古巣リバプールに敗れ、肩を落とすライプツィヒ守護神グラーチ「後半の10分間で全て変わった」

2021.02.17 13:00 Wed
Getty Images
RBライプツィヒで守護神を務めるハンガリー代表GKペーテル・グラーチが、チャンピオンズリーグ(CL)でチームが犯したミスを悔やんだ。クラブ公式サイトが伝えている。

リバプールに所属した過去もあるグラーチは、16日に行われたCLラウンド16・1stレグで先発出場。この試合は新型コロナウイルス(COID-19)の影響により中立地であるハンガリーのブタペスト開催となっており、グラーチにとっては故郷での一戦となった。
しかし、試合ではMFマルセル・ザビッツァー、DFノルディ・ムキエレがそれぞれ致命的なミスを犯したこともあり2失点。反撃に転じるも最後まで得点は奪えず、0-2で敗戦した。

故郷への凱旋、さらに古巣相手の試合で良い結果を残せず、ベスト8への進出も厳しい状況となったことに対して、グラーチも試合でのミスが痛恨だったと嘆いている。

「僕たちは試合で非常に良いスタートを切れたし、早い段階でリードを奪うチャンスもあった。信じられないようなクオリティを持つチームとの対戦だとは、事前に分かっていたんだ。リバプールを相手にしたら、どんなに小さなミスでも罰せられてしまうだろう」
「前半は互角の勝負だったと思う。しかし、後半の10分間で全てが変わってしまった。残念なことに、この2失点は試合を完全に間違った方向に向けてしまったと思う。他ならぬ僕たちのせいだ。でも、それがフットボールでもある」

また、グラーチは2ndレグに向けた意気込みも表明。後半失点を喫した後の戦い方を自信にしたいと語った。

「後半最後の30分は、2ndレグに向けて良い自信になるはずだ。試合の行方を分からなくするような、良いチャンスもあったしね。2ndレグではまず先制点をマークして、自分たちの道を取り戻すため戦いたい」
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