チェルシーがCL出場権を争うエバートンにホームで完勝!《プレミアリーグ》

2021.03.09 05:06 Tue
Getty Images
プレミアリーグ第27節のチェルシーvsエバートンが8日にスタンフォード・ブリッジで行われ、2-0でチェルシーが勝利した。
PR
現在、公式戦11試合負けなしの4位チェルシー(勝ち点47)は、ミッドウィークに行われたリバプール戦から先発を5人変更。その試合で決勝点を挙げたマウントやカンテ、ツィエクらに代えてハドソン=オドイやコバチッチ、ハヴァーツらを先発で起用した。
一方、リーグ戦3連勝で上位を追走する5位エバートンは(勝ち点46)は、ミッドウィークに行われたWBA戦から先発を2人変更。ベルナールとドゥクレに代えてシグルドソンとアランが先発に名を連ねた。

立ち上がりからボールを保持するチェルシーだが、相手のコンパクトな守備ブロックによってなかなかフィニッシュまで持ち込めない。それでも16分、右CKの二次攻撃からボックス手前のジョルジーニョがボレーシュートで狙ったが、これはゴール左に外れた。

膠着状態が続く中、攻勢を続けるチェルシーが31分に先制する。左サイドを持ち上がったハドソン=オドイのパスからボックス左に侵入したマルコス・アロンソが折り返しを供給すると、走り込んだハヴァーツのシュートがゴッドフリーに当たり、そのままゴールネットを揺らした。
先手を取ったチェルシーは、41分にもA・クリステンセンのロングパスでDFの裏に抜け出したマルコス・アロンソが決定機を迎えたが、シュートはGKピックフォードが右手一本で弾き出した。

劣勢のまま失点したエバートンは、前半終了間際にアンドレ・ゴメスがミドルシュートでチェルシーゴールに迫ったが、これはGKメンディにキャッチされ、前半は1-0で終了した。

迎えた後半もボールの主導権を握るチェルシーは53分に決定機。ハドソン=オドイの左クロスをボックス中央で収めたハヴァーツがゴールネットを揺らしたが、これはトラップの際に腕を当たっており、ハンドの判定でノーゴールとなった。

追加点のチャンスを逃したチェルシーだが、64分にコバチッチのロングスルーパスに反応したハヴァーツがボックス内で飛び出したGKピックフォードに倒されPKを獲得。これをジョルジーニョが冷静に決め、リードを広げた。

その後は互いに選手交代を行っていく中で拮抗した展開が続いたが、チェルシーが80分にチャンスを迎える。アスピリクエタのロングパスでボックス右から侵入したヴェルナーがDFと入れ替わり相手GKとの一対一を迎えたが、シュートはGKピックフォードの好セーブに弾かれた。

チェルシー85分にも、マウントのパスを受けたヴェルナーがボックス左からシュート。さらに相手GKが弾いたボールをボックス外で拾ったカンテがシュートを放ったが、これもGKピックフォードのファインセーブに阻まれた。

試合終盤にかけても攻撃の手を緩めないチェルシーは、エバートンに反撃の機会を与えず2-0で完勝。リーグ戦連勝のチェルシーが、CL出場権を争うライバルから勝ち点3を獲得した。

PR
関連ニュース

安売りは避けたいところ…リバプールやPSGが関心の21歳CBムリージョ、ノッティンガムの決断やいかに

ノッティンガム・フォレストはブラジル人DFムリージョ(21)の売却も検討せざるを得ない状況だ。 今季コリンチャンスから移籍金1500万ポンド(約28億9000万円)でノッティンガム加入のムリージョ。身長184cmと標準サイズのセンターバックだが、その存在感と個人レベルの活躍は絶大だ。 その活躍から1年でのステップアップも噂されるようになって久しいが、やはり財務規則違反(PSR)云々を抱えるノッティンガムとしてもムリージョは売却を検討せざるを得ない対象か。 イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、ムリージョにはリバプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、パリ・サンジェルマン(PSG)が一定の関心。 2000万ポンド(約38億5000万円)程度ではノッティンガムの要求を満たせず、それをはるかに上回る巨額を提示しなければならないようだが、他の選手の売却も考慮するノッティンガム。“帳尻合わせ”が必要であり、状況次第で想定よりも安売りしなければならなくなる可能性も否めない。 ムリージョ以外の売却候補は、背番号10を背負う中軸のイングランド人MFモーガン・ギブス=ホワイト(24)、今季チームトップのプレミアリーグ12得点を叩き出すニュージーランド代表FWクリス・ウッド(32)など。 チャンピオンシップ(イングランド2部)降格の危機に、複数の主力売却も検討せざるを得ないノッティンガム。若くて優秀なセンターバックはどんなクラブも最優先で残したいところだが、21歳ムリージョの将来やいかに。 2024.04.18 20:45 Thu

