【EL結果まとめ】ユナイテッドやスパーズ、ローマ順当勝利も主力起用のレスターやナポリが取りこぼし…

2021.02.19 07:25 Fri
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ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の1stレグが18日にヨーロッパ各地で行われた。
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グループステージを勝ち抜いた24チームと、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ3位敗退となった8チームを合わせた計32チームで争われるラウンド32。
新型コロナウイルス感染拡大による各国の渡航制限の影響などによって今ラウンドでは一部の試合が中立地での開催となった。

レアル・ソシエダvsマンチェスター・ユナイテッド、ベンフィカvsアーセナルのイベリア半島勢とイングランド勢による2試合は、ユベントス・スタジアム(トリノ)、スタディオ・オリンピコ(ローマ)といずれもイタリアで開催。

優勝候補筆頭のユナイテッドはポグバやカバーニら一部主力を欠くも、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォードを起点としたユナイテッドの高速アタックが猛威を振るい、スペイン国内では堅守を売りとするソシエダをB・フェルナンデスの2ゴールなど大量4ゴールを奪って4-0の快勝を収めた。
一方、グル-プステージ唯一の全勝チームとなったアーセナルは今週末にプレミアリーグで首位のマンチェスター・シティとのビッグマッチを控えた中、直近のリーズ戦と全く同じ11人を起用。試合を通してボールを支配して主導権を握った中、不運なハンドで与えたPKを決められて先制を許すも、失点直後にサカが決めたゴールによってアウェイゴールを手にしての1-1のドローで来週にギリシャで開催されるホームゲームにの臨むことになった。

また、ヴォルフスベルガー(オーストリア)とのアウェイゲームを中立地のハンガリーで戦ったトッテナムは、ケインら一部主力を温存した中、ベイルの1ゴール1アシストなど攻撃陣揃い踏みとなる4-1の快勝でベスト16進出に王手をかけた。

モルデ(ノルウェー)とのアウェイゲームを中立地のスペインで戦ったホッフェンハイムは前半に3ゴールを挙げて余裕の試合運びを見せたが、後半にダブールがPKを失敗したことで、流れを失うと後半半ばの短時間に2失点を喫した結果、アウェイゴール3つを奪うも3-3のドローに終わっている。

優勝が期待されるセリエA勢ではローマが指揮官の古巣であるブラガ(ポルトガル)にジェコとマジョラルのゴールで2-0の先勝を収めたが、今週末にインテル、アタランタと上位対決を控えるミランとナポリは、痛恨の取りこぼしに。

多数の主力を温存してツルヴェナ・ズヴェズタ(セルビア)戦に臨んだミランは、1点のリードの状況で相手に退場者が出た中で試合終了間際に失点を喫し、アウェイゴール2つを奪ったものの、消化不良の2-2のドローとなった。

一方、主力を起用してグラナダとのアウェイゲームに臨んだナポリは攻守両面で振るわず、初出場のグラナダに0-2の完敗を喫している。

そのほかの強豪チームではプレミアリーグで3位に位置する好調のレスター・シティは、ヴァーディやマディソン、ティーレマンスと主力を起用し、勝ちに行ったスラビア・プラハ(チェコ)とのアウェイゲームをフラストレーションが溜まる0-0のドローで終えている。

また、昨季8強のレバークーゼンがスイス王者ヤング・ボーイズとのド派手な撃ち合いで3-4の敗戦。レッドブル・ザルツブルクとビジャレアルの強豪対決は、決定力の差で勝ったビジャレアルがアルカセル、フェル・ニーニョの2ゴールで先勝。今季、リーグ・アン首位のリールと強豪アヤックスの一戦は、ホームのリールが先制もアヤックスが試合終盤にタディッチのPK弾など2ゴールを奪って逆転勝利を収めている。

最後に、今ラウンドに唯一参戦しているMF三好康児擁するベルギーのアントワープは、今季絶好調のレンジャーズ(スコットランド)相手に善戦も、試合終盤の連続失点が響き3-4の敗戦を喫している。なお、三好は試合終了間際の91分に途中出場している。

◆ラウンド32・1stレグ◆
▽2/18(木)
ディナモ・キエフ 1-1 クラブ・ブルージュ

ブラガ 0-2 ローマ
FCクラスノダール 2-3 ディナモ・ザグレブ
オリンピアコス 4-2 PSV
レアル・ソシエダ 0-4 マンチェスター・ユナイテッド※
スラビア・プラハ 0-0 レスター・シティ
ヴォルフスベルガー 1-4 トッテナム※
ヤング・ボーイズ 4-3 レバークーゼン
ツルヴェナ・ズヴェズタ 2-2 ミラン

アントワープ 3-4 レンジャーズ
ベンフィカ 1-1 アーセナル※
ザルツブルク 0-2 ビジャレアル
モルデ 3-3 ホッフェンハイム※
グラナダ 2-0 ナポリ
マッカビ・テルアビブ 0-2 シャフタール・ドネツク
リール 1-2 アヤックス

※中立地開催

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ユナイテッドと俊英メイヌーの新契約交渉が続く 夏までの決着目指す

マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表MFコビー・メイヌー(18)に契約延長の動きが続いているようだ。 チームとして低空飛行が続き、個人としてもケガで出遅れた今季だが、復帰してからは才能を輝かせ、中盤で定位置をがっちりと掴んだメイヌー。デンマーク代表MFクリスティアン・エリクセンをベンチに追いやるほどのブレイクぶりは3月のイングランド代表デビューにもつながり、飛躍の1年と言っていい。 今やユナイテッドで今後が楽しみな逸材の1人としてだけでなく、イングランド全体でもホットな若き才能の1人としてみられるようになるなか、ピッチ外ではクラブとの新契約を巡る噂もちらほら。そして、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が最新情報を共有している。 2月に初期交渉の両者は現在、今夏までの決着を目指してさらに話し合いを進め、新契約の内容は年俸アップにプラスして、いくつかのアドオンが付いたものに。サー・ジム・ラトクリフ共同オーナーが会長を務めるイギリスの多国籍化学企業『INEOS』は新プロジェクトの顔の1人にと考えているそうだ。 18歳とは思えぬ落ち着いたボール捌きで一線を画す存在となり、アルゼンチン代表MFアレハンドロ・ガルナチョ、デンマーク代表FWラスムス・ホイルンドとともに復権のキーマンとして注目されるメイヌー。契約内容がどうであれ、これからが楽しみな逸材だ。 2024.04.17 12:55 Wed
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