トゥヘルのケパ起用に驚くネビル氏「チェルシーでの時間は終わったと思っていた」
2021.02.16 12:58 Tue
マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏はチェルシーが再びスペイン代表GKケパ・アリサバラガにチャンスを与えたことを驚いている。イギリス『ミラー』が伝えた。
しかし、今年1月にランパード前監督が解任され、トーマス・トゥヘル監督が新たに就任したことで、風向きが変わりつつある。15日に行われたプレミアリーグ第24節のニューカッスル戦で、ケパは第5節以来の先発出場。好セーブを見せ、チームのクリーンシート達成に貢献している。
このケパの起用について、イギリス『スカイ・スポーツ』に出演していたネビル氏は、サプライズだったとコメント。スペイン代表GKはチェルシーから去ると確信していたと語っている。
「ケパのスタメンは大きな出来事だ。私はすでに彼の最後のプレーを見たつもりだったからね。トーマス・トゥヘルが就任してからのチームは枠内シュートを打たれる数が少ない。彼はケパを起用する場合にも、それを続けていく必要がある」
「これまでのケパはトップクラスのGKとなるには不十分だったと言わざるを得ないだろう。正直なところ、彼は守護神の座を下りた後、クラブから去るものだと思っていた」
また、ネビル氏はトゥヘル監督がケパを起用した理由について言及。大きく分けて、3つの理由があるだろうと推測している。
「1つ目はクラブからの『大金を払って獲得した選手からベストを引き出してほしい』という願いだろう。2つ目はトゥヘルが誰にでもチャンスを与える指揮官という点だ。そして、3つ目は前監督がベストを引き出せなかった選手でも、自分なら改善できると考えるトップ監督ならではの傲慢さゆえだろう」
「ケパがチェルシーで運命を好転させたら、私は驚くだろうね。彼は私が考えるベストなGKとは異なるんだ。GKはボックスの中で、絶対的な存在である必要がある。でも、彼はそうではない」
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ケパは2018年夏に7100万ポンド(現レートで約104億円)で、アスレティック・ビルバオからチェルシーに移籍。GK史上最高額の移籍金だったこともあり、高い期待がかけられていたが、昨シーズンから不安定なパフォーマンスが続くと、今シーズンはフランク・ランパード前監督の信頼を失い、GKエドゥアール・メンディにポジションを奪われていた。このケパの起用について、イギリス『スカイ・スポーツ』に出演していたネビル氏は、サプライズだったとコメント。スペイン代表GKはチェルシーから去ると確信していたと語っている。
「ケパのスタメンは大きな出来事だ。私はすでに彼の最後のプレーを見たつもりだったからね。トーマス・トゥヘルが就任してからのチームは枠内シュートを打たれる数が少ない。彼はケパを起用する場合にも、それを続けていく必要がある」
「特に、トップクラスの指揮官は自分の手で選手を改善させられると信じているものだ。だから、トゥヘルもケパの調子を上げられると思っているのかもしれない」
「これまでのケパはトップクラスのGKとなるには不十分だったと言わざるを得ないだろう。正直なところ、彼は守護神の座を下りた後、クラブから去るものだと思っていた」
また、ネビル氏はトゥヘル監督がケパを起用した理由について言及。大きく分けて、3つの理由があるだろうと推測している。
「1つ目はクラブからの『大金を払って獲得した選手からベストを引き出してほしい』という願いだろう。2つ目はトゥヘルが誰にでもチャンスを与える指揮官という点だ。そして、3つ目は前監督がベストを引き出せなかった選手でも、自分なら改善できると考えるトップ監督ならではの傲慢さゆえだろう」
「ケパがチェルシーで運命を好転させたら、私は驚くだろうね。彼は私が考えるベストなGKとは異なるんだ。GKはボックスの中で、絶対的な存在である必要がある。でも、彼はそうではない」
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