アーセナル、オーバの初ハットでリーズとの打ち合い制す! 4戦ぶり白星でベンフィカ&シティ戦へ弾み《プレミアリーグ》
2021.02.15 03:30 Mon
プレミアリーグ第24節、アーセナルvsリーズ・ユナイテッドが14日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが4-2で勝利した。
リーグ戦2連敗で直近3試合未勝利と不調に逆戻りの11位アーセナル(勝ち点31)は、10位のリーズ(勝ち点32)を相手に4戦ぶりの白星を目指した。
0-1で敗れたアストン・ビラ戦からは先発5人を変更。出場停止明けのGKレノ、ダビド・ルイスが復帰したほか、ラカゼットとペペ、負傷のトーマスに代わってオーバメヤンとセバージョス、加入後初先発のウーデゴールが起用された。
球際でのバトルを得意とするアウェイチームに対して、立ち上がりから真っ向勝負を挑んだホームチームが立て続けにフィニッシュまで持ち込んでいく。
すると、その勢いのまま早い時間帯にスコアを動かす。13分、ガブリエウ、スミス・ロウ、ジャカとワンタッチのパスが繋がり、ボックス手前左でボールを持ったオーバメヤンがドリブルで内へ切り込むと、DF2枚の間を抜く絶妙な右足のグラウンダーシュートをニア下に流し込んだ。
対して出ばなをくじかれたリーズは最前線のバンフォードになかなか良い形でボールが入らず、攻撃はラフィーニャらの個人技頼みという苦しい状況が続く。26分にはそのラフィーニャのお膳立てからボックス左でフリーのハリソンにシュートチャンスも、ここはシュートにパワーを出せず、GKレノに難なくキャッチされた。
前半半ばから終盤にかけても主導権を握るアーセナルは35分、ボックス内に抜け出したサカがDFクーパーと交錯してPKを獲得。だが、オンフィールドレビューの結果、ノーファウルの判定に覆る。
しかし、直後の39分にはボックス内でバックパスの処理をもたついたGKメリエに猛然とプレッシャーをかけたサカが先にボールを突っついたところを倒されて今度こそPKを獲得。これをキッカーのオーバメヤンがきっちり決めて追加点を奪取した。さらに、45分にはサカのボックス内での果敢な仕掛けを起点に波状攻撃に転じ、セバージョスの技ありの股抜きパスに反応したベジェリンがゴール右からGKの股間を抜くシュートを突き刺し、リードを3点に広げてハーフタイムを迎えた。
らしくない戦いぶりで苦境に立たされるアウェイチームはハーフタイム明けにクリッヒ、ハリソンに代えてロバーツ、エウデル・コスタを同時投入。
対して同じメンバーで臨んだアーセナルは後半も早い時間帯にゴールをこじ開けた。47分、セドリックとスミス・ロウのカウンタープレスでショートカウンターに転じてボックス左に侵入したスミス・ロウがファーに走り込むオーバメヤンへ絶妙なクロスを供給すると、これをエースがダイビングヘッドで合わせてプレミアリーグで初となるハットトリックを達成した。
これで完全に試合は決まったかに思われたが、不屈の闘志を持ち合わせるタフなビエルサのチームはこのまま終わらない。
失点直後の49分にラフィーニャがチームに喝を入れる強烈なミドルシュートでGKレノを脅かすと、58分にはラフィーニャの左CKをニアに飛び込んだストルイクがマークに付いたダビド・ルイスを吹き飛ばしての豪快なヘディングシュートで反撃の狼煙を上げるゴールを奪う。
さらに69分には左サイドでの細かい繋ぎからラフィーニャのスルーパスに抜け出したロバーツがボックス左ライン際からマイナスに折り返したボールを、ゴール前に走り込んだエウデル・コスタが右足で合わせて2点目を奪い切った。
この連続ゴールによって完全に勢いづくリーズを前に防戦一方のアーセナルは、ウーデゴールに代えてエルネニーを投入し、何とか試合を落ち着けにかかる。
さすがにリーズの運動量も落ち始めたことで、試合終盤は互いに決定機を作り合うオープンな展開に。リスクを冒して攻めるリーズが3点目に迫る一方、アーセナルもカウンターからオーバメヤンのポスト直撃のシュートやセドリックの強烈なミドルシュートで5点目に近づく。
試合最終盤にかけても白熱の攻防が繰り広げられたが、リーズの追撃を何とか振り切ったアーセナルが4-2で試合をクローズ。悩めるエースのハットトリックの活躍で難敵を撃破したアルテタ率いるチームは4戦ぶりの白星を手にし、ヨーロッパリーグ(EL)のベンフィカ戦、リーグ戦のマンチェスター・シティ戦に向けて弾みを付けた。
リーグ戦2連敗で直近3試合未勝利と不調に逆戻りの11位アーセナル(勝ち点31)は、10位のリーズ(勝ち点32)を相手に4戦ぶりの白星を目指した。
球際でのバトルを得意とするアウェイチームに対して、立ち上がりから真っ向勝負を挑んだホームチームが立て続けにフィニッシュまで持ち込んでいく。
すると、その勢いのまま早い時間帯にスコアを動かす。13分、ガブリエウ、スミス・ロウ、ジャカとワンタッチのパスが繋がり、ボックス手前左でボールを持ったオーバメヤンがドリブルで内へ切り込むと、DF2枚の間を抜く絶妙な右足のグラウンダーシュートをニア下に流し込んだ。
エースの見事な一撃で先手を奪ったアーセナルは以降もプレー強度を落とすことなく積極的に追加点を目指す。
対して出ばなをくじかれたリーズは最前線のバンフォードになかなか良い形でボールが入らず、攻撃はラフィーニャらの個人技頼みという苦しい状況が続く。26分にはそのラフィーニャのお膳立てからボックス左でフリーのハリソンにシュートチャンスも、ここはシュートにパワーを出せず、GKレノに難なくキャッチされた。
前半半ばから終盤にかけても主導権を握るアーセナルは35分、ボックス内に抜け出したサカがDFクーパーと交錯してPKを獲得。だが、オンフィールドレビューの結果、ノーファウルの判定に覆る。
しかし、直後の39分にはボックス内でバックパスの処理をもたついたGKメリエに猛然とプレッシャーをかけたサカが先にボールを突っついたところを倒されて今度こそPKを獲得。これをキッカーのオーバメヤンがきっちり決めて追加点を奪取した。さらに、45分にはサカのボックス内での果敢な仕掛けを起点に波状攻撃に転じ、セバージョスの技ありの股抜きパスに反応したベジェリンがゴール右からGKの股間を抜くシュートを突き刺し、リードを3点に広げてハーフタイムを迎えた。
らしくない戦いぶりで苦境に立たされるアウェイチームはハーフタイム明けにクリッヒ、ハリソンに代えてロバーツ、エウデル・コスタを同時投入。
対して同じメンバーで臨んだアーセナルは後半も早い時間帯にゴールをこじ開けた。47分、セドリックとスミス・ロウのカウンタープレスでショートカウンターに転じてボックス左に侵入したスミス・ロウがファーに走り込むオーバメヤンへ絶妙なクロスを供給すると、これをエースがダイビングヘッドで合わせてプレミアリーグで初となるハットトリックを達成した。
これで完全に試合は決まったかに思われたが、不屈の闘志を持ち合わせるタフなビエルサのチームはこのまま終わらない。
失点直後の49分にラフィーニャがチームに喝を入れる強烈なミドルシュートでGKレノを脅かすと、58分にはラフィーニャの左CKをニアに飛び込んだストルイクがマークに付いたダビド・ルイスを吹き飛ばしての豪快なヘディングシュートで反撃の狼煙を上げるゴールを奪う。
さらに69分には左サイドでの細かい繋ぎからラフィーニャのスルーパスに抜け出したロバーツがボックス左ライン際からマイナスに折り返したボールを、ゴール前に走り込んだエウデル・コスタが右足で合わせて2点目を奪い切った。
この連続ゴールによって完全に勢いづくリーズを前に防戦一方のアーセナルは、ウーデゴールに代えてエルネニーを投入し、何とか試合を落ち着けにかかる。
さすがにリーズの運動量も落ち始めたことで、試合終盤は互いに決定機を作り合うオープンな展開に。リスクを冒して攻めるリーズが3点目に迫る一方、アーセナルもカウンターからオーバメヤンのポスト直撃のシュートやセドリックの強烈なミドルシュートで5点目に近づく。
試合最終盤にかけても白熱の攻防が繰り広げられたが、リーズの追撃を何とか振り切ったアーセナルが4-2で試合をクローズ。悩めるエースのハットトリックの活躍で難敵を撃破したアルテタ率いるチームは4戦ぶりの白星を手にし、ヨーロッパリーグ(EL)のベンフィカ戦、リーグ戦のマンチェスター・シティ戦に向けて弾みを付けた。
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