マテウス2発の名古屋、福岡との昨季J1&J2最小失点対決を制す!【明治安田J1第1節】
2021.02.28 15:15 Sun
明治安田生命J1リーグ開幕節の1試合が28日にベスト電器スタジアムで行われ、アウェイの名古屋グランパスが2-1でアビスパ福岡を下した。
5年ぶりのJ1リーグ参戦となる福岡は新戦力のブルーノ・メンデスと志知が先発入り。ブルーノ・メンデスはフアンマ・デルガドと2トップを形成した。一方、今オフの積極補強で11年ぶりのリーグ優勝に機運を高めた名古屋は新戦力から柿谷がトップ下で先発。木本、長澤、齋藤がベンチからスタートした。
昨季のJ2リーグ、J1リーグで最小失点を記録したチーム同士の試合は開始早々に動く。4分、左サイドの相馬が自身を追い越す動きで深くのスペースを目指したマテウスに展開すると、カルロス・グティエレスの股下にワンタッチでボールを潜らせ、ボックス左に侵攻。カバーリングに戻った重廣も冷静に交わして、左足シュートで相手GKの股下を射抜き、名古屋が幸先良く先制する。
マテウスの華麗な個人技であっさりと先取した名古屋はその後も危なげない戦いを披露。相手に攻め入られるシーンこそあるものの、連動した守りでピンチらしいピンチを許さず、攻撃に転じれば18分に山﨑、19分に相馬が追加点を目指す。結局、追加点こそ生まれなかったが、福岡の攻撃陣を1本のシュートで抑え込む盤石の戦いでハーフタイムを迎えた。
盛り返しを目指して後半の頭から石津と杉本の交代を施した福岡だが、名古屋が優勢の展開を続けるなか、追加点を奪い切る。55分、左サイドの吉田が右足で上げ、山崎が合わせにかかったボールがゴール前にこぼれると、カルロス・グティエレスがクリア。ボックス左でフリーのマテウスが中途半端なクリアボールを左足ダイレクトでゴール右に叩き込み、勝利をぐっとたぐり寄せる。
どこかで一矢報いたいものの、なかなかフィニッシュの形に持っていけない展開が続く福岡は78分にバイタルエリア右に仕掛けたエミル・サロモンソンが左足で最終ラインのスペースに陣取ったゴール前のブルーノ・メンデスに浮き球パスを供給。そのブルーノ・メンデスが頭で合わせていったが、惜しくも右ポストの外側を叩いて、ゴールとはならない。
それでも、福岡は81分に名古屋が前田と新加入の木本を入れ、試合を終わらせにかかった直後、ブルーノ・メンデスが前方に頭でボールを繋ぐと、金森が胸トラップで収めてゴール方向に。マークにつく吉田に左足でクリアされてしまったが、これがGKランゲラックの頭上を越してゴールマウスに吸い込まれ、オウンゴールで1点差に詰め寄った。
これで勢いづいた福岡はレジェンドの城後を送り込み、反撃ムードを高めたが、名古屋がこれ以上の反撃を許さず、2-1で勝利。マッシモ・フィッカデンティ監督体制3年目の今季を見事に白星スタートで切った。
アビスパ福岡 1-2 名古屋グランパス
【福岡】
OG(後37)
【名古屋】
マテウス(前4、後10)
5年ぶりのJ1リーグ参戦となる福岡は新戦力のブルーノ・メンデスと志知が先発入り。ブルーノ・メンデスはフアンマ・デルガドと2トップを形成した。一方、今オフの積極補強で11年ぶりのリーグ優勝に機運を高めた名古屋は新戦力から柿谷がトップ下で先発。木本、長澤、齋藤がベンチからスタートした。
マテウスの華麗な個人技であっさりと先取した名古屋はその後も危なげない戦いを披露。相手に攻め入られるシーンこそあるものの、連動した守りでピンチらしいピンチを許さず、攻撃に転じれば18分に山﨑、19分に相馬が追加点を目指す。結局、追加点こそ生まれなかったが、福岡の攻撃陣を1本のシュートで抑え込む盤石の戦いでハーフタイムを迎えた。
盛り返しを目指して後半の頭から石津と杉本の交代を施した福岡だが、名古屋が優勢の展開を続けるなか、追加点を奪い切る。55分、左サイドの吉田が右足で上げ、山崎が合わせにかかったボールがゴール前にこぼれると、カルロス・グティエレスがクリア。ボックス左でフリーのマテウスが中途半端なクリアボールを左足ダイレクトでゴール右に叩き込み、勝利をぐっとたぐり寄せる。
前半に続いて序盤に守りが乱れて、リードを広げられてしまった福岡は63分、今オフに電撃的な復帰を果たした金森のカードを切り、さらに反撃姿勢を打ち出すが、ハーフタイム明けからピッチに立った杉本が70分に負傷交代するアクシデント。すかさず田邊を送り込むが、74分にデビュー戦の齋藤と宮原のカードを切った名古屋が攻守に安定した戦いを続け、流れを掴んで離さない。
どこかで一矢報いたいものの、なかなかフィニッシュの形に持っていけない展開が続く福岡は78分にバイタルエリア右に仕掛けたエミル・サロモンソンが左足で最終ラインのスペースに陣取ったゴール前のブルーノ・メンデスに浮き球パスを供給。そのブルーノ・メンデスが頭で合わせていったが、惜しくも右ポストの外側を叩いて、ゴールとはならない。
それでも、福岡は81分に名古屋が前田と新加入の木本を入れ、試合を終わらせにかかった直後、ブルーノ・メンデスが前方に頭でボールを繋ぐと、金森が胸トラップで収めてゴール方向に。マークにつく吉田に左足でクリアされてしまったが、これがGKランゲラックの頭上を越してゴールマウスに吸い込まれ、オウンゴールで1点差に詰め寄った。
これで勢いづいた福岡はレジェンドの城後を送り込み、反撃ムードを高めたが、名古屋がこれ以上の反撃を許さず、2-1で勝利。マッシモ・フィッカデンティ監督体制3年目の今季を見事に白星スタートで切った。
アビスパ福岡 1-2 名古屋グランパス
【福岡】
OG(後37)
【名古屋】
マテウス(前4、後10)
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