伏兵ディアワラの劇的弾でローマがヴィオラに競り勝つ! トップ4争いに踏みとどまる《セリエA》
2021.03.04 07:06 Thu
セリエA第25節、フィオレンティーナvsローマが3日にスタディオ・アルテミオ・フランキで行われ、アウェイのローマが1-2で勝利した。
前節、ミランとの上位対決に競り負けたローマ(勝ち点44)はアタランタに抜かれてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に転落。CL圏内再浮上に向け勝ち点3奪取必須のアウェイゲームでは14位のフィオレンティーナ(勝ち点25)と対峙した。ミラン戦からは先発3人を入れ替えてファシオ、カルスドルプ、ビジャールに代えて負傷明けのクンブラ、ディアワラとブルーノ・ペレスが起用された。
立ち上がりから主導権を握ったローマはディアワラ、ムヒタリアンとボックスの外からミドルシュートを放って相手守備をけん制。以降は左サイドのスピナッツォーラのドリブル突破を起点に攻め手を窺うが、マジョラルやムヒタリアンへのボールの収まりが今一つで攻撃に迫力が出ない。
逆に機動力のあるリベリとヴラホビッチの2トップを起点にカウンターを狙う相手の形に持ち込まれ、幾度かボックス内を陥れられる場面も目立った。
前半半ばから終盤にかけては膠着状態が続く。何とか前半のうちにリードを奪いたいアウェイチームは45分、ペナルティアーク付近でマジョラルからパスを受けたペッレグリーニが低い弾道のミドルシュートを枠の左に飛ばすが、これはGKドラゴウスキの好守に阻まれた。
一方、先にゴールを許したフィオレンティーナは、失点直後にカストロヴィッリが足を痛めてプレー続行不可能に。前半のイゴールに続く負傷交代となり、嫌な流れが漂うが意外な形から同点に追いつく。60分、相手CKのロングカウンターから左サイド深くに抜け出したヴラホビッチの高速クロスが戻りながらの対応となったスピナッツォーラのオウンゴールを誘った。
不運なオウンゴールで追いつかれたローマは、さらに失点前の流れでスプリントした際にハムストリングを痛めたヴェレトゥがプレー続行不可能となり、ペドロを緊急投入。さらに、67分には疲労が見えたムヒタリアンを下げてエル・シャーラウィをピッチへ送り出した。
その後は一進一退の攻防が続く中、82分にはヴラホビッチに決定的な枠内シュートを許すが、ここはGKパウ・ロペスのビッグセーブで凌ぐ。すると、守護神の好守で流れを引き寄せたローマは伏兵が劇的ゴールを奪う。
88分、相手を押し込んでボックス手前中央のディアワラがボックス右でフリーのカルスドルプに斜めのパスを通してゴール前に走り込むと、カルスドルプからの絶妙な折り返しをワンタッチで合わせてゴールネットを揺らした。当初、オフサイドの判定が出るも、VARのレビューの結果、オンサイドでのゴールが認められた。
そして、ディアワラの今季初ゴールを最後まで守り切ったローマが苦しみながらも敵地で勝ち切ってトップ4争いに踏みとどまった。
前節、ミランとの上位対決に競り負けたローマ(勝ち点44)はアタランタに抜かれてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の5位に転落。CL圏内再浮上に向け勝ち点3奪取必須のアウェイゲームでは14位のフィオレンティーナ(勝ち点25)と対峙した。ミラン戦からは先発3人を入れ替えてファシオ、カルスドルプ、ビジャールに代えて負傷明けのクンブラ、ディアワラとブルーノ・ペレスが起用された。
逆に機動力のあるリベリとヴラホビッチの2トップを起点にカウンターを狙う相手の形に持ち込まれ、幾度かボックス内を陥れられる場面も目立った。
前半半ばから終盤にかけては膠着状態が続く。何とか前半のうちにリードを奪いたいアウェイチームは45分、ペナルティアーク付近でマジョラルからパスを受けたペッレグリーニが低い弾道のミドルシュートを枠の左に飛ばすが、これはGKドラゴウスキの好守に阻まれた。
攻撃のリズムを掴み切れぬまま試合を折り返したローマだが、後半開始早々に先手を奪う。49分、ボックス手前右でマンチーニが浮き球のパスをゴール前に入れると、左サイドから斜めのランニングで飛び出したスピナッツォーラが絶妙な右足のダイレクトシュートでニアを破り、前回対戦に続く今季リーグ2点目とした。
一方、先にゴールを許したフィオレンティーナは、失点直後にカストロヴィッリが足を痛めてプレー続行不可能に。前半のイゴールに続く負傷交代となり、嫌な流れが漂うが意外な形から同点に追いつく。60分、相手CKのロングカウンターから左サイド深くに抜け出したヴラホビッチの高速クロスが戻りながらの対応となったスピナッツォーラのオウンゴールを誘った。
不運なオウンゴールで追いつかれたローマは、さらに失点前の流れでスプリントした際にハムストリングを痛めたヴェレトゥがプレー続行不可能となり、ペドロを緊急投入。さらに、67分には疲労が見えたムヒタリアンを下げてエル・シャーラウィをピッチへ送り出した。
その後は一進一退の攻防が続く中、82分にはヴラホビッチに決定的な枠内シュートを許すが、ここはGKパウ・ロペスのビッグセーブで凌ぐ。すると、守護神の好守で流れを引き寄せたローマは伏兵が劇的ゴールを奪う。
88分、相手を押し込んでボックス手前中央のディアワラがボックス右でフリーのカルスドルプに斜めのパスを通してゴール前に走り込むと、カルスドルプからの絶妙な折り返しをワンタッチで合わせてゴールネットを揺らした。当初、オフサイドの判定が出るも、VARのレビューの結果、オンサイドでのゴールが認められた。
そして、ディアワラの今季初ゴールを最後まで守り切ったローマが苦しみながらも敵地で勝ち切ってトップ4争いに踏みとどまった。
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