罪行為があったという。
副首席領事のマルコム・グラハム氏は一部のサポーターの行為に対して「恥ずべき」と非難。さらに、レンジャーズからのサポートがなかったと言及した。
「レンジャーズからのサポートがないことを強く非難する。ファンに祝福に出かけないように説得し、たくさん集まった人たちに家に帰るように勧めるメッセージを繰り返し出していた」
「リーグ再開が許可されてからしばらくの間、我々はサッカーのシーズン終了を計画してきた。ほぼ1年間、全国各地で見られた制限を考えると、スポーツはとても恵まれた立場にある」
「メッセージが足りていないことから、レンジャーズがファンに安全かつ責任を持って祝うように説得するという点で、彼らの責任を真剣に受け止めていないことはとても明白だった」
また、副首相のジョン・スウィニー氏もこの騒動を非難。国民の大多数が我慢していることを踏みにじったと強く糾弾した。
「昨日のような出来事はウイルスを広める危険性があり、ルールを守り、誕生日やその他の節目を祝うために友人や家族と会うことができなかったり、場合によっては愛する人の葬儀に出席することができなかったスコットランド全土の何百万もの世帯に対して全く敬意を払っていないことを示している」
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