トレーニングマッチ勝利の鹿島、勝ちにこだわったザーゴ監督は開幕へ意気込む「来週1週間で微調整をしていけたら」
2021.02.21 21:15 Sun
鹿島アントラーズのアントニオ・カルロス・ザーゴ監督が、水戸ホーリーホックとのトレーニングマッチを振り返った。
鹿島は21日、2021シーズンの開幕を1週間後に控えた中、水戸とのトレーニングマッチを行った。
45分間の試合を4本行ったトレーニングマッチ。1、2本目は非公開となった中、3、4本目はメディアとファンクラブ会員に配信で公開された。
3、4本目は前半にエヴェラウドのゴールで先制するも、後半に同点とされる。しかし、土居聖真が得たPKを上田綺世がしっかりと決め、2-1で勝利を収めた。
この日のトレーニングマッチを振り返ったザーゴ監督は1、2本目にも言及。「1本目、2本目は若い選手で挑んで勝てて終えられた。相手のプレッシャーに臆することなく前半は1-0で、後半もチャンスはあったが決めきれなかった」と振り返った。
コンディション面については「コンディションというところでは、アントラーズだけでなく全チーム同じ状況だと思う。この時期に100%合わせるチームはいない」と語り、「昨日のゼロックス・スーパーカップの川崎フロンターレとガンバ大阪を見ても、昨シーズン対戦した時の試合のリズムでは全くなっていなかった。強度も含めて。それは当たり前のことだと思う」と、他のJ1クラブを見ても感じることだとし、「徐々にみんな体を作って、ボールのフィーリングも試合をして戻していくことになるのが普通のことだ」と、開幕で100%のフィジカルコンディションになることは通常ないとの見解を示した。
また、内容については「狙うところはプレスをかけてくる相手で、ラインが高く、背後を狙うということを意識してやってもらった」とし、攻撃陣に求めていたことをコメント。一方で、パスのミスについて厳しい言葉を残した。
「ピッチ内のゾーンによってはパスミスをしてはいけなかったり、パスの選択を間違えてはいけないところがある。それが失点や、相手に2回ぐらいカウンターをされた。それは自分たちが与えてしまったことで、改善しなくてはいけない」
「基本的なセオリーは守らないと、なかなか向上するのは難しくなる。それをシーズンを通して減らすようにしなくてはいけないし、徹底的に指導しないといけない」
この試合では、プレスの流れからエヴェラウド、そしてPKで上田がゴールを奪い、2得点を決めて勝利を収めた。攻撃面の評価については「今日に関しては、ラストパスなどがタイミングが合わなかったり上手くいかなかった。今日はキャンプの最終日だと選手たちに言っていた。キャンプの締めくくりの試合を勝って終わるという単純な目標達成を要求した。その1つの目標は達成できたと思う。練習試合としてできた」と、まずは目標だった勝利を手にしたことを評価。「また、チャンスも作れているので大きな心配はない。あとは精度を上げるだけなので、来週1週間で微調整をしていけたらと思っている。感覚的なものを取り戻さないといけないし、そう簡単に戻るわけではないので、しっかりやっていきたい」と、開幕に向けて強い意気込みを語った。
鹿島は21日、2021シーズンの開幕を1週間後に控えた中、水戸とのトレーニングマッチを行った。
3、4本目は前半にエヴェラウドのゴールで先制するも、後半に同点とされる。しかし、土居聖真が得たPKを上田綺世がしっかりと決め、2-1で勝利を収めた。
この日のトレーニングマッチを振り返ったザーゴ監督は1、2本目にも言及。「1本目、2本目は若い選手で挑んで勝てて終えられた。相手のプレッシャーに臆することなく前半は1-0で、後半もチャンスはあったが決めきれなかった」と振り返った。
また、公開された3、4本目については「3本目、4本目は2本目の途中から出ている選手が先発した。今は開幕の1週間前だが、まだフィジカル的に、我々だけでなく全てのチームがフィットしきれていない状況でスタートしていくだろう。シーズンを通して上手く活躍していけるようになればと思う」と語り、残りの1週間でよりコンディションを上げたいと語った。
コンディション面については「コンディションというところでは、アントラーズだけでなく全チーム同じ状況だと思う。この時期に100%合わせるチームはいない」と語り、「昨日のゼロックス・スーパーカップの川崎フロンターレとガンバ大阪を見ても、昨シーズン対戦した時の試合のリズムでは全くなっていなかった。強度も含めて。それは当たり前のことだと思う」と、他のJ1クラブを見ても感じることだとし、「徐々にみんな体を作って、ボールのフィーリングも試合をして戻していくことになるのが普通のことだ」と、開幕で100%のフィジカルコンディションになることは通常ないとの見解を示した。
また、内容については「狙うところはプレスをかけてくる相手で、ラインが高く、背後を狙うということを意識してやってもらった」とし、攻撃陣に求めていたことをコメント。一方で、パスのミスについて厳しい言葉を残した。
「ピッチ内のゾーンによってはパスミスをしてはいけなかったり、パスの選択を間違えてはいけないところがある。それが失点や、相手に2回ぐらいカウンターをされた。それは自分たちが与えてしまったことで、改善しなくてはいけない」
「基本的なセオリーは守らないと、なかなか向上するのは難しくなる。それをシーズンを通して減らすようにしなくてはいけないし、徹底的に指導しないといけない」
この試合では、プレスの流れからエヴェラウド、そしてPKで上田がゴールを奪い、2得点を決めて勝利を収めた。攻撃面の評価については「今日に関しては、ラストパスなどがタイミングが合わなかったり上手くいかなかった。今日はキャンプの最終日だと選手たちに言っていた。キャンプの締めくくりの試合を勝って終わるという単純な目標達成を要求した。その1つの目標は達成できたと思う。練習試合としてできた」と、まずは目標だった勝利を手にしたことを評価。「また、チャンスも作れているので大きな心配はない。あとは精度を上げるだけなので、来週1週間で微調整をしていけたらと思っている。感覚的なものを取り戻さないといけないし、そう簡単に戻るわけではないので、しっかりやっていきたい」と、開幕に向けて強い意気込みを語った。
|
関連ニュース