カリアリ、1月に契約延長したディ・フランチェスコ監督を解任!後釜はセンプリチ氏か

2021.02.22 23:00 Mon
Getty Images
カリアリは22日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督(51)を解任したことを発表した。

かつてサッスオーロやローマなどを率いたディ・フランチェスコは2020年8月、2年契約でカリアリの監督に就任。今年1月に2023年まで契約を延長した同監督だが、先日行われたセリエA第23節終了時点で3勝6分け14敗で18位に沈んでおり、昨年11月末の勝利を最後に16試合未勝利という悲惨な状況だった。
なお、イタリア『フットボール・イタリア』によると、クラブは後任として昨年2月までSPALを率いていたレオナルド・センプリチ氏(53)の招へいを検討しているという。
関連ニュース

低調ナポリ、ラストプレー被弾で逃げ切り失敗… カリアリにドロー【セリエA】

ナポリは25日、セリエA第26節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。 前節ジェノアに辛くもドローとした9位ナポリ(勝ち点36)はマッツァーリ監督を解任し、現スロバキア代表指揮官のカルツォーナ監督を招へい。そして4日前に行われたチャンピオンズリーグのバルセロナ戦ではオシムヘン弾でドローに持ち込んだ。そのナポリはオシムヘン、クワラツヘリア、ラスパドーリの3トップとする[4-3-3]で臨んだ。 19位カリアリ(勝ち点19)に対し、序盤の主導権争いを経てナポリは28分、ラスパドーリのミドルでGKを強襲した中、32分に失点しかける。FKをヘディングでクリアにかかったラフマニがオウンゴールを献上しかけたが、VARでオフサイドがあったと判定され助かった。 42分にはGKメレトが飛び出して無人となったゴールにルブンボのヘディングシュートでゴールに迫られるも枠を外れ、ゴールレスで前半を終えた。 枠内シュート1本、決定機なく迎えた後半もナポリは主導権を掴みきれない。 65分にようやくCKからオシムヘンがヘディングで枠内シュートを放ったナポリは、直後に先制する。敵陣でボールを奪ったラスパドーリの右クロスをオシムヘンがヘッドで押し込んだ。 一瞬の隙を突いてスコアを動かしたナポリは終盤、90分にポリターノ、追加タイム4分にシメオネに追加点のチャンスが訪れるも決めきれず。 するとラストプレーの追加タイム6分にまさかの被弾。ロングボールの目測をファン・ジェズスが誤ると、ルブンボに決められて同点とされてしまった。 このまま1-1でタイムアップ。勝ち点2を失っている。 2024.02.26 01:02 Mon

辞任要請のラニエリ監督、選手たちの説得で残留を決意…

カリアリを率いるクラウディオ・ラニエリ監督は、16日の公式会見で辞任を撤回し、チームに残留することを明かした。 ラニエリ監督は昨年12月末に、1年でのセリエA復帰を目指しながらもファビオ・リベラーニ前監督の下、セリエBで14位に低迷していたカリアリの新指揮官に就任。 1988年に監督を務め、セリエC1からセリエAまで引き上げ、監督として自身の名をあげた古巣復権を託された中、レギュラーシーズンで9勝8分け2敗の見事な戦績を残し、昇格プレーオフ圏内の5位でフィニッシュ。さらに、プレーオフでは準決勝でパルマ、決勝でバーリを下して1年でのセリエA復帰に導く卓越した手腕を発揮した。 しかし、復帰1年目となった今季は開幕から9戦勝利なしと低迷すると、その後も不安定な戦いが続き、現在は降格圏の19位。直近10試合ではわずか2勝止まりで、目下4連敗中だった。 この成績を受けてラニエリ監督は、10日に行われたラツィオ戦の翌日に選手たちに辞任を決断したことを明かしたが、選手たちからの説得により考え直したとようだ。 「チームにはショック療法が必要だと伝えた。私は辞任すると伝えたが、選手たちはそれを反対した。彼らは戦おうと言い、私もそう思った。だから彼らに『わかった、この任務を成し遂げるために戦おう』と伝えたんだ。その後、彼らはトレーニングに戻りたいと言ったので、今はここに残ることにしたんだ」 「(ウディネーゼ戦は)かなり厳しい試合になるだろうが、何とか良い結果をホームに持ち帰りたい」 「私は大丈夫だよ。多くの監督は、日曜日のミーティングの時点でチームのサポートを受けられなかっただろうね。私はすごく落ち込んでいたけれど、選手たちが私に大きなモチベーションを与えてくれた。"一緒に戦おう "と言ってくれたんだ」 2024.02.17 06:30 Sat

マルコ・ログが7年半ぶりに古巣ディナモ・ザグレブに帰還…金子拓郎&荻原拓也と共闘へ

ディナモ・ザグレブは12日、カリアリから元クロアチア代表MFマルコ・ログ(28)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。背番号は「14」に決定。契約期間は2025年1月までとなる。 18歳の時にクロアチア3部リーグでプロデビューを飾ったログは、2013-14シーズンに17ゴールを記録し、翌シーズンに1部のRNKスプリトに移籍。さらに翌年には名門ディナモ・ザグレブに加入するなど、母国で順調にステップアップ。 その後、2016年夏に加入したナポリやレンタル先のセビージャでは思うような活躍ができず。2019年夏には買い取り義務付きのレンタルでカリアリ入り。 その新天地では加入1年目にセリエA30試合に出場するなど、主力として活躍。だが、以降は2度の右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷にも見舞われ、苦しい日々が続いていた。 攻撃的MFやセントラルMFを主戦場に、攻撃センスと打開力、高強度の守備にも定評がある28歳は、金子拓郎、荻原拓也の日本人2選手も在籍する古巣で再起を図る。 2024.02.13 22:50 Tue

インモービレがセリエA通算200ゴール! ラツィオがカリアリに快勝、終盤出場の鎌田はポスト直撃シュート【セリエA】

ラツィオは10日、セリエA第24節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、3-1で快勝した。ラツィオのMF鎌田大地は78分から出場している。 前節アタランタに完敗した9位ラツィオ(勝ち点34)はインモービレが先発に戻り、フェリペ・アンデルソン、イサクセンと共に3トップを形成した。 前節ローマに完敗して3連敗の18位カリアリ(勝ち点18)に対し、ボールを持つ入りとなったラツィオは7分、ディフェンスライン裏を取ったインモービレがGK強襲のシュートを浴びせて牽制した。 その後も自陣に引いてカウンターを狙うカリアリを押し込むラツィオは21分にイセクセンがドリブルシュートでオンターゲットを記録。 すると26分FKの流れからボックス左のイサクセンのクロスがオウンゴールを誘った。先制したラツィオがハーフタイムにかけても主導権を握った中、追加タイムのピンチではラパドゥーラのヘディングシュートをGKプロベデルがファインセーブで凌ぎ1点のリードを保って前半を終えた。 迎えた後半、開始4分にラツィオがリードを広げる。イサクセンのシュートをGKが弾いたルーズボールをインモービレがねじ込んだ。 インモービレのセリエA通算200ゴール目が生まれたものの、2分後に1点差とされる。ガエターノに見事なミドルシュートを決められた。 その後、GKプロベデルが好守でピンチを2つ凌ぐと、65分に3点目。フェリペ・アンデルソンがボックス左に侵入してカットインシュートを決めきった。 そして78分、公式戦6試合ぶりの出場となった鎌田が左インサイドに投入されると85分、鎌田に絶好機。ボックス左からのカットインシュートがポストを掠めた。このまま3-1で快勝としたラツィオが勝利を取り戻している。 2024.02.11 00:59 Sun

愛弟子に0-4で完敗…老将ラニエリが古巣ローマのデ・ロッシ新監督に賛辞「もうアドバイスは必要ないね」

カリアリのクラウディオ・ラニエリ監督が、古巣ローマを率いるダニエレ・デ・ロッシ監督を称えた。 5日、カリアリはセリエA第23節でローマと対戦。首都は敵地スタディオ・オリンピコへと乗り込んだサルデーニャ島の雄だったが、結果は0-4の完敗となった。 かつてローマを2度指揮した老将ラニエリ監督は、試合後イタリア『スカイ・スポーツ』のインタビューで「我々は一歩たりとも彼らに近づけなかった」と、愛弟子デ・ロッシ新監督率いるローマの戦いぶりを称賛した。 「全ては窓の外だった。ローマは自分たちがカリアリより強いことを証明したわけだ。まずは彼らにおめでとう。我々としては、早く立ち直って、セリエA残留のために強いスピリットを示す必要がある」 「ローマについてもう少し? 我々は何度も素早くサイドを使われた。彼らのクオリティは決定的なものとなりつつあるね。一歩たりとも彼らに近づけなかったと言える」 “デ・ロッシ監督に何かアドバイスはありますか?” 「彼に私から? いやいや、彼はもう私のアドバイスなんか必要ないね(笑) 彼は強敵と対戦するなかでも、手元の選手たちに優れたパフォーマンスを発揮させているじゃないか。もうそろそろ“慣らし運転期間”は終わったかな…これからより強い相手との対戦もあるだろう。ダニエレの幸運を祈っているよ」 ローマはデ・ロッシ監督就任からセリエA3連勝で暫定5位とし、チャンピオンズリーグ(CL)圏内浮上も捉える位置に。次節は10日、本拠地で首位インテルと…第24節最大のビッチマッチが控えている。 2024.02.06 13:55 Tue
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly