レーティング:ボルシアMG 0-2 マンチェスター・シティ《CL》

2021.02.25 07:20 Thu
Getty Images
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ボルシアMGvsマンチェスター・シティが24日に中立地ブダペストのプスカシュ・アレーナで行われ、アウェイのシティが0-2で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
PR
▽ボルシアMG採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
1 ゾンマー 5.0
失点はいずれもノーチャンス。セービングは安定もリスタート時に相手の圧力を感じて効果的にボールを繋げず
DF
18 ライナー 5.5
粘りの守備対応に加え、スペースに飛び出していく意識は高かった。ただ、プレー精度の部分で相手に劣る

(→ラザロ 5.0)
攻撃面を期待されて投入されたが、直後の失点によって難しい展開に

28 ギンター 5.5
ボックス内で繊細かつ身体を張った守備で粘る。ただ、繋ぎの部分では相手の嫌らしい守備に苦しめられた
30 エルベディ 5.5
ギンターと共に粘りの守備を見せた。失点場面ではカンセロのパーフェクトクロスに屈したが、後半立ち上がりに見事なスライディングでジェズスの決定機を阻止

25 ベンセバイニ 5.5
一対一の守備で劣勢も最後のところで何とか耐えた。得意の左足のキックを生かす場面はほぼなかった上、不用意なバックパスでジェズスに決定機を献上

MF
8 ザカリア 5.5
中盤でギュンドアンを監視。守備で強度を保ち、後半は幾度かカウンターの場面で良い絡みを見せた

6 クラマー 5.0
中盤の底でスペースを埋めつつ要所で前に出て献身的に守備をした。ただ、1失点目の場面のパスは軽率だった

32 ノイハウス 5.5
中盤で攻守両面にハードワークをこなしたが、相手とのクオリティの差を感じさせられる一戦に

FW
23 J・ホフマン 5.0
カンセロのマークという難しいタスクを任されたが、チーム全体のレベルの差もあって個人としては攻守に不完全燃焼の試合に

(→ヴォルフ -)

13 シュティンドル 5.0
最前線で起点役を期待されたが、相手のセンターバックコンビに封殺される。フラストレーションが溜まる形でピッチを後に

(→エンボロ 5.0)
展開的に裏のスペースを狙いづらいこともあり、見せ場を作れず

14 プレア 5.0
惜しいシュートを1本放ったが、ウォーカーとのマッチアップで終始劣勢を強いられた

(→テュラム 5.0)
簡単に潰されるなど切り札としては物足りないプレー内容だった

監督
ローゼ 5.0
やりたいことは理解できたが、個々のクオリティ、チームとしての完成度の差があまりに大きかった

▽マンチェスター・シティ採点
(C)CWS Brains,LTD.

GK
31 エデルソン 6.5
相手の狙っていた背後のスペースを的確な飛び出しで阻止。ラストプレーの場面で唯一の枠内シュートを見事に阻止

DF
2 ウォーカー 7.0
攻守両面でハイパフォーマンスを披露。守備の切り替えや球際の強度ではジンチェンコやカンセロら後輩にまだまだ譲らず

3 ルベン・ジアス 6.5
相手の狙いをしっかりと見極めて最終ラインをほぼ完ぺきに統率。ビルドアップの場面でもいつも通り貢献

14 ラポルテ 6.5
相手のアタッカーに対してそつなく対応。ストーンズを凌駕するまでには至らないが、バックアッパーとしては及第点以上の出来だった

27 カンセロ 7.5
繋ぎ崩しの局面で司令塔としての才能を遺憾なく発揮。2ゴールを演出した

MF
20 ベルナルド・シウバ 7.0
珍しいヘディングで1ゴール1アシスト。守備ではジェズスと共にファーストディフェンダーとして機能。得点以外でも気の利くプレーが光った

16 ロドリ 6.5
最後の場面での不用意なバックパスはトーナメントでやってはいけない軽率なプレーだった。ただ、それ以外では好パフォーマンスを披露

8 ギュンドアン 6.5
相手の中盤に徹底監視に遭った中、黒子としての役目を完遂し周囲をうまく生かす。守備の切り替えも素晴らしかった

FW
7 スターリング 6.0
決定的な仕事はできなかったが、序盤は鋭い仕掛けで相手の脅威に

(→マフレズ 5.5)
仕留めるチャンスでフィニッシュまで至らなかったが、逃げ切りに貢献

ガブリエウ・ジェズス 6.5
値千金の追加点を奪取。前線からの強度の高い守備と、最終ラインとの駆け引きでじわじわ消耗させた

(→アグエロ -)

47 フォーデン 6.5
フィニッシュのフィーリングは今一つもほぼミスのない繋ぎと献身的な守備で勝利に貢献

(→フェラン・トーレス -)

監督
グアルディオラ 6.5
イングランドのトップカテゴリー所属チームで初の公式戦アウェイ12連勝達成。攻守両面で相手を圧倒する完勝

★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
カンセロ(マンチェスター・シティ)
攻守両面で異次元のパフォーマンスを見せた多才なサイドバックが文句なしのMOM。ペップから授けられた“カンセロロール”を完遂し、相手のバランスを崩す決定的な役割を見事にこなした。

ボルシアMG 0-2 マンチェスター・シティ
【マンチェスター・シティ】
ベルナルド・シウバ(前29)
ガブリエウ・ジェズス(後20)

PR
関連ニュース

「後悔することは何もない」ロドリはCL準々決勝敗退に落胆も「明日にはまた立ち上がらなければ…」

マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが、チャンピオンズリーグ(CL)での敗退を嘆いた。クラブ公式サイトが伝えている。 ロドリは17日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのレアル・マドリー戦で先発した。 1stレグは3-3のドローに終わり、勝者がベスト4入りを果たす状況で12分に失点を許したシティだったが、76分にMFケビン・デ・ブライネのゴールで同点。その後は互いにスコアを動かせずPK戦に突入したが、MFベルナルド・シウバ、MFマテオ・コバチッチのシュートがストップされたことで3-4の敗戦となった。 CLベスト4へあと一歩及ばなかったロドリは落胆を露わにしつつも、すぐにこの挫折から立ち直る必要があると強調している。 「あまり言うことはない。レアル・マドリーやチームメイトの努力を祝福するよ。 僕たちはすべてを出し尽くした」 「後悔することは何もない。これがフットボールさ。これはこの大会での優勝がいかに難しいかを示していると思う。僕たちは昨シーズンにそれを達成できたけど、今日起きてしまったことは正直言って悔しい」 「時には説明が難しいこともあると思う。それでも明日には、この負けを消化しなければならない。明日にはまた立ち上がらなければならないんだ。なぜなら、まだ2つの大会が残っているからね」 「僕たちにはポジティブなメンタリティが必要だ。今は見つけるのが難しい野望をここから探さなければならない。そして、明日にはそれが見つかるだろう」 2024.04.18 13:25 Thu

「本当に誇り」シティとの激闘制したマドリー、ベリンガムもCL準決勝進出に喜び爆発「ハードワークする必要があったけど…」

レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガムが、チャンピオンズリーグ(CL)準決勝進出に満足感を示した。『UEFA.com』が伝えている。 ベリンガムは17日に敵地で開催されたCL準々決勝2ndレグのマンチェスター・シティ戦で先発。1stレグを3-3で終え勝利が必要な一戦はFWロドリゴ・ゴエスのゴールで先制するも、後半に追いつかれるとその後はスコア動かず決着はPK戦へ。マドリーは1人目のMFルカ・モドリッチが失敗となったが、アンドリー・ルニンが2本のシュートをストップするとその後はベリンガム含む全員が成功し、CL準決勝進出を決めた。 加入初年度からCL準決勝進出を経験することになったベリンガムは、強敵を下したパフォーマンスに誇りを示している。 「試合には多くのことを注ぎ込んでいたから、ホッとしたよ。以前に僕がシティと対戦したときは、あと一歩で何かを手に入れられると思ったところから、突然それを奪われたことがあった。彼らに勝つためには、本当にハードワークしなければならない。試合に勝てたことは大きな収穫だ」 「信じられない気分だよ。こうした瞬間は魔法のようなものだ。細部を正しく理解して、PKのような瞬間も冷静さを保っていた。今日は弟がここにいて、マドリーでプレーする僕を初めて見てくれたんだ。本当に誇りに思う」 「マドリーで自分のキャリアが始まっていくなんて、夢にも思っていなかった。このクラブにいられて感謝しているし、この先もずっと続いていくことを願っているよ」 2024.04.18 12:25 Thu

「素晴らしい経験だった」PK戦の末にCL準決勝進出のマドリー、大仕事のルニンは「すべてうまくいった」

レアル・マドリーのウクライナ代表GKアンドリー・ルニンが、チャンピオンズリーグ(CL)で勝ち抜けに貢献したことを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 GKティボー・クルトワの長期離脱もあり今季多くの試合でゴールマウスを守るルニンは、17日に敵地で開催されたCL準々決勝2ndレグのマンチェスター・シティ戦でも先発。1stレグを3-3で終え勝利が必要な一戦は両者譲らず、1-1のスコアでPK戦へ。マドリーは1人目のMFルカ・モドリッチが失敗となったが、ルニンが2本のシュートをストップするとその後は全員が成功し、激闘に終止符を打った。 CL準決勝進出の立役者となったルニンは、チーム全員で掴み取った勝利だと強調しつつ、大舞台での活躍を喜んでいる。 「CLのアウェイマッチで120分もプレーするのは初めてで、疲れたよ。勝利のため本当に頑張る必要があったけど、チームは一生懸命走り、準決勝進出のため戦っていた」 「PK戦ではピッチに残っていた選手全員が準備できていたから、そのうちの一つに賭けるしかなかった。幸運にも、うまくいったね。ベルナルド・シウバのシュートを止めるため、僕は中央に留まっている必要があった」 「時には、自分の力を出し切って戦い抜かなければならない試合がある。常にボールを持ってプレーしたり、ピッチ上で最高のチームになったりすることはできないんだ。僕にとって素晴らしい経験であり、チームは120分間信じられないほど努力していた」 「今日のマン・オブ・ザ・マッチはチーム全体だよ。僕たち選手は常に一緒に話し、コーチングスタッフもみんなを助けてくれた。僕らはうまい選択ができたし、すべてうまくいったんだ」 2024.04.18 11:40 Thu