なでしこFW浜野まいかがチェルシー初ゴール! 初先発での一撃にチームメイトも喜び爆発「素晴らしい笑顔」

チェルシーのなでしこジャパンFW浜野まいかが初ゴールを記録した。 INAC神戸レオネッサから2023年にチェルシーへと完全移籍し、そのままスウェーデンのハンマルビーでプレーした浜野。17試合7ゴールを記録した中、今シーズンからチェルシーへと復帰した。 その浜野は、なでしこジャパンの一員として2023年のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)に出場。W杯後には肩の手術を受けて長期離脱となっていた。 ケガも癒えて復帰した浜野は、2023年12月17日にチェルシーの選手としてFA女子スーパーリーグ(FAWSL)のブリストル・シティ戦でデビュー。その後しばらくプレーしていなかったが、3月3日のレスター・シティ戦にも出場していた。 なでしこジャパンにも復帰した浜野は、先日行われていたSheBelieves Cupに参加。アメリカ女子代表戦、ブラジル女子代表戦と2試合とも45分間プレーしていた。 代表活動から復帰した浜野は、17日に行われたFAWSLのアストン・ビラ戦で初先発。開始早々に相手GKが退場する中、1-0で迎えた38分に待望のゴールを記録した。 ボックス右で相手からボールを奪ったアシュリー・ローレンスがグラウンダーのクロス。これをニアサイドでカタリナ・マカリオがフリックすると、ファーサイドに詰めた浜野が体を投げ出しながら押し込み、嬉しい初ゴールとなった。 浜野のゴールにはスタンドも沸いたほか、チームメイトも祝福。ファンは「素晴らしい笑顔だ」、「みんなも嬉しそう」、「ナイスゴールだ」とコメントを寄せている。 チェルシーは3-0で勝利し、勝ち点でマンチェスター・シティと並んだ中、得失点差で首位に浮上している。 <span class="paragraph-title">【動画】笑顔爆発、浜野まいかが嬉しいチェルシー初ゴール! チームメイトも祝福</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="XbXkIAdv6II";var video_start = 285;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.18 13:30 Thu

「僕がPKのキッカー」PKで揉めたチェルシー、4ゴールのパーマーが振り返る「口論は少し行き過ぎたかも」

チェルシーのイングランド代表MFコール・パーマーが、PKを巡る騒動について言及した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 15日、プレミアリーグ第33節でチェルシーはエバートンをホームに迎えた。 今シーズンもチームは低迷する中、なんとか来シーズンのヨーロッパ行きを目指して残り試合を戦っている状況。一方で、エバートンは勝ち点剥奪の状況もあり、残留争い真っ只中となっている。 試合はそのパーマーが躍動。13分に先制ゴールを奪うと、18分、29分と開始30分でハットトリック達成。前々節のマンチェスター・ユナイテッド戦に続くハットトリックを記録した。 さらに1点を加えて迎えた64分にちょっとしたトラブルが発生。チェルシーがPKを獲得すると、パーマーが蹴ろうとする中で、PKを獲得したノニ・マドゥエケが自身が蹴りたいとアピール。さらに、そこに止めに入ったのか、蹴りたいと申し出たのか、ニコラス・ジャクソンも加わる異様な事態となったが、コナー・ギャラガーが2人を制してパーマーがキッカーに。これをしっかりと決めて、4ゴールを記録。試合は6-0で圧勝となった。 この4ゴールで得点数を20に伸ばし、マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドと並んで得点ランキングトップに立ったパーマー。『スカイ・スポーツ』でPKのシーンについて言及した。 「他の選手たちはそれを蹴りたがったけど、4-0だったから理解はできる」 「でも、僕がPKのキッカーだ。そして、僕は蹴りたかった。だから、最終的には僕が蹴ることとなった」 「僕たちは誰もが責任を負いたいと思っているということを示そうとしているだけだ。口論は少し行き過ぎたかもしれないけど、誰もが助けたいと思っている」 「大したことではない。僕たちは笑いながら冗談を言っていた。監督は僕たちに今話してくれたよ」 マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、醜いシーンを見せてしまったことに対し、「残念だ。我々はこのような振る舞いをしてはいけない。彼らに『このような振る舞いはこれで最後だ』と伝えた」とコメント。「素晴らしいチームになりたいのであれば、我々は変わり、集団として考える必要がある」と語り、若いチームが故のことでありながら、プロとしてみっともない姿だったと糾弾した。 マドゥエケもジャクソンも本気でPKを蹴る気でいたように思えるが、パーマーはしっかりと決めてチームを牽引。ポジティブな要素が少ないシーズンの中での奮起は残り数試合でも期待される。 <span class="paragraph-title">【動画】本当に冗談を言っていたのか? PKキッカーで揉めるチェルシーの一部始終</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="NqhBGC2CZEc";var video_start = 35;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.16 18:05 Tue

ニューカッスルDFホールの完全移籍決定? チェルシーから買取義務ローンで昨夏加入

U-20イングランド代表DFルイス・ホール(19)が今季以降もニューカッスル・ユナイテッドでのプレーが決まったようだ。 2022年1月にチェルシーでシニアデビューし、翌シーズンは11試合の出場数をマークしたホール。左サイドバックをメインに中盤もこなせ、チェルシーでは期待株だったが、昨夏に1年のローン移籍でニューカッスル行きが決まった。 ホールにとって、一家揃ってファンだったというニューカッスル行きは買取義務条項が付いたもので、事実上の片道切符。イギリス『スカイ・スポーツ』によると、このたび、その発動条件が満たされ、完全移籍の運びとなったという。 どうやらプレミアリーグでの順位が発動条件だったようで、ニューカッスルは先の勝利を受けて14位以下で終わる可能性がなくなったため、チェルシーに2800万ポンド(約53億7000万円)を支払って完全移籍で獲得するそうだ。 なお、今季のニューカッスルではここまで公式戦16試合に出場して1ゴール。チェルシーからすれば、若き才能を手放す格好だが、プレミアリーグが定める収益と持続可能性に関する規則(PSR)の問題を緩和するものといえる。 2024.04.16 16:15 Tue

今季36ゴール、守田英正の同僚FWがプレミアで争奪戦…スウェーデン代表FWにユナイテッドとリバプールも参戦か

プレミアリーグ勢からの熱心な関心を受けているスポルティングCPのスウェーデン代表FWヴィクトル・ギョケレシュ(25)だが、争奪戦は激しいものになりそうだ。 チャンピオンシップ(イングランド2部)のコヴェントリー・シティから2023年夏にスポルティングに完全移籍したギョケレシュ。初挑戦となったプリメイラ・リーガでは27試合で22ゴール10アシストと圧倒的な得点力を見せ、首位を走るチームを支えている。 そのギョケレシュには、アーセナルやチェルシー、ニューカッスルと言ったプレミアリーグのクラブが関心を寄せており、代理人とも交渉をすでにスタートさせていると見られている。ただ、契約解除条項の金額である1億ユーロ(約161億5000万円)の支払いが移籍の条件のようだ。 そんな中、イギリス『HITC』はマンチェスター・ユナイテッドも参戦することとを報道。ストライカー補強を今夏のテーマにしているユナイテッドは、新たな少数株主である『INEOS』の後押しも受けて、資金面での遅れを取らないと見られている。 ユナイテッドは昨夏も獲得を目指したバイエルンのイングランド代表FWハリー・ケインやブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニーもターゲットにしている中、ギョケレシュが最優先と考えている状況。すでにコンタクトを取っているという。 一方で、そのユナイテッドの動きに待ったをかけようとしているのがリバプールとのこと。ユルゲン・クロップ監督が退任することが決定している中、後任の候補にはスポルティングのルベン・アモリム監督も浮上。併せて選手も獲得したいと考えているという。 長年エースとしてチームを支えてきたエジプト代表FWモハメド・サラーがサウジアラビアから熱心なオファーを受けており、退団する可能性が高く、コロンビア代表FWルイス・ディアスも他クラブに狙われている状況。ストライカーの獲得に動きたい中で、ギョケレシュが検討されているようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】圧巻のゴールラッシュ!ギョケレシュの2023-24シーズンゴール集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xBd7ZmTcUFY";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.16 15:05 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly