開幕2戦連続ドローの広島、城福監督は選手の意識の高さを評価…VARや給水タイムにも言及
2021.03.07 17:00 Sun
サンフレッチェ広島の城福浩監督が、3-3の引き分けに終わった横浜F・マリノス戦を振り返った。
広島は7日、明治安田生命J1リーグ第2節でアウェイで横浜FMと対戦した。13分にPKを獲得し、古巣戦となったFWジュニオール・サントスのゴールで幸先よく先制すると、27分にもセットプレーの流れからMF東俊希が追加点を挙げて2点差に広げた。
その後、1点差に詰め寄られるものの、前半終了間際に再びPKを獲得し、今度はFWドウグラス・ヴィエイラが決めて、1-3で試合を折り返した。
ところが後半、立ち上がりに再び点差を縮められると、67分についに同点にされてしまう。どうにか加点したいところだったが、その後は劣勢を強いられ、終わってみれば辛うじて引き分けという内容だった。
城福監督は、開幕節のベガルタ仙台戦から続くドローに残念だとしながらも、アウェイで勝ち点を奪えたことは、選手たちの意識に関する一定の成果であると前向きにとらえている。
「押し込めなかったことは凄く残念ですし、反省していますけれども、ただアウェイで力のあるマリノスさんから勝ち点1を取って帰るというのは、選手全員が勝ち点の意識を強く持って戦ってくれた成果だと思ってます」
「ちょっとした課題はいくつかあったので、そこはしっかり修正して、広島で、あるいは各地でサンフレッチェを応援してくれている方々に早く勝利をお届けしたいです」
また、3ゴールに関しては、選手らがスピードや特徴を生かしてプランに近い試合を遂行した結果であると評価。前節のベガルタ仙台戦から先発を2名変更したことについては、過密日程や5人交代制に対応していくための準備でもあると話した。
「しっかりオーガナイズされた守備から、攻撃に移るスピードであったり我々の特徴を活かせたという意味では、選手たちが意識して遂行してくれたと思いますし、特に前半は、悔やまれるのは失点ですけども、相手にボックスにほとんど入らせることなく良い守備ができたので、ゴールを先行することができたんだと思います」
「もちろんPKが二つありましたけど、ゲームの運び方としては、我々のプランにかなり近い方法で詰められたので。後半の戦い方では、ちょっとした判断のところですが、そこをもう少し改善していく必要があるかなと」
「マリノスの攻撃に対し、どこにスペースがあるか、そこをどう使うかと言うのは意識しました。もう一つは、序盤戦で選手をどんどん起用していくことで、今年の過密日程や5人交代を味方に付けないとなと。彼らにチャンスを与えて結果を得ることで、チームに良いサイクルをもたらしたいなと思っていました」
指揮官はまた、今季から本格的に導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の是非についても言及。さらに、この試合で給水タイムを取らないと判断した両クラブの考えも明かしている。
「VARが入って、そこを見極めたければいけないということがはっきりしたので、私はむしろスッキリしてます。得点に絡むところが映像でジャッジされるというのであれば、自分たちに有利不利関係なく正確になると思います」
「もう一つは、時間の中断というところですけども、今日の試合に関しては、我々もマリノスも給水タイムがいらないと判断したのは、アディショナルタイムを長くしたいというお互いのチームの思いが合って、今のルールの中でも、連続したプレーを見せたいと、両チームの意見が合致した試合でした」
「レフェリーも大変だと思いますけど、映像を見るべきところと、レフェリーだけで判断するところをしっかり見極められると思いますし、今のルールと言うのは非常に受け入れられるサッカーの流れだなあと」
広島は7日、明治安田生命J1リーグ第2節でアウェイで横浜FMと対戦した。13分にPKを獲得し、古巣戦となったFWジュニオール・サントスのゴールで幸先よく先制すると、27分にもセットプレーの流れからMF東俊希が追加点を挙げて2点差に広げた。
ところが後半、立ち上がりに再び点差を縮められると、67分についに同点にされてしまう。どうにか加点したいところだったが、その後は劣勢を強いられ、終わってみれば辛うじて引き分けという内容だった。
城福監督は、開幕節のベガルタ仙台戦から続くドローに残念だとしながらも、アウェイで勝ち点を奪えたことは、選手たちの意識に関する一定の成果であると前向きにとらえている。
「先行するゲームだったので、逃げ切るという言い方が良いかは分かりませんが、崩されない守備の時間をもっと長くして、相手がリスクを背負ってきたところをカウンターを仕掛けるというような試合展開にできていればなと」
「押し込めなかったことは凄く残念ですし、反省していますけれども、ただアウェイで力のあるマリノスさんから勝ち点1を取って帰るというのは、選手全員が勝ち点の意識を強く持って戦ってくれた成果だと思ってます」
「ちょっとした課題はいくつかあったので、そこはしっかり修正して、広島で、あるいは各地でサンフレッチェを応援してくれている方々に早く勝利をお届けしたいです」
また、3ゴールに関しては、選手らがスピードや特徴を生かしてプランに近い試合を遂行した結果であると評価。前節のベガルタ仙台戦から先発を2名変更したことについては、過密日程や5人交代制に対応していくための準備でもあると話した。
「しっかりオーガナイズされた守備から、攻撃に移るスピードであったり我々の特徴を活かせたという意味では、選手たちが意識して遂行してくれたと思いますし、特に前半は、悔やまれるのは失点ですけども、相手にボックスにほとんど入らせることなく良い守備ができたので、ゴールを先行することができたんだと思います」
「もちろんPKが二つありましたけど、ゲームの運び方としては、我々のプランにかなり近い方法で詰められたので。後半の戦い方では、ちょっとした判断のところですが、そこをもう少し改善していく必要があるかなと」
「マリノスの攻撃に対し、どこにスペースがあるか、そこをどう使うかと言うのは意識しました。もう一つは、序盤戦で選手をどんどん起用していくことで、今年の過密日程や5人交代を味方に付けないとなと。彼らにチャンスを与えて結果を得ることで、チームに良いサイクルをもたらしたいなと思っていました」
指揮官はまた、今季から本格的に導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の是非についても言及。さらに、この試合で給水タイムを取らないと判断した両クラブの考えも明かしている。
「VARが入って、そこを見極めたければいけないということがはっきりしたので、私はむしろスッキリしてます。得点に絡むところが映像でジャッジされるというのであれば、自分たちに有利不利関係なく正確になると思います」
「もう一つは、時間の中断というところですけども、今日の試合に関しては、我々もマリノスも給水タイムがいらないと判断したのは、アディショナルタイムを長くしたいというお互いのチームの思いが合って、今のルールの中でも、連続したプレーを見せたいと、両チームの意見が合致した試合でした」
「レフェリーも大変だと思いますけど、映像を見るべきところと、レフェリーだけで判断するところをしっかり見極められると思いますし、今のルールと言うのは非常に受け入れられるサッカーの流れだなあと」
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