PK戦までもつれ込む激闘制してCL準決勝進出のマドリー、アンチェロッティ監督「このシャツに求められる姿勢と献身を見せた」

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)での激闘を制したことを喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 17日、敵地で開催されたCL準々決勝2ndレグにおいてマンチェスター・シティと対戦したマドリー。1stレグを3-3で終え勝利が必要な一戦、12分にFWロドリゴ・ゴエスのゴールで先制するとその後はリードを守りハーフタイムへ。しかし後半に失点を許すとその後はスコア動かずPK戦までもつれ込んだが、GKアンドリー・ルニンが2本のシュートをストップしたことで勝利を掴んだ。 死闘を制してCL準決勝進出を決めたアンチェロッティ監督は、最後まで献身的な姿勢を見せたチームを称えている。 「ここから生きて帰る方法は一つだけだった。序盤に得点できたのは良かったし、その後はリードを守るため献身的なプレーを見せていたと思う。よく守り、粘り強く戦う必要があった。より良いプレーができたと思うが、守備は見事だった」 「このシャツに求められる姿勢と献身を見せたと思う。この大会は我々にとって特別であり、いつもみんなが期待していないようなものを見せてくれる。誰もが我々を見限っていたと思うが、チームはまだここにいる」 「とても嬉しいが、とても疲れてもいる。準決勝進出は非常に重要で、今は祝わなければならないが、明日からは日曜日の試合に向けてしっかり準備する必要があるだろう。クラシコはリーグにとって極めて重要だからね」 2024.04.18 10:55 Thu

「後悔はない」CL連覇ならずのシティ、グアルディオラ監督はPK戦での敗戦に「ベストを尽くしたが十分ではなかった」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、レアル・マドリー戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 17日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグが行われ、シティはホームでマドリーと対戦した。 1stレグは3-3のドローに終わっており、勝利した方がベスト4入りを果たす中、試合は12分にロドリゴ・ゴエスのゴールでマドリーが先制する。 リードを許したシティだったが、76分にケビン・デ・ブライネが同点ゴール。その後は互いにスコアを動かせず、延長戦も戦ったのちにPK戦へ。しかし、GKアンドリー・ルニンにベルナルド・シウバ、マテオ・コバチッチのシュートがセーブされ、3-4で敗戦。連覇の夢が潰えることとなった。 シティが優勢に進めていた試合だったが、マドリーの堅い守備を崩すことができず。試合後、グアルディオラ監督はマドリーを祝福し、自分たちはやりきったと語った。 「レアル・マドリーにおめでとうと言いたい。彼ら信じられないほどの団結力で、非常に深く守っていた」 「我々は全てをやった。やってきたことに後悔はない」 「監督として、我々は常に全ての試合でより多くの得点を生み出し、失点を少なくしようと努めている。それが勝利につながるからだ。我々は守備でも攻撃でも全てやり遂げた」 「彼らは良いゴールを決めた。2、3、4回のトランジションがあったが、彼らのクオリティを考えれば、このレベルでは正常だ」 「我々は全てのところで素晴らしいプレーをした。残念ながら勝つことはできなかったが、それが現実だ」 PK戦は今シーズン3度目。コミュニティシールドのアーセナル戦では敗れ、UEFAスーパーカップのセビージャ戦では勝利。3度目はまたも敗れることとなった。 グアルディオラ監督はPK戦はそういうものと割り切りながらも、その前に決着をつけるべきだったとコメント。ただ、チームとしてはやり切ったことを主張した。 「そういうものだ。PKで勝つこともあれば、そうでないこともある」 「我々のプレーは前にやるべきだった。我々はチャンスをものにできなかったし、トランジションを本当によくやっていた」 「みんなレベルが高かった。レアル・マドリーに勝つためには、ベストを尽くす必要があった。我々はベストを尽くしたが、それだけでは十分ではなかった」 <span class="paragraph-title">【動画】熱戦はPK戦にもつれこみ、マドリーに軍配</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JnFKdl4WsKA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.04.18 09:20 Thu
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly