120分間の激闘を制したビルバオが2年連続の決勝進出!レバンテは初の決勝進出ならず…《コパ・デル・レイ》

2021.03.05 07:39 Fri
Getty Images
コパ・デル・レイ準決勝2ndレグのレバンテvsビルバオが4日に行われ、延長戦までもつれ込んで激闘を制したビルバオが2戦合計スコア3-2で2年連続となる決勝進出を決めた。
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2月11日に行われた1stレグで1-1のドローで終え、優位な形でホームでの2ndレグを迎えたレバンテと、突破にはゴールが絶対条件となるビルバオの決勝進出を懸けた一戦。
試合が動いたのは17分、ホセ・モラレスのパスをボックス左で受けたロチーナの折り返しをゴールエリア左で受けたロジェールが反転からシュートをゴール右隅に流し込み、レバンテが先制した。

先手を許したビルバオだったが、28分に反撃。左サイドを持ち上がったイニャキ・ウィリアムズの折り返しに反応したラウール・ガルシアがボックス内でドゥアルテに倒されPKを獲得。これをラウール・ガルシアがゴール右に決め、2戦合計スコアをタイに戻した。

1迎えた後半は立ち上がりから一進一退の展開が続く中、先に決定機を迎えたのはビルバオ。65分、ベスガのパスをボックス中央で収めたラウール・ガルシアの落としからイニャキ・ウィリアムズがシュートを放ったが、これはゴール右に逸れた。
さらにビルバオは、75分にも右クロスのセカンドボールをベレンゲルがバックヘッドで狙ったが、これは枠に左に外れた。82分には、イニャキ・ウィリアムズの左クロスがボックス内でクリアしようとしたミラモンの腕に当たったが、VARの末にノーハンドと判定された。

結局、90分では決着が付かず試合は延長戦に。延長戦も一進一退の展開が続く中、レバンテは延長前半アディショナルタイムにチャンス。ボックス左角横で獲得したFKからバルディが直接FKでゴールを脅かしたが、これはGKウナイ・シモンの好セーブに阻まれた。

ピンチを凌いだビルバオは112分、中盤でパスを受けたベレンゲルがバイタルエリア中央まで切り込みミドルシュート。N・ブクセビッチにディフレクトしてコースが変わったシュートがゴール左に吸い込まれた。

結局、試合はそのまま1-2でタイムアップ。この結果、2戦合計スコアを3-2としたビルバオがレバンテを下し、バルセロナの待つ決勝へ駒を進めた。

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